カテゴリー別アーカイブ: 基礎知識

日米会談を利益につなげる注目ポイント

2017.02.15
prof_okumura

From:奥村尚
東京のオフィスより、、、

おはようございます。

先週末は日米のトップ会談が
大きく取り上げられたニュースとなりましたね。

ゴルフが良い悪いとか、そのゴルフ場がどうこう、
という事ばかり目立ちました。

事前の注目点として、
無理難題を押し付けられるのか否か、
にも注目があつまりました。

が、相場に携わる者の視点として、
もっと別の事に注目すべきです。

今回は、副首相も同行した、という点です。

麻生副総理の同行は、
既に1月の時点で米国の要請があり、

日本も歓迎する、として、
訪米の予定がニュースされていましたね。

なぜ、そんな事が注目すべきことなのでしょうか?

日本においては副総理は、
内閣総理大臣が欠けたときに
臨時に代行をする第一順位の国務大臣として
指定されています。

安倍総理と麻生副総理が行動を共にすると、
もし二人に同時に何かあると
国家としてリーダーが不在になります。

かつて、トップ二人が同時に
同じ国にいった事があったでしょうか?

そのリスクをとってまで、
米国の要請に応じたという事になります。

一方、そんなことは米国は百も承知で招待をした。

これは、何を意味するのでしょうか。

蜜月です。

双方とも、良い関係をアピールしたい。
決まりきっています。

米国が、トップ二人を招待しておいて、
厳しい課題を突き付けるはずがないのです。

つまり、トップの二人が行くと決まった段階で、
もう会談の成功は見えていたことになります。

案の定、日経平均で400円も相場が上がりましたね。

したがって、2月10日の相場の高騰は、
その前からわかりきったこと、だったのです。

麻生副総理は、ペンス副大統領と
経済分野の意見交換をしたそうですが、
具体的な突っ込んだ話もしたかもしれません。

例えば、鉄道網とか、人工知能の利用とか、
そういった分野での協力を
話したのではないかと僕は予想します。

と、すると。。。。

相場に立ち向かうものとしては、
ニュースは、このように読んでみると、
案外役に立つと思います。

また次回をお楽しみに。

奥村尚


トレードに影響大!EUの展望を予測するために

2017.02.08
prof_okumura

From:奥村尚
ブダペストのホテルより、、、

おはようございます。

僕は、先週から中欧で経済の
取材を行っているのですが、

1週間ほどチェコ(プラハ)に滞在したあと、
週末にドナウ川を船で下って
ハンガリー(ブダペスト)に移動してきました。

このチェコとハンガリーは類似点があります。

まず、
どちらの国もEU加盟国でありながら
通貨としてのユーロを導入できていない事。

ユーロを導入できないのは
財政赤字が理由です。

マーストリヒト基準といいますが、
赤字国債の新規発行額は
GDPの3%以内に抑える必要があるのですが、
それができていないのです。

実際には街中では
ユーロが流通していて
支払いもカードも
ユーロで済みますが、

小さな商店や地下鉄などでは
現地通貨が必要です。

もうひとつは旧ソ連の影響です。
東欧という共産圏を構成していたのですね。

チェコはプラハの春を旧ソ連が介入し
秘密警察が支配する暗黒の時代になりました。

ハンガリーは
ハプスブルグ帝国で
栄えたのですが

一次大戦で負けた影響で弱体化し
結局ナチスと同盟しソ連と闘います。

戦後はソ連に占領され
支配されました。

どちらの国もロシアに対する
(悪い)感情には特別なものがあります。

東欧とひとくくりにもできません。

日本にいるとあまり気が付かないのですが、

チェコ/ハンガリ―と
ルーマニア/ブルガリアの間には
大きな経済格差があります。

一人あたりGDPはチェコ17600ドル、
ハンガリー1万2300ドル、
下はルーマニア9000ドル、
ブルガリアの6800ドルです(2016 IMF発表)。

国家間で数倍の格差がある。
それがEUなんですね。

ちなみに日本は3万2500ドルで、
フランスやイスラエルより下、
イタリアより上といった位置にいます。

さて、EUを離脱する英国の
最大の理由は移民受け入れでした。

EUは域内国籍をもっていれば、
好きな国に住んで働くことができます。

これは、北海道で生まれて東京で
仕事する事と同じように見えますが、
大きな相違があります。

言葉と制度です。

日本で生まれた限りは日本語を話し、
日本人として受ける法的権利は
どこで生まれても同じですね。

 しかしEUでは各国の制度法律が違うので、
問題が発生しています。

生活保護、子ども手当、社会福祉の制度は
豊かな英独は整っており魅力的なのです。

結果、ルーマニア、ブルガリアから、
英独に移民が殺到しました。

例えばロンドンは人口が増えすぎて
朝の電車は山手線並みの混雑になり、
英語を話せない人が急増し、
病院も待ち時間が倍になりました。

あまり報道されていませんが、
日本もとばっちりを食っています。

2011年以降、英国は人口増加を抑制するため
EU以外からの移民(日本や米国を含む)を
厳しく制限しているのです。

米国で博士号を取得した
高学歴の科学者は移民できず、

無職の英語を話せない
ポーランド人が無条件に移民できるのです。

これに加えて、難民受け入れの問題があります。

EU加盟国は割り当てルール(ダブリン協定)があるのですが、
どう適応するかの法律そのものは
各国で定めているので、うまく機能していません。

年間10万人にも上る難民受け入れを
どう受け入れるか、

今後ルール改変を含めて
EU離脱の選択が各国で議論されるでしょう。

まず移民問題があってその先に難民問題がある。

今年の大きな流れを理解するうえで、
記憶されておくと良いと思います。

今年は、欧州は選挙ラッシュです。

3月のオランダ総選挙、
フランスの4-6月の大統領選と議会選挙、
9月の独連邦選、

今後のEUの方向を、
もしくはEUの存在そのものがどうなるか、
わかってくる年になります。

ブレクジットの時のように、
相場も大きく動く可能性があります。

デイトレードをやっている人には
待ち遠しくて仕方ないのではないでしょうか。

肝心の欧州の経済ですが、
また機会をあらためて、ご報告したいと思います。

では、次回をお楽しみに。

奥村尚

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注意しなければいけない注文ルール

2017.02.01
prof_okumura

from:奥村尚
プラハのホテルより、、、

現在、プラハに滞在しております。
こちらの様子もお伝えしたいところですが、
それはまた来週以降に。

本日は、
僕が主催する運用塾の生徒さんからの
質問について書いていこうと思います。

推奨銘柄を買うのに、上昇機運の中では
なかなか思った通りの指値で買えない。

買おうとした銘柄が、
どんどん値を釣り上げているのが歯がゆい。
ということでした。

指値で買い注文を(たとえば1週間の期間で)
出した場合、

その後1週間で一瞬でもその指値以下になれば
確実に購入できるので(特に急がなければ)、
だいたい買えるのですが、

買おうと思った日に限って
買えるまで相場を見ているし、
その相場がどんどん上昇してゆくのを見るので、

なかなか買えない、
どんどん上がってしまうから
今すぐ買わないと、、、、
と焦る、ということだろうと思います。

どうせいずれ下がって
買う機会が訪れる可能性が高いわけですが、
トレードを業としているのでなければ、

1回や2回、買えなくても別に。
と割り切ってよいと思います。

ところで、
成り行きで注文を出せば
確実に寄り付きで買えるのですが、
指値より割高になることが多いですね。

成り行きは、
いくらでも良いから買いたい、という注文。

指値は、
たとえば買う時900円で指値すると、
900円以下で買う=900円より高い価格では買わない、
という注文です。

実は、
寄り付きが買指値より安くなる場合、
指値注文より成り行き注文が優先されるので
指値より有利になります。

どういうことかというと、
成り行き注文はその全部を寄り付きで
処理することになっている(東証)ので、

寄り付きで確実に買う場合は、
成り行きで注文するに限ります。

成り行きの注文が全数処理されたあと、
まだ売り注文が残っている場合は、
残る売り注文が買指値と対当されて注文が成立します。

つまり、
寄付きよりと同じ価格以上で
買指値をしているにもかかわらず、

指値注文であるがゆえに寄付きでは
約定されないケースが起こるのです。

少し複雑ですが、
板寄せによる価格形成の仕組み上、こうなります。

この板寄せ、寄り付きと
引けの際に処理される基本ルールです。

こうした取引所における注文のルールは、
かなり明確に公表されていますね。

私もお伝えしたうえで、
いろいろなアドバイスしていますが、
皆様も一度よく確認してみる事をお勧めします。

では次回もお楽しみに。

奥村尚


知らないでは済まされないロスカットの注意点

2016.11.23
prof_okumura

From:奥村尚
都内のオフィスより、、、

おはようございます。
奥村です。

突然ではありますが…

みなさん、ボージョレヌーボーのみましたか?

11月第3木曜日。
飛行機便なので割高な気がしつつも、
つい乗せられて毎年買ってしまいます。

毎年「偉大な..」評価されていますが、
いつも同じ(よく言えば新鮮な)味。

でも損した気にならないのは、
どこかに満足感があるからなんでしょうね。

損といえば、株の損は実に損した気分になりますね。
今日は、「損」について掘り下げてみます。

先週は売りに関する実務的な計算をお伝えしました。

その中で、上げの利食いの計算と、
下落時(もしくは相場上昇に関わらず手持ち株が上がらない時)の
損切の計算の考え方が異なることをお伝えしました。

では、なぜ、
こうしたいろいろなノウハウや本が(あまり)ないのでしょう?

理由はいろいろあるのですが、
まず、”こうしたノウハウを示せる需要が少ない事”でしょう。

「買い」であれば、株に興味のある誰でも対象になり、
相手が多いのですが、

「売り」となると、
既に買っている人だけが対象になりがちなので、
需要相手(マーケット)が極端に小さくなり、
商売にならないことがあげられます。

もうひとつは、
買い手法の欠点があらわになることでしょう。

あるノウハウや手法に従って買った場合、
買った値段よりも安くってしまうケースがあります
(供給者からみるとこれは困る)。

そこでノウハウ提案者は考えます。

買いは売りを伴わなければ損が確定しない。
損が確定しないうちは
(トレード途中であり損ではないのだから)、
要するに欠点は表に出ないので都合が良いのです。

欠点が出ないように
こっそり工夫をして実績をアピールして、
いかにも成果が出た、という手法はゴロゴロありますね。

トレードは、勝率100%というのはあり得ません。
損もするものです。
(実は勝率100%のトレード手法は、
絵に描いた餅で良ければ存在しますが、ここでは触れません)。

トレードで成功するには、「損をしない事」ではなく、

「損を受け入れ損をコントロールすること」なのです。
(勝率を上げることは最重要ですが、今回は触れません)。

トレードで成果を上げるには、
まずは損失を大きくしない事が重要です。
特に、一回のトレードで大きな損をさせてはいけません。

  * * *

たとえば、一回15% 損するとしましょう。
100が100×0.85=85になりますね。

すると次(2回目)は”85″からのスタートになります。

2回続けて失敗すると: 85×0.85 =72.3 です。

3回続けて失敗すると: 72.3×0.85=61.4 になります。

つまり…

元本の4割近くを失うのです。

もし、1000万円運用していると、
3回の失敗で”614万円”になります。
これは厳しい数字です。

新しい元本614万円を昔の元本1000万円に戻そうとするなら、
⇒ 1000÷614=1.63

実に“63%”も稼がないといけません。

しかも、それだけ稼いで昔の元本に戻るだけ、
という精神的なきつさもあるでしょう。

 * * *  

では、どのくらい損してきたら売りを意識するとよいのでしょうか?

これは、人によります。
投資資金の規模、目的、投資期間、ベテランか初心者か。。。

  * * *

それでは答えが見えないので、
「個人投資家、初中級、運用資金1000万円」という前提で、
模範的な答を考えてみます。

ズバリ、1回のトレードの損失5%以内
(多い人でも10%以内)だと思います。

1回の損失が5%であれば、
4回連続損しても、

100×.95×.95×.95=85.7%です。

1000万円が857万円に減りますが、

これを1000万円に戻すためには、
新しい元本857ですから、
1000÷857=1.17

たった”17%”稼げば元に戻るのです。

この程度であれば、失敗したやり方を反省し、
新しい挑戦をする気になるでしょう。

うまくいけば1回の勝ちで挽回できますから。

(ちなみに、1回10%の損失だと、
3回連続して失敗すると
1000万円は729万円になります。

元本回復まで
1000÷729=37.2%
稼ぐ必要があります。

このくらいまでの負けが、今後も気力が続く限界と想像します。)

  * * *

こうした損切売りは“機械的に判断する”に限ります。

思い入れ=思い込みで
損が拡大する事がありますから、

気持ちで左右されないように、
あらかじめ決めたルールにより
機械的に判断するのが良いのです。

ここまで説明してきたロスカットの考え方は
“マネーマネジメント”と呼ばれているノウハウで、
とても重要です。

これができている人と、できない人は、
継続的な成果が断然違ってくるのです。

株は、まずは「買い」から入りますから、
「買い」に重点があるのは当然です。
良い銘柄さえ選べば必ず得をする。

しかし、失敗を失敗と機械的に認識し、
それを上手に処理することもまた、
「明日のために」必要なのです。

明日がある事。
それが、成功の秘訣だと思います。

それでは、次回をお楽しみに

奥村尚

PS.
今週末の私のセミナーですが
キャンセルの方がいらっしゃいましたので
現在、2席空きがあるそうです。

分かりやすく伝えようとしても
文章ではなかなか難しこともあります。

今日のブログだって話せば5分もかからない
内容ですがこれだけの長文になってしまいます。

投資・金融についての面白い話を
たくさんしようと準備しておりますので
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実例で見る、売りの判断とその理由

2016.11.16
prof_okumura

From:奥村尚
都内のオフィスより、、、

おはようございます。
奥村です。

大統領選から、はや1週間。
相場も激震から激伸へ、ものすごい変わりようですね。

大統領選のような相場の場合、
事前にいくらまで下がるか(上げるか)、
下げたその後どうなるか、
明確にシナリオを組み立てると、成功しやすくなります。

先週、このブログでも少しだけ触れましたし、
僕が主宰する塾のfacebookでも買いの商品や
タイミングをサポートしましたが、儲けていただけたようです。

さて、先週にお伝えしたように、売りについて書かせていただきます。

売るからには理由がありますね。

ひとつは利食い、もうひとつは損切です。
では、どれだけ高く(安く)なったら、売ればよいでしょう。

みなさんは、どうやって判断されていますか?

僕の推奨銘柄であれば、
目標株価とその達成可能性が数値化されているので
わかりやすいのですが、それがなくっても、大丈夫。

実例で説明しましょう。
簡略化するため手数料や税金は考えません。

* * *

例1.
2月17日に1000円で東証一部のA社株を買いました。
4か月後の6月16日にA社株は1100円になりました。
今1100円で指値で売れるものとします。

<計算>
(1100-1000)=100円が利益です。
収益率は、100円÷1000円=10%ですね。
4か月(3分の1年)で達成できるのですから、
年率に直すとその3倍、30%になります。

<判断>
売り、が良いと思います。

年率30%は十分に利益があると考えてよいので
売る価値がある、と判断できます。

* * *

例2.
A株はもっと上がると思い6月16日に売らず
10月16日まで待ってみました。
10月16日は1010円になりました。

<計算>
(1010-1000)=10円が利益です。
収益率は、10円/1000円=1%ですね。
5か月(5/12 年)で達成できるのですから、
年率に直すと(12/5 掛けて)2.4%になります。

待つか?売るか?迷いますね。

<判断>
売り、が良いと思います。

「あぁ、6月に売っておけばよかった」
5か月も株式をもって2.4%しか利益がないのはものたりない。
それでも損が発生しないうちに売る価値がある、と判断できます。

* * *

損が発生するケースを考えてみます。

例3.
A株をずっと持ち続け、11月16日に950円になりました。

<計算>
(950-1000)=-50円が利益(つまり損失50円)になります。
損をしている東証1部株はTOPIXと比べてみます(TOPIXは実数をいれました)。

topix A株
2月17日 1282 1000
6月16日 1241 1100
10月16日 1352 1020
11月16日 1401 950

2月27日を100とすると、こうなります(指数化といいます)。
topix A株 差(%)
2月17日 100 100 0
6月16日 96.8 110 +13.2
10月16日 105.5 102 -3.46
11月16日 109.3 95 -14.3

<判断>
売り、が良いと思います。

株式が市場平均に-10%以上負けている場合、
通常は売り、と判断してよいでしょう。

* * *

いかがでしたか。実は最後の例3には続きがあります。

特定の銘柄Aが市場より大きく下げてい場合、
それはA社固有の理由で下げていると判断できますね。

その理由が瞬間で終わるのか
長期化しているかを明確に特定することもできます。

また、僕の推奨銘柄の場合は到達株価と
その到達可能性を数値にしているので、
売りの判断は容易です。

こうしたトピックは、また別の機会にしたいと思います。

それでは、次回をお楽しみに。

奥村尚

PS.
現在募集中のセミナーでは
僕の推奨銘柄の考え方を説明していきます。

銘柄推奨の裏付けとなる理論や
システムを解説するようなセミナーは
なかなか無いと思います。

こういったプロの考え方を学ぶことは、
個人投資家のみなさんにも
とても役立つ知識となるはずです。

もちろんその他金融関連の話も
僕なりに凝縮してお伝えする予定ですので
楽しみにご参加ください!

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どんな時も存在する売買の2つの価値要素

2016.11.09
prof_okumura

From:奥村尚
都内のオフィスより、、、

おはようございます。
奥村です。

昨夜から本日にかけてビッグイベントがありますね。

もしかすると、既に始まった開票の速報が
どんどん届き始めているのではないかと思います。
今回は8年に1回の本当の大統領選、
前回は初の黒人大統領誕生の時でした。

今回は相場としては懸念材料視され、
この数日も大きく市場を動かしてきたイベントです。

しかし、今日を過ぎると、どっちがなるにせよ決まります。
不透明感がなくなるわけです。

もしBRexitの時のように1000円も下げるようなことがあれば、
絶好の買い時になるでしょう。

僕も、おそらく徹夜で、TVに見入っている事だと思います。
このようなイベント時の市場の動きにはいつも興奮してしまいます。

また来週以降にでも僕なりの見方と感想を書かせていただきますね。

さて、本日は売りについてです・・・

株の売買(あるいは先物やオプションの売買)
いいかえるとトレードは、
二つの価値要素があると思うのです。

ひとつは、トレードそのものを味わい楽しむ価値です。
もうひとつは、経済利益の実現です。

トレードを味わい楽しむ価値というのは、
趣味に近いもので、お金には代えがたいものでしょう。

数年前、僕がファンドを組成した時、
知人に会社を起業しその会社を上場(IPO)させて
成功した方がいたので、

僕のファンドに運用資金を出資して頂けないか
持ちかけたことがあります。

その方に
「あなたにお金を預けると楽して増やせるのは
 承知しているが、私の楽しみをとらないで欲しい」
と、やんわり断られました。

その方は、自分でトレードをしたいのですね。
これは、パチンコと似ています。

自分でプレイするからこそ、楽しい、
そんな要素が、トレードでは存在します。

もうひとつの、経済利益の実現。
これについては、言うまでもないことでしょう。
投資資金をつぎ込む以上、一定の儲けがないと
やる意味がありません。

安く買い高く売る(もしくは高く売り安く買う)
というのがトレードの基本です。

これをやって利益を確定できて、
はじめてトレードという仕事をお金に変換できるのです。

買い、については、いろいろな流派があり、
何を買うか、いつ買うか、いくらで買うか、を
決定する方針や考え方は
恐ろしいほどたくさんあり、
優位性を競っています。

(買いの)銘柄選定の名人、
(買いの)鉄人のような方は
よくネットで見かけますし、
ノウハウ本もたくさんありますね。

ところで売り、はどうでしょうか? 
買いの情報に比べ、遥かに少ないのではないでしょうか?

買いと売りは、一対になるもの。
どちらの重要性も同じはずです。

しかし、
(売りの)超人、(売りの)達人のような方は、
なかなかみかけません。
本も、みかけません。

なぜ、売りに関する達人がいないのでしょう。
売りに徹した本がないのでしょう。

上手に売るノウハウはあるのでしょうか?

これについては、少し長くなるので、次回にお伝えしたいと思います。
では、来週をお楽しみに。

奥村尚

PS.
先月行なった私のセミナーが
再び開催できることになりました。

またブログの読者のみなさんに
お会いできることになり
とてもうれしく、楽しみにしています。

私の運用システムの説明と合わせて
金融の本質的なところを
かいつまんでお伝えします。

開催は月末ですので、
そのころには大統領選の経過を踏まえて
お話も出来るかと思いますので、
興味のある方は是非ご参加ください。

コチラからお申込みください