カテゴリー別アーカイブ: 相場の仕組み

[Video]これから使える空売りのチャートパターン

2017.11.16
koushi_fujii01

From:藤井百七郎
名古屋の自宅より、、、

おはようございます。
藤井です。

日経平均はひと頃の上昇ムードから
下落にトレンド転換してきているようですが、

下降といっても良い感じで押し目を
付けているように見えています。

ただ高値圏であるのは間違いないので、
下げ止まるまではどのような個別銘柄が
空売りに適しているのか、動画で解説します。

↓ ↓ ↓ ↓ ↓

下げ止まりの予測は難易度が高いと思いますが、
ここで解説したシンプルな動画パターンを頭に入れて
トレードに励んでいただければと思います。

藤井百七郎

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「ある動き」によるものでした。

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市場の「暗示」を知る方法

From:奥村尚
スペイン、バルセロナより、、、

いま、欧州に来ていて、
独立問題の渦中の場所を見にきています。

「バルセロナでは市中あちこちで通行止めがあって、
 その先にはストライキをした市民のデモが起こっている。
 それを軍隊が見守っている。」

などと言われていますが、

そんなニュースはガセネタではないか?
と思えるほど、平穏な感じです…

ただ、これも、
本日だけが平穏なのかもしれません。

さて、ファイナンスの世界では、
impliedという言葉があります。
これは、僕の大好きな単語です。

impliedは、日本語に訳した途端、
異なる意味になる可能性の高い単語でもあります。

日本語では「空気を読む(今なら流行語の忖度か)」という意味ですが、
英語の文章的にはこうした場合、
たぶんread between the line
(言外の意味を読む)なんて言い方でしょうか。

unspoken ruleとか、
bro(girl) codeなども、
暗黙の…と訳されます。

こうして日本語の訳から類義語を探していくと、
impliedの持つ意味とは、どんどん離れていく感じがあります。

「暗示する」という訳では、
時にsilentという単語も用いますが、
相場のフロントにいる僕としては
これも静的すぎてちょっと違う感じがします。

やはり、相場には
impliedという単語が最もしっくりきます。

impliedというのは、
暗に「示唆する」という意味合いを
強く持っているからです。

「債券相場が暗に示唆する為替レートはxx」
とか表現するとわかりやすいでしょうか。

しかし、この例えでは本来、
債券市場は為替市場に
圧倒的にインパクトを与えますので、

示唆する間接性というよりは
より直接的な影響になるので、
暗に…という意味は含まれないわけです。

ここが少し難しいのですが、
相場では、
もっとインダイレクトな事柄にimpliedを使います。

例えば、こんな例では、
「示唆する」という意味がぴったりです。

英国の公認賭け屋*(bookmaker,bookie.)では、
一定の参加者が考え、
金をかけて正しい事を主張し、
そしてギャンブル的要素を楽しむ仕組みを
つかさどっています。

*英国では賭けは合法で外国人も(もちろん日本人も)
参加する権利がある=ブッキングに参加できます。
広く参加者を募ることで、市場が形成され、オープンで公平な取引が出きるというわけです。
これは東証と似ていますね。ついでに書くと、その時のオッズで確定して買う指値(Fixed-odds betting)と
投票だけしておき、オッズは締め切り時の今はまだわからないオッズで買う成行(Starting price)の2つの
賭け方があります。これも株と似てますね。

ロンドンでは、最大手William Hillや
Ladbrokersといったブックメーカーは、
店舗は探さなくても自然に目に入ってくる、
日本でいえば宝くじ売り場のような存在です。

よく例に出されるのは、
オリンピックで金メダルを取る選手は誰か、
という賭けです。

まだ出場選手すらきまっていませんが、
わかりやすくスケート競技で、
こんなデータが出ていたとしましょう。

選手        オッズ
ネイサンチェン   3.5
羽生結弦      6.0
フェルナンデス   8.5

オッズが出ていると、確率が計算できます。

ある事象が起こる確率を P とすると、
Pが起こらない確率は 1-P になります。

その事象のオッズはこの2つの値の比
P/(1-P)として計算できます。

Odds = P/(1-P)

P=Odd/(1+Odds)

ここで求めたPこそ、市場が示唆する確率です。

オッズ1.0で確率50%
オッズ4.0で確率20%
オッズ8.0で確率11%と計算できます。

オッズ8.00(確率11%)で1ポンドをかけておくと、
当たった場合、掛け金1に加えて、
1/0.11≒9 ポンドを受け取ります。

1 かけると、10 戻ってくるんですね。
8:1 とか、8/1 という表記をする賭け屋もいます。

英国競馬でも同様の表記で賭けをおこなっています。

このような『市場が示唆する原理』を利用して、
オプション取引の価格(プレミアムといいます)を使って、

市場が示唆する価格変動率
(インプライド・ボラティリティ)を求め、
その大きさをリスク指標にする手法は、

シカゴ市場の恐怖指数(VIX指数)として
あまりに有名です。

次週、VIXに関する話を掘り下げます。
お楽しみに。

奥村尚

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昨日の「半値戻し」をどう見るか?

2017.11.08
prof_okumura

From:奥村尚
東京のオフィスより、、、

おはようございます。

昨日、日経平均は22937円という
高い位置で取引を終えました。

トランプ大統領が初来日。

心配していた貿易摩擦をことさら拡張することもなく、
二国間貿易の具体策に入ることもなく、
満足して去っていった・・・

その事への市場の評価もあったのでしょう。

ところで、昨日の引け値は、
最高値とその後の最安値の丁度中間で、
いわゆる「半値戻し」の地点に近い着地でした。

相場では、
経験則が重視されることが多いのですが、
賢者は歴史から学ぶ。

あれこれ考えるより、
格言に従ってみていきましょう。

半値戻しは、2通りの解釈があります。

一つ目は、
下落相場では、半分まで戻したのち、
また下落するという意味になります。

もう一つの解釈は、
半分まで戻したら、元の値が見えてくるので、
元まで戻りやすい・戻ったも同然、という意味です。

どちらにいくかわかりにくい時は、
出来高を見るとよいとされます。

昨日の出来高は、1110千株。
ここ2週間は出来高を伴って上げています。

この場合、上昇機運があると読めることになり
ポジティブな判断を取ることになります。

後者の判断ですね。

とすると、かなり期待できることになります。

ドル円相場の動向は
株価を大きく左右しますので、
今後期待通りいかない可能性は多々あります。

この10月を例にとると、
1円、円安になると
日経平均は450円程度
情報に押し上げられる関係がありました。

こうした通貨ペアを考えて、
株式の戦略をとると、
良いトレードにつながると思います。

では。また次回。

奥村尚

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相場は強すぎ?割高時の戦略は◯◯

2017.11.01
prof_okumura

From:奥村尚
東京のオフィスより、、、

おはようございます。

相場、強いですね。

16連騰の後、10月25日にいったん途切れたものの、
一気に22000円台に乗せ、下げらしい下げもなく、
今に至っています。

ところで、

「株価=PER×EPS 」に分解できます。

EPSは一株当たりの利益です。
株価が、EPSの何倍になっているかの尺度がPERです。

EPS、つまり「企業の儲けた利益」が多くなれば、
株価は上がります。

上場企業の決算は好調ですし、
利益がある企業の株価は上がって当然ですから、
直感的にもわかりやすいですね。

一方、PERが上がっても株価は上がります。

同じ利益の会社でも、
株価が違うのは割高さが異なるからですね。

PERは、バリエーション(株価が相対的に割安か割高か)の
尺度です。

日経平均でいうと、

9月20の時点で
EPSは1415円、PER14.34倍
(したがって株価は1415×14.34=20310円)

だったものが、

10月31日の時点では、
EPSは1435円、PER 15.33倍
(したがって株価は1435×15.33=22011円)

でした。

10月は、稼ぎの尺度であるEPSは大して変わっていないのに、
バリエーションの尺度であるPERが割高になったので
株価が上昇したという説明になります。

割高といっても、1か月前より割高、ということだけです。
この世は全て相対です。

アベノミクスの期間平均では、
PERは15倍を超えていますから、

PER15.33倍は並であり、
むしろ1か月前が割安であっただけ、
という見方もできます。

この流れは、昨日の下げでスタートした相場でさえ、
結局はほとんど下げで終わらなかった動きに
象徴されるように、流れ、トレンドであるといえます。

何が原因であったかという事は
後解釈でどうでも説明が付けられますが、

とにかく、
その流れは止まっていないことは明らかです。

相場では、こうした流れに乗ることは重要であり、
流れにヘタに逆らって、
売り向かうとしっぺ返しをくらいます。

こうした時は順張りに限ります。

いずれはこの流れは止まるでしょうが、
普通に下げが来たところで、
既に大きな上げのあとの動きです。

それまでは、儲け続けられるわけです。

流れに乗っていきましょう。

これから始める人々より、
既にスタートしている我々は
遥かに有利なわけですから。

では、また次回お楽しみに。

奥村尚

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15連謄は確率的に当然です

2017.10.25
prof_okumura

From:奥村尚
東京のオフィスより、、、

おはようございます。

20日、日経平均は56年ぶりの14連騰を達成しました。

実際は24日の時点で16連騰を達成するのですが、
これは、経済が強い、今後の株式市場が強いという
メッセージであるのか、偶然であるのか、
それを数値で示してみたいと思います。

まず、ある日の翌営業日は上げたか、下げたか、
基本的にそのどちらかになります。

日経平均が完全に前日と同じ値になることはまずありません。

計算上、日経平均を構成する全銘柄の株価が
前日と完全に同じで、

かつ、除数も同じ場合に限って、
全く同じ値を示す事になりますが、
非常に確率は低いものです。

どのくらいの上げた日、下げた日があったのでしょう。

最大下げた日は、1087年10月20日で-14.9%
最大上げた日は2008年10月14日で+14.2%

プラスの幅も、マイナスの幅も似ていますね。

そこで、1949年5月16日から2017年10月22日まで、
東証は18721営業日動いていますが、
一日単位でリターンを計算し、
それを昇順にならべかえてみました。

キャプチャ

グラフは、きれいに左右対称にみえます。

本当に左右対称である場合、

(+に行った日の数とその+のリターン)と
(-に行った日の数とその-のリターン)が

完全に合致することになります。

大雑把には、左右対称ともいえますが、
厳密に言うと、下げた日は 8997日(48.058%)。
上げた日は9724日(51.9417%)。

あれ、上げた日の数が3.9%程度多いですね。

そう、株式市場の一日あたりの平均リターンは0.03%。

非常に僅かですが、下げるよりは
上げる可能性の方が高いのです。

この、上げた日の比率51.9%という数字で計算してみると、
明日上げる確率は51.9%。

明日上げて、さらに翌日上げる確率は
51.9% * 51.9%=26.98%。

これを続けて、14連騰する確率は、51.9^14=0.0104%です。
この確率は、9611日に1回起こります。

ところで、前回14連騰が起こったのは
1960年末から1961年1月12日までです。

2017年10月2日から14連騰がスタートしていますので、
その間の営業日は15198日あります。

9611日に1回起こって良いものが、
15198日も起こらなかったわけです。

だから、今回起こったことは、
確率的に考えると当然ともいえるものなんです。

同じ事を15連騰で計算すると、
1/(0.519^15)=18504。
18504日に1回、15連騰は起こります。

東証は本日10月24日で18722日営業しているのですから、
1回起こってもまったく不思議ではなく、
むしろ確率的に当然といえるものです。

時々起こるべきものが久しぶりに起きた、
という結論になるわけです。

この、14連騰する確率は、14連騰する前の段階での確率であり、
既に14連騰を終えた日である場合、

今まで14連騰していようが、いまいが、
翌日上がる確率は1/2。

さらに言えば、翌日上がって、
15連騰した場合であって、
また翌日上がる確率は1/2です。

今回は、14連騰、15連騰、16連騰を題材に、
案外簡単な視点で、あっさり数字で説明できる事をお話しました。

投資の結果は数字で出るので、
状況もなるべくデータや数字を使って説明すると、
それを使った意思決定も論理的に行いやすくなりますね。

では、また次回おたのしみに。

奥村尚


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日経平均だけじゃない!〇〇指数もバブル期超え

2017.10.18
prof_okumura

From:奥村尚
東京のオフィスより、、、

おはようございます。

昨日も日経平均は絶好調でした。

なぜ、いまこんなにも良く上がるのでしょうか?

米株がよくて、企業業績も
好調ということは以前も書きました。

さらに加えるなら、トレード戦略上のものですが、
短期的な日経平均の買い戻しが、
直接の理由に挙げられるでしょう。

日経平均をTOPIXで割ったものを、
NT倍率といいますが、

6月9日の12.5倍をピークに下げ続け、
9月8日に12.096倍まで下げました。

2013年8月以来の低さで、
簡単に言えば日経平均が割安、
TOPIXは割高でした。

9月8日をボトムに11日から反転をはじめ、
日経平均がTOPIXに対し急激に上がりはじめてきいます。

昨日10/17引けの時点で12.37倍。

これはつまり、

「TOPIX先物を売り、日経平均先物をかう」

あるいは

「日経平均の構成銘柄で比率の高い株式を買う」

ということになります。

東証一部の時価総額は昨日時点で635兆円。
上場株式時価総額(東証一部だけではない)を
一国のGDPで割ると、

有名なバフェット指数が出ますが、
122倍を超えてきました(米国は150を超えています).

一般には、100を超えると割高とされています。

この見方は、いろいろな解釈がありますから
一概に100を超えると割高とはいえませんし、

そもそも、株価や時価総額は成長するものですから、
基準を100に置くという解釈も怪しいのですが、
何らかのシグナルにはなるでしょう。

実際、2015年1月と、2015年11月は、
日本株はバフェット指数115程度まで上がり、
その後100を割り込む水準に下落しました。

昨日のバフェット指数122は、
1989年バブル以来の最高水準です。

来週は、ECB理事会があり、
金融緩和縮小案が提示されそうな気配もあり、
今週後半から市場も感じ始める可能性があります。

これは、ドル売りユーロ買いを伴うことになるので、
ドル売りの流れは円に対しても起こり、
円高方向の可能性が出てきます。

そんなことをきっかけに、
急な上昇相場の流れは案外長続きしていますが、
今週で一服するのではないか、と考えています。

では、また次回お楽しみに。

奥村尚


PS.
先日からお伝えしているセミナーですが
最新の情報を盛り込みつつ
内容もかなり固まってきました。

もちろん、当日に向けては、
より確度の高い情報を入れ込んでいきたいと思います。

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是非みなさまご参加ください。
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