カテゴリー別アーカイブ: 経済知識

本は読まなくていい?

2017.07.29
koushi_wolf01

From:ウルフ村田
都内の自宅より、、、

こんにちは。
ウルフ村田です。

7月もあとわずか!

振り返れば毎日仕事の予定が何かしらあり、
休みがほぼ無い中でしたが、
仕事や皆さんへの情報発信に夢中で、

あっという間に
過ぎ去ってしまった感じです(^-^

ちなみに、仕事がないときは
私はよく書店に立ち寄り、
株の本を眺めて買っていくのですが、

私が買った本って、
しばらく時間が経ってもピカピカなままなんです!

なぜかというと、
全然読まないからなんですね!笑

これにはちゃんと理由があって、
最初の1ページから隅から隅まで読むと
眠くなってしまうのと、

実際どの本も書いてあることは9割(実感値です)
同じことなんですよね。

他とは異なる1割を読んで
勉強できればいいですし、

逆に、他とは異なる1割にお金を投資できるか?
が分かれ道だとは思います。

余談はこの辺りにして、
この1ヶ月も個別銘柄が絶好調なのですが、

スクールの生徒さんたちには

「どんなに上がる銘柄でも暴落があるから、
必ず逆指値を入れてほしい。
(特に兼業トレーダーの方)」

とお伝えしています。

値動きの上下が激しい新興株だと
逆指値もすぐ引っ掛かってしまい、
もったいない

という理由で逆指値を入れておらず、
結果、暴落時に大損したという
話を聞きました。

確かに、逆指値を買い値近辺でいれると
すぐに引っかかって、私自身も
残念な気持ちになることもありますが、
 
工場の機械操作でも
「安全レバーかったるいな~」
という気持ちで、

安全レバーを外した途端、
死亡事故が起こります。
 
 
ですから、
暴落がいつ来てもいいように

逆指値で安全を担保して
ほしいと思います。

とはいえ、
何度も逆指値に引っかかって
「損切り貧乏」になってしまうのも
嫌ですよね。
 
 
そこで、心置きなく、何度も売るために、
手数料の安い口座が必要です。

なのでぜひ、手数料の安い
ネット証券の口座を開いてください!
 
対面の証券口座だと1回売るごとに
手数料が数万円、また売るごとに数万円と、
かなり高額です。。。

しかし、その
「ああ手数料勿体ないな~」と
思う心が一瞬の命取りで、
その間に株価はガンガン下がります。
 
 
「手数料が高い!」
 ↓
「もう少し待ってみよう」

という心理状態で、
 
 
損切りのタイミングが一歩遅れるのです。
 
 
そして、最終的に被る損失は、
手数料どころの話じゃありません。

対面の口座しかお持ちでない方も
いらっしゃるかもしれませんが、

損切りの際に心置きなく損切れ
納得して売ることができる、

ネット証券の口座は強力です。

特にライブスター証券やSBI証券は
他のネット証券会社と比べても
手数料がかなり安いのでお勧めです。

急騰銘柄を狙う時、
暴落時に空売りをかける時、

何をするにもそうですが、
攻めの姿勢を取っている時こそ
守りもしっかり固めてくだいね♪
 
来週も頑張りましょう! 

ウルフ村田


企業が先か?投資家が先か?業績の年間パターン

2017.03.01
prof_okumura

From:奥村尚
東京のオフィスより、、、

おはようございます。

もう3月ですね。
ずいぶん暖かくなってきたようにも思います。

3月と言えば一年の〆の季節ですね。
卒業式もそうだし、企業でいえば本決算です。

日本の多くの企業は3月決算ですから
一年の終わりは3月末。

始まりは4月1日。

毎年、この時期になると、企業決算の成績が見えてきます。

為替水準も、3月末時点での水準がかなり見えてきていますね。

期末(=3月)までの営業成績は、
あと1か月でゴールを迎え、
そのゴールが見えてきたということです。

実は、そのゴールは、少し前から特別な立場の人には、
その数字が見えています。

それは誰でしょう?。

答えは企業経営者です。

あたりまえですね。
企業における全ての情報を統括している人ですから、見えていて当然です。

では、どのくらい前から見えているのでしょうか。

おそらく(第3四半期,3Q)が終わったときだと思います。
つまり、12月末です。

上場企業は、四半期ごとに経営成績
(つまり財務諸表)の開示が義務付けられています。

四半期ごとの決算を迎えてから
45日以内の開示を東証が指導していますから、
どの企業も45日以内に発表します。

3Qは12月31日が期末ですから、
それから45日というと2月中旬。

その45日ぎりぎりの日程で多くの企業は
成績と当期予想を発表します。

みな同じ日に発表するので、
一気に多数の企業成績がわかるため、
相場も変動します。

3末の本決算の発表も、
それから45日後にクライマックスを迎えます。

5月中旬ですね。

しかし、そのころは、新学期も始まっていて、
企業は来期の営業に入っています。

実際、企業の来期費用の予算化は
前年12月から始まっていて、

それを年次計画として策定し
4月から遂行しているわけですが、

5月中旬は、もう新年度も1カ月半を経過していて、
6月末に迎える第一四半期の数字を

上げるための努力をしている真っ最中、
というわけです。

ほとんどの企業は、
3月の時点では新年度入りする
4月以降を見据えて活動しており、

ほとんどの投資家は、
まだ確定していない年度決算を
予想、想定しながら投資する、ということです。

企業は投資家のだいたい2-3カ月先を走っていて、
投資家は2-3カ月遅れて業績を見ている、

という構図で、
これが毎年繰り返す、これが株式相場です。

この流れを押さえておくと、相場をみる一助になるでしょう。

では、次回をお楽しみに

奥村尚


見逃し厳禁!相場のルール変更を意識する

2017.02.22
prof_okumura

From:奥村尚
東京のオフィスより、、、

おはようございます。

ここ数日、暖かい日があり寒い日があり、
おだやかな日があり、強風大雨の日もありました。

なんだか市況の話をしているみたいです。

ということで、今回は市況の読みについてお話します。
久しぶり、もしかするとブログでは初めてかもしれませんね。

相場のメカニズムに関して、
まずはおさらいしておく必要があるでしょう。

日本は、日本の事情と理由があって、相場は動きます。

同様に、欧州には欧州の、米国には米国の、
それぞれ事情と理由があって相場は動きます。

そして、それぞれの地域での理由は、
為替、債券、株式市場を介して他の地域に影響を与えます。

全ての事情は
世界同時にニュースで伝わるので、
そこから解釈される心理要素も
市場に大きく影響を与えます。

確実に言える事は、全ての金融市場は、
市場参加者(=売買オークション参加者)「だけ」による
需要と供給で価格がきまります。

相場は需要供給によって
上がるか下がるかの単純な瞬間瞬間の動きです。

けれども、いろいろな情報が関与しているため、
簡単に読み当てる事は出来ないですね。

ある瞬間読みが当たっても、
次の瞬間には、当てた時と違うルールで相場が動いていると、
同じ方法では当てる事はできません。

これが相場の難しさであり、面白さでもあります。

前置きが長くなりました。

まずは大きな流れを読んでみましょう。
為替と日経平均をグラフにしてみました。
明確に動きが変わった日に縦線をいれてあります(2月21日前場まで)。

この縦線がルールの変更日になると考えながらグラフをご覧ください。
ルールが変わる以上、それまでと同じ考えや読みは通用しません。

最初の縦線は、ブレクジットです。
英国のEU離脱は特に心理的な震撼を与えましたね。

次は参議院選挙です。
自公の安定政権に市場は安心感を覚えました。

その次は、トランプ新大統領の決定です。
その後にトランプラリーと呼ばれた
上昇相場がやってきたのは誰もが知るところです。

最後の縦線は、1月24日です。
この日までは為替だけに反応して相場が動いていましたが、
この日を境にそれまでほど反応しなくなってきました。

ブレクジットとか参議院選挙、
新大統領のような明確な大きなニュースはありませんが、
明らかに動きが変わった日です。

日程的には、第3四半期の企業決算が理由と考えられます。

かつ依然として為替は支配的でもありますね。

とすると、今は業績と為替の双方
主要なルールとして相場を動かしていることになります。

第3四半期の企業業績を終えた段階で
上方修正は東証1部500社の集計では約100社、
下方修正は約30社でした。

今年度の為替レートは、
今期(4月1日から2月21日まで)の平均が108円です。

現時点ではこの平均より5円ほど円安なので、
当期決算には良い影響があるでしょう。

他にも理由を探せば
相場を動かす理由はたくさんありますが、
大きなルール変更を意識すること
まず大切だと思います。

それでは、次回をお楽しみに

奥村尚

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日本がデフレになったのはなぜ?

2016.05.30
fudou-profile

From:不動修太郎
東京の自宅にて、、、

私が子供の頃、つまりは大昔の
昭和の30年台から50年台は
日本はずっとインフレでした。

1972年までは、
欧米のメジャーと呼ばれる石油元売り大手をはじめとする勢力が
産油国で油田を掘り当て、その原油を掘る独占的に掘る権利を押さえていました。

そういう大資本が安定して原油の価格を押さえていましたので、
日本での石油価格は安定していました。

ところが中近東を中心とする産油国が団結し、
OPECを結成して力を付けました。

OPECが欧米メジャーと交渉できる力を持ったので、
石油の価格を大幅に引き上げたのです。

これを「オイルショック」と言いますが、
日本では急激なインフレとなりました。

それがどれほどの
衝撃だったのかと言うと、、、、

日本の総合卸売物価は1973年に15.6%、
翌1974年でなんと31.4%上昇しました。

また消費者物価指数は1973年11.7%、
1974年で23.2%上がったのです。

しかもこれは1年間の平均なので、
短期間には年率換算で30%以上のインフレで、
『狂乱物価』とまで言われました。

こういう凄まじいインフレは、
日本の30歳までの人達には実感しにくいでしょうね。

この頃には「日本経済は石油価格が上がり過ぎて
もう全てがダメになる」という悲観論が巻き起こりました。

その頃は社会に不安が広がり、
石油の値段とはあまり関係の無いトイレットペーパーが
店頭からまったく無くなるという社会現象が起きました。

だけど良く考えてみると、いや考えなくてもわかることですが、
原油の価格が高くなったのは日本ばかりではありません。

世界中のガソリンの値段が高くなったので、
燃費のいい日本車が売れるようになりました。

日本の春闘というのは自動車、電機労連など
大企業の労働組合の賃金引上げ運動の事です。

最近では春闘というのは死語に近いですが、
当時の春闘での賃上げ率は1973年が20%、
1974年で33%上昇でした。

春闘は大企業の賃金引上げなので
多くの産業の平均ではありませんが、
当時の日本の大企業の賃金の
引き上げ率はインフレ率を上回っていたのです。

例えば1972年に年収が500万円の人ならば、
翌年には年収が600万円!

その翌年はそれの33%アップなので、
798万円という計算になります。

春闘の賃金アップは平均なので、
役職が上の人はもっと給料が上がった人が多かったのです。

日本の経済が発展し、人口が増えていたので、
当時はインフレになったと言われています。

それは正しいけれど、
石油をはじめとする資源の価格が
上がっていたことも大きな要因でした。

ですから今は地下資源の価格が
一時期よりも大きく下がっているのが
日本のデフレの原因の一つでしょう。

ある国がインフレか逆にデフレになのかで、
その国の通貨の為替は影響を受けます。

ですからFXで勝つためには、
その通貨を使っている国のインフレ率、成長率を調べることが大切です。

不動修太郎