ネタには《旬》がある

2015.7.14
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From:中野英
都内の自宅より、、、

 

この季節が、とうとうやってまいりました・・・。

夏です!
暑いです!
辛いです(>_<)(笑) 泳げないくせに 海がやたらと好きなのですが(笑) 海以外・・・ ※ 夏になってよかったな ・・・と思うものがありません(ノД`)・゜・。 本当に、暑いの苦手です(>_<) とりあえずは、 セミナーも控えているので・・・ 倒れないようにしたいと思います(笑) 今日は、手口の続編と言うことで、 先物手口から《ネタ(材料)の旬》 について考えてみましょう。 この記事は昨日の夕方に書いているのですが、 ギリシャ問題も解決が見えたということで、 ナイトセッションで先物が一段高しています。 今日の朝もまだ・・・ ※ ギリシャ問題・中国株への懸念で、   まだ下値不安は払しょくされず ・・・という記事を多々目にしましたが、 それを見ての個人的な感想は・・・ ※ 完全に、時の流れに乗り遅れている ・・・というものでした。 実際に今日《7月13日》の動きは・・・ ※ 売りが枯れた中を、   買戻しでスルスルと上げていく ・・・という動きになりました。 急落直後によく見られる動きですね。 個別株を見ると、それがより顕著に表れていました。 【7月13日 9020 JR東 日足チャート】 7月13日 9020 JR東 日足チャート

【7月13日 7203 トヨタ 日足チャート】
7月13日 7203 トヨタ 日足チャート

【7月13日 4503 アステラス 日足チャート】
7月13日 4503 アステラス 日足チャート

SQ分を差し引いても、
明らかに商いを減少させて、上昇しました。

このローソク足と出来高から読み取れることは・・・

※ 売り方・買い方ともにエネルギーが減少したが、
 『売り方がより顕著に減少した』

・・・ということです。

しかしこの流れは、
先週金曜日引け後の《手口》に、
既に表れていました。

【7月10日 日経225先物手口】
7月10日 225先物手口

【7月10日 TOPIX先物手口】
7月10日 TOPIX先物手口

『米系証券の買い越し』が目立ちます。

実は先週、
一貫して先物を売っていたのが《米系証券》。

しかし、その米系証券が買い戻したということは・・・

※ 売り叩く向きがいなくなった可能性が高い

・・・ということを意味します。

そして、そこからさらに踏み込んで考えてみると・・・

※ ギリシャ・中国ネタでの《売り仕掛け》
  もしくは《ヘッジ・手じまい売り》は終わり

・・・という投資家の意志が見えてきます。

そうなれば、それまでの流れで
『ショートポジション』
がある程度残っていることが推測されるため・・・

※ 真空地帯を、買戻しでスルスルと上げていく

・・・という流れが想定できます。

予想外に早いタイミングで
ギリシャ問題の進展が明確化されたので、
先物はさらに上値を伸ばしていますが・・・

※ 商いが膨らまないので、あくまでも《買戻し》と見られる

となると、
新たな《売り材料》も
《買い材料》も見当たらない現状・・・

※ 買戻しが終わった時点で、動意がなくなる

・・・という展開になっていく可能性が、
   今のところ高そうです。

しかも、夏休み前ですから(´・ω・`)

『目一杯株を買って、夏休みを取る』
というプレイヤーを、自分は知りません(笑)

『ポジションを落としてから休みをとる』
というのが、一般的なルールなので。

さて、このまま夏休みモードの入っていくのか・・・

『夏バテモード』にだけは入らないように、
気を付けたいと思います(^^;
 

中野英

 

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