《投機家》を嫌う《投資家》

2015.9.8
Share:

こんにちは。
まずはこちらをクリックお願い致します。

人気ブログランキングへ

From:中野英
都内の自宅より、、、

例年なら、まだ暑さが残る時期なのですが、
今年は一足早く《秋雨前線》に覆われる気候となっています。

相場の方は、秋雨前線と言うより《台風》と言った感じでしょうか?

8月の外国人投資家の売買は、
それまでの外国人投資家の買い越し額を超える売り越しとなり、

結局・・・

※ 株の主な買い手は《日銀&公的資金》という、
  PKO(株価維持政策)目的の買い手ばかりとなってしまいました。

・・・実はこれ、去年の今頃と同じ構図です。

去年はその後、日銀の追加緩和で一気の上昇となったのですが。

一般の生活には明らかな弊害が出ており、今年は果してやるのか?

お札をばら撒いても何も解決しないことは、
今の世界の現状を見れば、明らかなのですけどね。

今日は、《投機家》と《投資家》の関係について書きたいと思います。

相場の乱高下を演出する、《投機家》たち。

値動きがあるということで、デイトレーダーなどの同じ《投機家》にとっては
ワクワクする相場かもしれません。

それは、《リスク回避》より《リターン》をより重視する
《投機家》ならではと言えるでしょう。

それに対して《投資家》・・・
特にロングオンリーの《中・長期投資家》・・・は、
何よりも《リスク》を嫌います。

そもそも《中・長期》というくらいですから、
目先の値動きは重要視しません。

いや、重要視しないどころか・・・

※ 嫌います

つまりは、《投機家》が荒らす無秩序な乱高下が
繰り広げられているような相場には、資金を入れてきません。

逆にもし、株式を保有しているマーケットが、
そのような値動きになってしまったら・・・

※ 《リスク》を嫌って、保有株式を売却するでしょう

・・・つまり、荒れれば荒れるほど相場のトレンドが失われていき、
   かつ徐々に参加者も減っていく。

つまり、今活発に売買が行われているように見えますが、
その行く先は、もしかしたら・・・

※ 閑散

・・・再び『日本の日常』へと戻っていくのでしょうか?

中国株式市場のように・・・。

結局、『国が自ら資金力で以て、株式市場の株価押上げを狙った結果』・・・

※ 外国人投資家に絶好の利益捻出の場を提供してしまい、
  さらに《投機家》を集めてしまった

・・・所詮は、一時お金でもてはやされたところで、
   その後は寂しい人生を辿るという、ありがちな人の生き方そのものなのかもしれません。

今後、日本のマーケットが辿るのは・・・

※ 栄光か、挫折か

・・・国の行く末を占う意味でも、日本の未来を真剣に考えるべき時だと思います。

中野英

今日もお読み頂き、誠にありがとうございます!

ブログランキングに参加しております。
より、多くの方へこの記事が届きますように!

ブログランキングのクリックをお願いします。
↓↓

関連記事

Pick Up!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です