これ、日本人が考えたって知ってましたか?

2015.10.28
Share:

こんにちは。
本日もクリックお願い致します。

人気ブログランキングへ

 

From:向後はるみ
都内の自宅より、、、

こんにちは。
向後はるみです。

相場の世界には、いろいろな
テクニカル分析がありますよね。

移動平均線
RSI
MACD
ストキャスティクス

どれを使えば良いか迷うほど、テクニカル分析はたくさんありますが、
今回は、日本生まれの歴史あるテクニカル分析である
「一目均衡表」の見方について簡単にお話します。

この「一目均衡表」の特徴は、
「時間に重きを置いている」ということです。

一目均衡表は5本の線から形成されています。

転換線:過去9日間の高値と安値の中間値
基準線:過去26日間の高値と安値の中間値
先行スパン1:転換線と基準線の中間値を26日先に記したもの
先行スパン2:52日間の高値と安値の中間値を26日先に記したもの
遅行線:当日の終値を26日前に遡って記したもの

雲:先行スパン1と先行スパン2の間で形成される領域。

image001

奥の深いテクニカル指標なので、今回は代表的なもの
「三役好転」「三役逆転」についてピックアップしますね。

まず「買いのシグナル」とされている「三役好転」です。

三役好転の条件は、

1.基準線よりも転換線が上にあること
2.遅行線がローソク足を突き抜けていること
3.ローソク足が雲の上にあること

※突き抜けるというのは、ゴールデンスクロスの状態ですが、
一目均衡表では「好転」と呼びます。

「売りのシグナル」とされる三役逆転は、この逆になります。

つまり、
1.基準線よりも転換線が下に突き抜けること
2.遅行線がローソク足を下に突き抜けていること
3.ローソク足が雲の下にあること

※下に突き抜けるというのは、デッドクロスの状態ですが、
一目均衡表では「逆転」と呼びます。

証券会社や便利サイトなどのスクリーニングでも
よく見かけるキーワードなので、覚えておいてくださいね。

さてさて、
以前、このような質問を受けたことがあります。

「私は、一目均衡表の信頼度があまり
高くないように見えるのですが、どう思いますか?」

この質問に対しの答えはこうです。

「テクニカル指標の多くに言えることですが、
自分がそれをどう思うかよりも、多くの人が
見ているテクニカルはチェックした方が良い。」

たとえば、自分は、雲を突き抜けるかもしれないと考えていても、
それ以上に雲は強烈な抵抗帯となると思う方が多くを占めていれば、
それは雲で下げ止まったりしますよね。

このように、
・自分だけではなく、他の投資家はそれをどう見るか。
・様々なテクニカルや需給を複合的に見る。

ということが大切です♪

 

今日も私の記事を読んでくださって
ありがとうございます。

もっと豊かな投資人が増えて欲しいのでクリックお願いします。

関連記事

Pick Up!

これ、日本人が考えたって知ってましたか?へのコメント

  1. いつもセンスの良い内容で楽しみにしてます。
    一目均衡表はこんな風に作られていたんですね!
    次回は是非、雲とローソク足が、こうなったら注意、とか、売買ポイントなど教えてください!
    楽しみにしてます!

  2. 一目均衡表の見方がいままでわからなかったのですが、今回わかりました〜〜
    ありがとうございました(^_−)−☆

  3. 先ほどメールしましたが、わからないことがありました。
    三役好転の条件
    遅行線がローソク足を突き抜けていること

    遅行線は遅れているので、現在にはありませんよね?
    突き抜けているかどうかをみるのは、遅行線のあるその時点を見ればいいのですか?

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です