日本株を取り巻く、新たな不安要素

2015.12.22
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From:中野英

都内の自宅より、、、

今年も、あと10日間となりました。

皆さんにとって、『素敵な一年だった』と
思える年になりそうでしょうか?

自分にとっては・・・

※ とりあえず、やってみよう!

・・・という感じで始めたことが、いくつかありまして。

ここからが、総仕上げになります。

株式市場の方は・・・

※ 外国人投資家の売り

・・・が目立つ1年となりました。

※ 中国株の売買停止に伴う、換金売り

※ チャイナショックでの下落率は、
世界の株式市場と比較してもトップクラス

※ 12月の下落も、日本株の下落率が際立つ結果に

『世界的な流動性を誇る、世界景気敏感株』という
日本株の立ち位置が、《何か》あったときの影響度を増しているのでしょう。

来年には、複数回の《FOMCによる利上げ》が予定されていて・・・

※ ボラタイルな一年間になるのではないか?

・・・そう言われています。

その時に、日本の株式市場において
『投資家がどのような投資行動を起こしうるのか』を、
考えていみたいと思います。

まずは、日本の経済構造ですが、
言うまでもなく・・・

※ 外需に依存した国家

・・・その相手国は世界各国に渡り、
まさに『世界景気敏感株』の位置づけそのままです。

世界経済に異変が起きたとき
最も売られる理由の一つが、これでしょう。

そしてもう一つ・・・

※ 世界的な流動性

・・・つまり、いつでも《大量の売買》をこなせるので、
『換金』をするにも最高の株式市場と言えます。

そのような点から、相場が不安定になると・・・

※ 最も不安定な動きになる

・・・それが《日本株の宿命》と言えるでしょう。

そうなると、自ずと高まるのが・・・

※ ボラティリティ(変動率)

・・・投資家が『ボラティリティ』を嫌うのは、
皆さんもご存じだと思います。

そして他にも、最近になって、
ヨーロッパの投資家が・・・

※ ニューヨーク株との連動性が
高まっている日本株のウエートを落とした

・・・というニュースもありました。

パフォーマンスは良かったのですが、
ウエートを落とした理由は、それとは全く別の問題で・・・

※ 連動性が高いために、《分散投資》にならないから

・・・というものでした。

それぞれの市場が、それぞれの《主体性》を
持った動きをすることで、《分散投資》は成り立ちます。

それが、どこかの株式市場との連動性が
高まってしまったら、その国の株式市場は・・・

※ どこかの国の株式市場の《一部》

・・・という位置づけになってしまいます。

そうであるなら、確かに《分散投資》をするにあたり、
その国の株式を多く持つ必要はありません。

確かに、《公的資金》や《日銀》の
買い支えもあり、外国人投資家にとっては・・・

※ 非常に使い勝手が良い

・・・それは間違いのないところ。

しかしそれは、あくまでも・・・

※ お金の繋がり

・・・日本株の《本質的な魅力》ではありません。

★ 日本の《独自性》の欠如が、
株式市場の魅力を失わせかねない

改めて、来年は・・・

※ 日本の魅力を問われる一年になる

・・・そのような気がしてなりません。

中野英

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