トルコリラで稼ぐには、、

2016.7.25
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From:不動修太郎
東京の自宅にて、、、

最近はトルコのニュースが多いので、
マイナー通貨の一種である
トルコの通貨を取り上げました。

トルコは昔のシルクロードの一部であり、
今もヨーロッパとアジア双方の
文化を育(はぐく)んでいる国です。

それだけにロシア、クリミア、
中東の産油国と地理的、経済的に近いので、
それらの国々の影響を受けやすいです。

多くの日本人にとってトルコというと
エキゾチックな観光地というイメージがありますね。

トルコの通貨をトルコリラと言います。
私はその通貨の予想をするために
トルコの国情を調べています。

私は東南アジア各国には足しげく訪問していますが、
トルコに関しては別に特別な情報ルートを
持っているわけではありません。

イギリス、アメリカのような先進国、
経済大国のニュース、国情、経済のニュースは
日本のマスコミから大量に得られますが、
トルコはそれほどではありませんね。

そこで私は日本の外務省のホームページで
トルコの概要を掴むことにしています。

日本の当局がウェブ上に公開している情報は無料ですし、
信頼性の高い内容が日本語で書かれているのでお勧めです。

URLは→
http://www.mofa.go.jp/mofaj/area/turkey/data.html

ただ、外務省に限らず、
日本の省庁のホームページに載っている情報は
公式に相手国から貰っている情報なので、
鮮度は良くありません。

そのため、先進国は昨年の情報、そうでない国々の
場合には2年以上前の情報が載っている事が多いです。

経済情報をチェックする場合には
情報が新しくない事に留意しておくことが大切です。

なので、国の背景についての
情報が得られるということですね。

日本の外務省の情報に依れば、
トルコの民族はトルコ人(南東部を中心にクルド人,
その他アルメニア人,ギリシャ人,ユダヤ人等)

宗教はイスラム教(スンニ派,アレヴィー派)が大部分を占める。
その他ギリシャ正教徒,アルメニア正教徒,ユダヤ教徒等。
【以上は原文のまま】となっています。

最近のトルコはテロ事件、
クーデター騒ぎがありましたが、
トルコという国の民族と宗教の実情からしても今後も
不安定な状況が続くと思われますね。

さらに外務省のホームページを見てみましょう。

トルコの産業割合は、サービス業(57.7%),
工業(24.1%),農業(7.1%)となっており、
サービス業の割合が大きいですね。

また途上国は物価上昇(インフレ)率が高い国が多いですが、
トルコの物価上昇率は8.1%です。

さらに注目すべきは失業率で10.7%ですが、
最近ではこの失業率はさらに悪化している恐れが大きいです。

トルコは経済指標の中で重要なのは総貿易額で、
輸出1,577.1億ドルに対して
輸入が2,422.2億ドルなので大幅な輸入超過です。

アメリカ、カナダも貿易赤字の時期が長いので、
一概に貿易赤字は悪いと決めつける事はできません。

とはいえ、途上国は貿易赤字が続いていると、
通貨とその国の経済が不安定になるケースが
多いです。

ではここで最近のトルコリラのチャートを
見て下さい。

このチャートは対円のトルコリラのチャートです。

これから分かるように、イギリスのEU離脱国民投票の
結果が出た時にトルコリラは急落し、
同時に日本円が買われて円高に動いています。

これはイギリス一国というよりもヨーロッパ全体に
与えた精神的な衝撃が大きかったですね。

その結果として
ユーロはもとよりトルコリラもヨーロッパに
近いので大きく売り込まれて
暴落に近い下げを見せたという事です。

それに比べるとイスタンブール空港のテロ事件、
クーデターは衝撃的で悲しむべき事件では
ありましたが、為替への影響は小さかったです。

今回も記事を読んでいただきまして
ありがとうございました。

不動修太郎

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