市場の危うさを見抜けるか?

2018.01.10
prof_okumura

From:奥村尚
東京のオフィスより、、、

おはようございます。

今年に入っても、株価は好調な流れを維持していますね。

あまりに調子が良くてむしろ危うさを感じる方も多い事でしょう。

ただ漠然と不安を感じていても
対処はできません。

では、この危うさをどのように考えていくか
説明していきます。

NK225いわゆる日経平均を、
トピックスで割り算したものをNT倍率と呼びます。

2013年の頃は12倍前後でした。

その後、次第にNT倍率が上がってきています。

NT倍率が上がるという事は、
分母のトピックスに対して分子のNK225が
割高になっている事を示します。

昨年7月に入り、NT倍率は12.5倍をピークに急落、
9月に入り12倍程度まで下がりましたが、

その後再び上昇し、
12月に12.7倍まで急上昇しました。

この時は日経平均の歴史的な、
猛烈な上昇
を伴っています。

12月中旬には落ち着いて、
12.5倍程度まで下がりました。

この12.5倍という値が、
2015年から2017年の間のピークの目安です。

そして、今年に入り、再び上昇しています。

昨日は前場の時点で12.65を超えました。

急上昇といってよいでしょう。

日本の状況は、年末と変わりません。

海外の市場も、日本が休んでいる間に上昇しましたが、
NYダウはわずか0.34%、
ナスダックは上がりましたが1.6%です。

それに対し、大発会の上昇は3.3%。

日本も海外も変わらないのなら、
日本が休んでいたからといって
急な上昇をする必要はありません。

日本だけ急に上がる背景には、
何かがあると考えるべきでしょう。

それでなくても、減税を起因として上昇した米国と違い、
むしろ日本は、今年の消費税増税が決定的なわけですから、
状況が異なります。

今年になってからの上昇は、
おそらく短期筋(特に海外)の買いがもたらした
短期的な日経平均の上昇でしょう。

これはつまり、売りも短期で入るために、
下落も発生しやすい状況、ということです。

2月になると、第三四半期決算の発表が始まります。

その時には、正常な価格付けに戻してくるものと思いますが、
今の上昇は危うさがある、とみています。

それでは、また次週。

奥村尚

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コメント

市場の危うさを見抜けるか?」への1件のフィードバック

  1. ベクトル

    消費税増税は2019年です。今年ではありません。
    また日本株は売られすぎると急速に戻す傾向を繰り返しています。
    PERが低すぎる過小評価が見直されています。
    また日本の製造業の為替離れ、利益率を高めていることも事実です。
    マーケットを日本国のみならず、海外に向いている内需も日経をけん引しています。
    現在のPERは15倍ほど、歴史的に見ても低い水準です。

    変化している世界と日本の現状を分析するには、おっしゃっている指標は全く価値がなく
    説得力がないと思います。
    自分の予想としては大幅な上昇後に短い調整、その後大幅高で短期間(半年以内)で25,000円に到達すると見ています。

    返信

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