チャート分析するなら知っておきたいチャートパターンの見方とおすすめアプリ・ソフト大全

2019.7.5
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目次

投資すべきかどうかを判断するためには、何らかの指標が必要です。直感ばかりを頼りにしていても、投資が上手くいくとは限りませんよね?

そんなときは、チャート分析を活用して株価のトレンドを読むことが大切です。チャート分析には様々な方法があるので、それらを上手く組み合わせた方がより精度の高い分析が可能となります。

この記事では、チャート分析についてわかりやすく解説していきます。投資の基礎の基礎、チャート分析を身に着けて、自身の投資を成功に導いていきましょう。

この記事を書いた人
株式会社ジャパンインベストメントスクール 株式投資コンサルタント ファイナンシャルプランナー3級
児玉一希
プロフィール・所持資格 日本最大級の投資スクール・メールマガジン「ジャパンインベストメントスクール」に所属。毎朝10万人以上に向けて、相場情報を届ける。

チャート分析とは?

チャート分析(テクニカル分析)とは、価格や出来高の推移をグラフ化したチャートの形状から、将来の値動きを予想する手法のことを言います。

例えば、ローソク足・移動平均線・一目均衡表・ボリンジャーバンド・ストキャスティックス・ポイントアンドフィギュア・MACDなど、チャート分析にも様々な分析手法があります。

チャート分析は無意味なの?

投資家の中にはチャート分析は無意味だ、という主張をする方もいますが、チャート分析はかなり重要です。もしチャート分析をしないなら、全ての投資が直感によってなされるしかなくなってしまうからです。

何かしらの理由があってチャートを見ない人はいますが、そういう人達はチャート分析を学んだ上で、必要無いと判断していることが多いのです。

とはいえ、チャート分析をしても自分の予想通りに価格が動かないということは十分にありますし、従来のチャート分析では考えられないような値動きをすることも少なくありません。しかし、それでもチャート分析を行い、きちんと投資判断ができるようにすることが大切です。

株価変動の予測には必要不可欠!チャート分析の有効性

株価変動の要因を予測するためにはチャート分析が不可欠です。この主張は、すべての情報は株価に織り込まれているはずだということが前提となっています。株価は需要と供給によって決定されます。

その軌跡を時系列であらわしたものがチャートなのです。そのため、チャートは将来株価がどのように動くかを予測する上で非常に重要なものと言えます。

初心者必見!チャート分析指標の種類

チャート分析にも様々な種類があります。チャート分析はローソク足・トレンド系・オシレーター系など様々に分類することができますが、初心者が是非とも理解しておきたい基本的なチャート分析について以下では紹介していきます。

チャート分析の基本・インジケーターの種類と選び方

チャート分析はインジケーターを活用することから始まります。インジケーターは一般に係数表示をする機器のことを言い、投資の世界では、データを加工して新たな数値を算出し、視覚的に売買の判断ができるようにしたもののことを言います。

例えば、最も基本的なインジケーターは移動平均線です移動平均線は過去の株価などの平均値をグラフ化したもののことを言います。移動平均線は過去の株価というデータを平均値として算出し、視覚的にわかりやすくするためにグラフ化したものです。このグラフをみることによって、将来の株価の動きがわかりやすくなります。

移動平均線の他にも様々なインジケーターがあるので、基本的なインジケーターの見方をまずは理解することが大切です。

チャートパターンの種類

チャートにはある程度パターンがあります。そのため、チャートのパターンを理解しておけば、将来をある程度予測することができるようになります。

大きく分けると、チャートパターンには2つの種類があり、株価などの天井圏・底値圏で発生する反転型のチャートパターンと、トレンドレンジで発生する保ち合い型のチャートパターンがあります。

チャート分析の見方・ローソク足

チャートの最も基本的なものとしてローソク足があります。ローソク足は、株価などの相場の値動きを時系列に沿って図表としてあらわしたものです。ローソク足をみれば、株価などの相場の値動きが一目瞭然になります。

一定の単位期間を定め、単位期間中に初めについた値段は始値と呼ばれます。そして、最後についた値段は終値と呼ばれます。最も高い値段は高値、最も安い値段は安値と呼ばれます。

この4種類の値段をローソクと呼ばれる一本の棒状にして示して、それを時系列に沿って並べるとローソク足と呼ばれるチャートになります。

ローソク足には、始値よりも終値が高いことを示す陽線と、始値よりも終値が安い陰線の2つがあります。ローソク足には陰陽道の考えが取り入れられており、値段が上がると明るい、値段が下がると暗いイメージになることから、相場の動きが視覚的にわかりやすくなるように、陰陽の名前がついています。

チャート分析の見方・移動平均線

チャート分析の基本としてもう一つ覚えておきたいものに移動平均線があります。移動平均線とは、ある一定期間の価格から平均値を計算し、折れ線グラフで表したものです。

その日を含めて過去何日間(または何週間)かの価格を毎日計算していることから、平均値は次々に移動していきます。この様子を表してこの折れ線グラフは移動平均線と呼ばれます。
移動平均線は代表的なチャート分析の1つです。価格の傾向や流れなど、相場の方向性をわかりやすく示してくれます。

現状の株価や為替などの価格を示す上で説明したローソク足と組み合わせることによって、売買のタイミングを判断しやすくなります。

チャート分析の見方・一目均衡表と雲

チャート分析には一目均衡表という手法があります。一目均衡表とは、一目山人(ペンネーム)という人が長い年月をかけて考案したテクニカル分析手法の1つです。一目均衡表は、相場は買い手と売り手の均衡が崩れた方向に動くという考えに基づいています。

一目で均衡がわかるチャートであるため、海外でも“ichimoku”と呼ばれ注目されているチャート分析手法です。そのため、変化の起こる時期を推測するという意味で、一目均衡表は時間を重視したチャート分析と言えます。

一目均衡表は、十訓の売買価格帯の相場水準・過去との価格比較・未来における株保持者の購入価格帯層を補助線として示し、現在の売買価格と補助線を比較することで、価格と時間を軸として均衡状態が一目でわかるようになっています。

通常の抵抗線や支持線は前の高値や安値のポイントを直線で結ぶことによって表されます。しかし、一目均衡表は「雲」がその代わりにあらわされることが特徴です。

この雲は抵抗帯と呼ばれています。この雲は、株価が雲の上を推移している場合には強気相場であり、一方で、株価が雲の下で推移している場合には弱気相場であると判断されます。雲が厚い場合には抵抗が強いことを示し、雲を抜けると抵抗は弱まります。

チャート分析の見方・三角持ち合い

株価は上昇・下降を繰り返しながら推移していきます。上下幅が大きいこともあれば、小さい時もあるのが普通です。株価の変動が一定の範囲内で継続している状態は持ち合いと呼ばれ、株価の上昇・下降の値幅は徐々に狭まっていきます。この時、チャートの形が三角形のようになる状態は「三角持ち合い」と呼ばれます。チャートの中に「三角持ち合い」ができると、その頂点で株価がどちらかに大きく動く場合が多いことから注目されます。

チャート分析の見方・酒田五法

酒田五法とはローソク足の並びを基本としたテクニカル分析の手法の1つです。江戸時代の相場師・本間宗久によって考案されたテクニカル分析手法で、ローソク足の組み合わせによって売り場・買い場を読むことが特徴です。

酒田五法は「三山(さんざん)」「三川(さんせん)」「三空(さんくう)」「三兵(さんぺい)」「三法(さんぽう)」という5つのチャートのパターンが基本となったチャート分析となっています。

値動きが上昇・下落のパターンが3度続いた場合には以降は下落すると考えます。これは三山(さんざん)と呼ばれるもので、天井形成の最も一般的なパターンとなっています。

他にも、値動きが下落→上昇のパターンが三度続いた場合には以降は上昇すると考えます。これは三川(さんせん)と呼ばれるもので、大底形成のパターンとみなされます。また、年度化上昇・下落を繰り返した後、値動きが上昇傾向(あるいは下落傾向)となって、やがて値動きが落ち着き、上昇・下落が交錯した場合には三空(さんくう)と呼ばれます。

加えて、連続する3本の陽線、あるいは陰線は三兵(さっぺい)と呼ばれます。最後に、動かない相場は休んで相場が動き出せば取引を始めることを三法と言います。

チャート分析の見方・トレンドライン

トレンドラインとは、ローソク足の高値同士、または安値同士を結んで引いた線のことを言います。上昇相場であれば安値と安値を結んだ線、下降相場であれば高値と高値を結んだ線がトレンド・ラインと呼ばれ、それが株価の心理的な抵抗線となります。

抵抗線とは、市場参加者の多くがこれ以上、あるいはこれ以降相場が上昇したり下落したりしないという認識を持ちやすい価格帯のことを言います。

チャート分析の見方・サイコロジカルライン

サイコロジカルラインとは、単にサイコロと呼ばれることもありますが、相場の上下動を投資家真理と連動させて数値化することによって、売られすぎや買われ過ぎを判断する分析手法のことを言います。

サイコロジカルラインは、相場の上昇が続くと「そろそろ相場が下落するかもしれない」と考える人が増え、相場の下落が続けば「そろそろ相場が上昇するかもしれない」と考える人が増えるという投資家たちの心理を数値に反映した線です。

投資家の多くが強気になれば売り、弱気になれば買いのシグナルを示す逆張り指標として活用されています。

チャート分析の見方・新値足

新値足(しんねあし)とは、微小な価格変動を無視してトレンドの転機を知るために開発されたチャート分析手法です。縦軸には株価をとり、横軸には時間の概念が入らない不規則時系列チャートを使います。

そのため、一定の価格変化がない場合、チャートには何も記入しません。新値足には時系列新値足と非時系新値足があります。

新値足は、株価の終値を使って、上昇相場では以前の高値を抜いたときに、下降相場では以前の安値を下回ったときに初めて行を変えて新しい足を記入します。

チャート分析の見方・MACD

MACDとは「Moving Average Convergence Divergence(移動平均収束拡散法)」を略したもので、平均を取る期間の違う2つの移動平均を用いた分析手法のことを言います。マックディーと呼ばれることもある手法です。

MACDでは、平均を取る期間の価格のうち、新しいものほど比重が高くなるように計算をして平均を取る「指数平滑移動平均(しすうへいかついどうへいきん)」を使うことが特徴です。

MACDは相場の大きな動きを読みやすいため、トレンド形成時に威力を発揮する分析手法で、相場のおおよその反転ポイントを見極めることができます。

チャート分析の見方・窓(ギャップ)

チャート分析において、窓(ギャップ)とは、前日のヒゲを含む最も高い(低い)ローソク足の範囲外に、今日のローソク足がくることを指します。

簡単に言えば、ローソク足とローソク足の間に売買されていない価格帯がある状態です。窓として値が飛んでいる部分は、取引がゼロという真空地帯を意味します。

窓が生じる際に、前日終値から窓が開いて高く値が付いた状態はギャップアップと呼ばれ、前日終値から窓が開いて低く値が付いた状態はギャップダウンと呼ばれます。

チャート分析の見方・ゴールデンクロス

ゴールデンクロスとは、短期の移動平均線が中長期移動平均線を下から上に交錯して抜くことを言います。ゴールデンクロスがあらわれると、株価は上昇傾向を迎えたと判断することができます。

一方、デッドクロスとは、短期の移動平均線が中長期移動平均線を上から下に交錯して抜くことを言います。デッドクロスがあらわれると株価は下落傾向を迎えたと判断することができます。

チャート分析の見方・ダブルトップ

ダブルトップとは、天井圏で出現しやすい相場の天井を示す売りシグナルのチャートパターンです。2つの山(高値)とその間に1つに小さな谷で形成されます。ローマ字のMのようなかたちとなっていることが特徴です。

ダブルトップの売買サインは2つの高値をつけた後に、その間にできた安値を下回った地点が売りサインとなります。

チャート分析の見方・パラボリック

パラボリック(Parabolic SaR)は、SAR(Stop And Reverse)という2本の放物線状の線を用いて売買シグナルを見る、トレンド追随型のチャート分析手法です。

通常、ローソク足がパラボリックの上にある場合は「上げ相場」を示し、一方で下にある場合は「下げ相場」を示します。上昇相場でローソク足がパラボリックを下抜けから「売りサイン」、下降相場でローソク足がパラボリックを上抜けたら「買いサイン」です。

チャート分析の見方・RSI

RSI(Relative Strength Index)は、日本語で「相対力指数」と呼ばれ、一定期間における値動きの強弱を数値で表した分析手法です。直近の一定期間において終値ベースで上昇変動と下落変動のどちらの勢いが強いのかを計測します。

通常、RSIが70%(80%)以上であれば相場は買われすぎ、逆にRSIが30%(20%)以下であれば相場は売られ過ぎであると判断されます。

チャート分析の勉強法

上では、様々なチャート分析手法とその見方について簡単に説明してきました。しかし、チャート分析はただ読めるようになるだけではなく、仕組みを理解して使いこなせるようにしなければなりません。以下では、チャート分析におすすめの本について紹介していきます。

チャート分析におすすめの本

チャート分析を勉強したい初心者の方におすすめの本は、専門用語が少ないだけでなく、なぜその分析手法が使えるのか、その理由が説明されている本です。チャート分析は実際に知識として知っているだけではなく、自分で活用できなければなりません。そのため、どんなときにそのチャート分析手法が使えるのかを理解しておく必要があります。

「デマークのチャート分析テクニック」

デマークのチャート分析テクニック (ウィザードブックシリーズ 41)
トーマス・R・デマーク Thomas R. DeMark
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それを踏まえた上で、初心者であれば、「デマークのチャート分析テクニック」という本がおすすめです。この本はチャート分析のテクニックについてほとんど網羅的に解説しているので、是非手許に一冊用意しておきたい一冊です。

「チャート分析の真実」

チャート分析の真実 パソコン投資編―初心者にもできるプロの実践テクニック
吉見 俊彦
日本短波放送
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その他の本として、吉見俊彦氏が書いた「チャート分析の真実」もおすすめです。初心者向けに書かれた本なので、専門用語も丁寧に解説されており、独学でも十分チャート分析について理解することができます。

チャート分析を紹介しているブログ

チャート分析については、独学で勉強するより、ブログなどを参照することで知識を深めていくことができます。様々なブロガーがいるので、自分に合ったブロガーを見つけることが大切です。

例えば、仮想通貨の情報をまとめたコインテレグラフは、仮想通貨に関する様々な情報がまとめられており、チャート分析手法の解説もされているのでおすすめです。

チャート分析を学べるセミナー

チャート分析について独学で学ぶのは厳しいと思っている人にはセミナーへの参加がおすすめです。セミナーに参加する時間がなくても動画セミナーが開催されていることもあるので、いつでもどこでもチャート分析について学ぶことができます。

セミナーに参加する際には、講師の経歴をきちんと確認しておきましょう。ねずみ講などの怪しいセミナーの可能性もあるのでその点には注意してください。

また、このウェブサイトを運営しているジャパンインベストスクールでも初心者向けセミナーを開催しております。

期間限定で特別価格で参加できますので、興味のある方はぜひ参加してみてください。

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チャート分析を活かせる資格

チャート分析について体系的に勉強したいと考えている場合には、テクニカルアナリストなどの資格を取得することもできます。

レベルに応じて1レベル〜3レベルまで用意されているので、自分の知識レベルに合わせて効率的にチャート分析の知識を理解できて便利です。

チャート分析の活用

チャート分析は一見複雑な計算式が出てくるので難しいと考えている人も少なくありません。しかし、実際には、チャート分析を活用するための便利なツールが用意されており、自分でわざわざ計算しなくても、数値を入力するだけで分析結果を提示してくれるソフトやサイトなどがたくさんあります。

以下では、そんなソフトやサイトについて紹介していきます。

チャート分析機能が優れているソフト

初心者でも簡単にチャート分析ができるように、証券会社は利用者向けソフトを開発しています。それを使えば、チャート分析も難しくありません。

例えばカブドットコム証券・SBI証券・楽天証券などはそれぞれ特徴的なチャート分析機能のあるソフトを提供しており、ユーザーからの評価も使いやすいと評判です。他にも、マネックス証券・みずほ証券・GMOクリック証券・松井証券・ライブスター証券などが独自のチャート分析ソフトを提供しています。

株価を分析するソフト以外に例えば仮想通貨についてチャート分析ができるソフトも提供されています。例えば、ビットフライヤー・ザイフ・コインチェック・ビットバンク・GMOコインなどは、チャート分析がやりやすいと高い評判があります。

チャート分析機能が優れているスマホアプリ

最近では、チャート分析はパソコンだけではなく、スマホアプリでもできるようになっています。スマホアプリであれば出先でも取引ができるようになるので便利です。

ほとんどのネット証券会社が独自のスマホアプリを提供しているので、自分が使っている証券会社のアプリを使用すると良いでしょう。

AIのチャート分析

近年、ビッグデータを利用したAI・人工知能によるチャート分析が進んでいます。過去の急騰パターンなどを学習し、急騰するチャートの特徴や規則性を学んだAIは人間よりも正確に投資タイミングを判断できるツールとして期待されています。

例えば、「チャートなび」では、AI・人工知能によるチャート分析の結果を開示しているので、誰でもAIによるチャート分析の結果をみることができます。

リアルタイムでチャート分析を閲覧できるサイト

チャート分析をリアルタイムで閲覧することができるサイトもあります。例えば、マネースクウェア・ジャパンでは、14種類のチャート分析ツールに対応したサイトを提供しています。

他にも、investing.comでは、無料の為替通貨チャートを見ることができ、その月間ページ・ビューは約4億にのぼるほど人気です。

その他にも、為替ライブチャートウインドウは無料リアルタイム為チャートがあります。こちらはダウンロードせずに使えるため非常に便利です。

エクセルでチャート分析する方法

チャート分析はエクセルでも行うことが可能です。株価のデータを自分のエクセルに取り込んでおくことで、自分なりの分析や予測が可能となります。誰でも簡単にエクセルで株価チャートの生成が可能です。

例えば、h1r0-style.netでは、エクセルのグラフ機能を使って株価チャートを作ることができます。

チャート分析の実例

実際に、ソフトバンクグループについてチャート分析を行ってみましょう。ソフトバンクグループの株価の移動平均線をみると、2018年10月31日現在、上昇傾向にあることがわかります。

加えて、過去の高値と高値を結んだ線であるトレンドラインを突破しており、市場参加者の抵抗線を超えていることから今後もソフトバンクグループの株価は上昇していくと考えられます。

移動平均線をみて、トレンドラインを確認した結果、現在、ソフトバンクグループの株は買いであるということができます。

さらに、25日移動平均線から5%以上株価が乖離していることが確認できます。そのため、この日はソフトバンクグループの株が売られ過ぎている可能性があることが示されています。

結果として、ソフトバンクグループの株は現在のタイミングでは買いということができます。

このように複数のチャート分析を適用することによって、総合的に現在の投資判断ができるようになります。

チャート分析の手法・エリオット波動法則

エリオット波動法則は、1934年にE.N.エリオットによって提唱された法則です。かれはダウ平均株価の値動きを研究し、一見不規則に見える株価の動きには法則性があることを提起しました。

一見不規則なようにみえる自然現象が実は数列という法則性によって支配されており、市場の不規則性もこの数列で説明できるのではないかということがエリット波動法則の前提となっています。

チャート分析の手法・ダウ理論

ダウ理論とは、市場での値動きを評価するための理論でチャールズ・ダウによって提唱されました。

チャールズ・ダウは、アメリカのジャーナリスト・証券アナリストであり、初めて体系的なチャート分析の理論を構築した人物として知られています。

また、彼は、ウォール・ストリート・ジャーナルを創刊しています。

ダウ理論には、次の6つの基本法則があります。

・平均はすべての事象を織り込む
→市場参加者に関する全ての情報はチャートの値動きに織り込み済みで価格が形成されている

・トレンドには3種類ある
→「主要トレンド(1年〰数年のサイクル)」「二次トレンド(3週間〜3ヶ月のサイクル)」「小トレンド(3週間未満のサイクル)」

・主要トレンドは3段階からなる
→トレンドには、「先行期」「追随期」「利食い期」の3段階がある。

・平均は相互に確認されなければならない
→複数のチャート分析を使用した時に、両方のチャート分析で同じシグナルが見られない限り明らかなトレンドとは判断できない

・トレンドは出来高でも確認されなければならない
→出来高(ボラティリティを指す)が高い時点で発生したトレンドは、信憑性が高い。

・トレンドは転換の明白なシグナルが出るまで継続する
→節目となる価格でのシグナルが出ない限り、なかなかトレンドは反転しない

チャート分析の方法

様々なチャート分析について紹介してきましたが、以下では、チャート分析をどのように活用するかについて具体的に説明していきます。

仮想通貨のチャート分析例

仮想通貨市場は比較的最近できた市場ですが、株価市場や為替市場と同様に動く傾向があります。そのため、仮想通貨にもチャート分析は有効です。

ただし、仮想通貨は他の市場とは異なり、価格が突然急騰したり、急落したりします。そのため、仮想通貨に対しては短期的なトレンドを見ることが必要です。

移動平均線・ロウソク足を十分に確認し、MACDといったテクニカル指標と組み合わせて投資判断をすることが大切です。

スイングトレードのチャート分析例

スイングトレードは数日間〰数週間で売買を済ませる短期売買のトレード方法です。スイングトレードにおいては、短期間で売買を完結させることからチャート分析を重視して株の売買を行います。

短期売買では企業の業績は基本的にほとんど関係ないからです。チャートから株価の値動きの傾向を分析していきます。

スキャルピングのチャート分析例

スキャルピングとは、数秒から数十分というごく短い期間で、何度も売買を繰り返して小さな利益を重ねる超短期売買のことを言います。短期的な株価などの傾向を分析する必要があることからチャート分析が欠かせません。

1分足などごく短い移動平均線といったチャートを活用することになります。

日経平均・日経225のチャート分析例

日経平均・日経225は、東京証券取引所第一部に上場する約2000銘柄の株式のうち225銘柄を対象にして構成された経済指標です。これにチャート分析を行うことで、日本の代表的な会社がどのように動くかを予測することができるようになります。

日経平均・日経225に定期用可能なチャート分析はたくさんあります。ただし、ローソク足のような基本的なチャート分析だけで予測することは非常に困難であることから、ローソク足のパターンを分析した上で、テクニカル指標やトレンドラインを活用して投資判断を行うことが大切です。

デイトレードのチャート分析例

デイトレードとは、1日の中の値動きだけで売買を行う取引手法のことを言います。デイトレードでは、取引を1日で完結させることから、投資のポジションを翌日に持ち越すことはありません。

細かい利益と細かい損失を繰り返すトレードであることから、損切りが非常に重要となります。そのためにはチャート分析が非常に有効です。

デイトレードを行う場合、トレンドに逆らわないようにすることが鉄則です。トレンドに逆らうと大きな損失が出る可能性があるからです。

トレンドを分析するためには、中長期のトレンドを分析するチャート分析が有効となります。

バイナリーオプションのチャート分析例

バイナリーオプションとは、為替取引の一緒です。バイナリーオプションにおいては、円安に成ると利益を得られるチケットか、円高になると利益が得られるチケットのいずれかを購入し、結果が予想通りになれば利益が出せます。

バイナリーオプションはこのような取引の特徴があることからチャート分析が非常に重要です。過去の値動きから今後の値動きを予測しなければなりません。

特に、バイナリーオプションにおいては現在の相場がどちらに動くかが重要となることからトレンド系のチャート分析が重要となります。そのため、移動平均線やストキャスティックス、RISといったチャート分析が有効です。

投資信託のチャート分析例

投資信託では、ファンドマネージャーが組み入れる銘柄を選択し、随時組み入れ銘柄の入れ替えや組み入れ比率の変更を行います。

そのため、投資信託のチャートを確認してもそれによってトレンドを確認するのは困難です。

それでは投資信託においてチャート分析は必要ないのでしょうか?そんなことはありません。投資信託におけるチャートは過去のパフォーマンスがどれだけ出ているのかを確認するために使うことが大切です。

パフォーマンスが悪いので投資を見送ったり、他の投資信託と比べてパフォーマンスの高いものに投資することができるようになります。

チャート分析のやり方がわかるようになる練習問題

チャート分析の知識を身に着けて、実際にチャート分析をしてみても本当にその分析が合っているかどうかわかりませんよね?

そんなときはチャート分析の練習問題が掲載されているサイトを見てみましょう。練習問題を解くことで確実に知識を身に着けていくことができます。

チャート分析で勝てない人必見!勝率を上げる方法

チャート分析をしていてもなかなか勝てないという人は多いです。その結果、チャート分析は役立たないと言う人も多くいます。

しかし、そういう人たちは単独でしかチャート分析を使っていないことが多いのです。チャート分析は様々な手法を組み合わせることが大切です。

複数のチャート分析手法が同じような結果を示していれば、投資結果の予想精度も高まります。

まとめ

チャート分析ができるようになるまでは一定量の練習が必要となります。独学で勉強するだけではなく、セミナーや勉強会などに積極的に参加すれば効率的に知識の習得が可能です。

チャート分析は、分析に慣れて自信が持てるようになるまで様々な事例を参考にしながら日々勉強した方が、実際の使い方も身につきます。是非上で説明した内容を参考にしてチャート分析について勉強してみて下さいね。

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