株の購入方法(買い方)をわかりやすく解説!初心者でも今すぐできる株式投資の始め方

2019.5.12
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株式投資で、まず始めにすることと言えば株の購入です。

株を購入する際の手数料や、購入できる時間などの基礎知識は、一見完璧にわかっているように思えても、意外と知らなかったことも多いもの。

例えばPTSと呼ばれる夜間取引で、ザラ場の時間外にもトレードが行われていることをあなたはご存知でしょうか?

このように、株の購入についてはあまり知られていないことも多く、それを知らないままでいるとせっかくのチャンスを逃してしまうことも。

そこで今回は株の購入について、基礎的な内容からちょっとマイナーな知識に至るまで、詳しく解説してまいります。

株の購入方法(買い方)をやさしく解説!

株を購入したいと思っても、元手がいくら必要なのか、株はいつ購入できるのか、などとわからないことが多く、戸惑ってしまうかもしれませんね。
そこでまずは、株の購入方法についてやさしく解説してまいります。

株を買うにはいくら必要?

株を買うにあたって欠かすことができないのが、元手となる資金です。
では、株を買うにはいくらの元手が必要となるのでしょうか?

まず、株には1株あたり数十円~数百円以下の「低位株」から、1株あたり数万円に及ぶ「値がさ株」まで、さまざまな価格帯の銘柄が存在します。
なので、自分の購入したい銘柄に応じて、必要となる元手は変わってくることとなります。

また、株は1株から買えるわけではなく、最低購入数である「単元株数」に従った株数で購入しなければなりません。

例えば、比較的低位株と言える「4689 ヤフー」の銘柄を購入するとしましょう。
こちらの銘柄は執筆現在ですと株価が292円、単元株数は100株であるため、最低購入資金は292円×100株で29,200円となります。

このように、株を買うには、数万円程度からの元手でも始めることができます。
しかし、このような少額投資ですと、チャンスで買いたい銘柄を買えなかったり、複数の銘柄を保有できなかったりと、トレードで利益を出すのは難しいところ。

そのため本格的にトレードを行いたいと考えるのであれば、最低でも50万円~100万円以上は用意しておくことがおすすめです。

株の購入には手数料はいる?

株を購入する際には、利用している証券会社に手数料を支払う必要があります。

手数料の額は証券会社によって異なりますが、一般的に、証券会社のスタッフに対面や電話で注文やアドバイスをしてもらう「対面型証券」よりも、ネットを使い、個人で取引を進める「ネット証券」の方が手数料が安く設定されています。

例としては100万円相当の株を購入した場合、対面型証券である野村證券では「1万2000円」近くもの手数料がかかるのに対し、ネット証券であるSBI証券ではわずか「525円」の手数料しかかからないといったように、手数料の額に大きな違いがあります。

また多くの場合、手数料のプランには「1約定ごと」「1日定額」といった2種類が用意されているため、1日のうちに多く取引をするデイトレなら1日定額制、といったように自分のトレードスタイルに合った手数料プランを選ぶこともできます。

購入できる時間は?

東証の株式市場が開いている9:00~11:30(前場)、12:30~15:00(後場)の間であれば、リアルタイムで他の投資家たちと株の売買を行うことができます。
(ちなみに名証、札証、福証では後場が15:30まで開いています)

では、このような立会時間内でないと株を購入することはできないのかと言えば、そんなことはありません。

ネット証券を利用すれば24時間いつでも注文を出すことが可能で、立会時間内に出された注文についてはリアルタイムの注文、立会時間外に出された注文については翌営業日の注文として処理されます。

また、証券会社によっては「PTS」という夜間取引を行うことが可能で、これを使えば立会時間外でもリアルタイムで株の売買を行うことができます。
しかしPTSは通常に比べ利用者が極端に少なく、取引が成立しないこともほとんどで、うっかり成行注文を出してしまうと、思わぬ高値で購入させられてしまいかねないので注意してください。

2019年1月現在、PTSを利用できる証券会社は「SBI証券」、「楽天証券」、「松井証券」の3社。

また、「マネックス証券」も2019年春よりPTSに参入予定であると発表しています。

株の購入にあたっての注意点は?

「株は怖い、リスクが高く危険」といった話を耳にし、株の購入を躊躇している方もいらっしゃるかもしれませんね。
ですが、節度のある取引をしていれば決して株はそこまで危険なものではありません。

とはいえ初心者や主婦の方などにおいては、株の購入にあたっては注意すべき点がいくつかありますので、しっかりチェックしておきましょう。

扶養から外れないよう注意

主婦の方は年間38万円以上の利益を株で稼いでしまうと、基礎控除枠を超えるため夫の扶養から外れてしまい、税金や社会保険料を取られてしまうので気を付けましょう。

ですが、株でどれだけ稼いでも扶養から外れずにいられる方法もあります。

それは口座開設の際に「源泉徴収ありの特定口座」を開設することで、この場合の税金は証券会社を通して払うことになるため、たとえ年間38万円以上稼いだとしても扶養から外れることがありません。

あらかじめ設定した投資予算を守る

株のトレードをしているとついつい熱くなってしまい、決めていた投資予算を上回る額を投入して株を購入したくなることがあるかもしれません。

しかし、株式投資はリスクと背中合わせでもあるため、一歩間違えれば生活に必要な資金まで溶かしてしまったり、さらには借金を抱えるなんてことにもなりかねないのです。

なので、株を購入する前にはあらかじめ投資予算を設定しておき、それを固く守ることが大切です。

また、3倍近くのレバレッジをかけられる「信用取引」もリスクが高く、初心者のうちは止めておきましょう。

デイトレにハマり、一日中株漬けにならないように

1日のうちに、リアルタイムで利益を出せる「デイトレード」は魅力的ですが、ハマりすぎると日常生活に支障をきたしてしまうので注意しましょう。

なぜならデイトレにハマってしまうと、取引時間中ずっと相場に張り付くことになるのはもちろん、それ以外の時間も情報収集や戦略立てなどで1日中頭の中が株漬けになってしまい、他のことを考える余裕が無くなりかねないためです。

そのため、日々やるべきことの多い主婦やサラリーマンなどの方は、「スイングトレード」や「長期投資」といったトレードスタイルで株を購入することがおすすめです。

初心者にも買いやすい株の選び方

株を選ぶことは、株式投資において何より重要と言っても過言ではありません。
そこで、ここからは初心者の方にも買いやすい、株の選び方のポイントをご紹介します。

株を選ぶ際には、「Yahoo!ファイナンス」のような株式情報サイトで情報を見ると便利なので、ぜひ活用してみてください。

事業内容や業績をチェック

まずは探した銘柄の会社がどのような事業を行っているか、事業内容を確認しましょう。

初心者の場合、あまり自分に縁のない事業内容の銘柄よりも、例えば飲食やサービスなど、生活に身近な事業を行っている会社の銘柄を選ぶほうが、先行きの予想がしやすくおすすめです。

また、会社の業績についても確認しておきましょう。
業績を見れば、その会社が現在どのような経営状況であるかということを大まかに把握することができます。

なるべく、業績が右肩上がりに上昇している銘柄を選ぶと株価も値上がりしやすく、トレードを成功させやすいと言えます。

配当、株主優待をチェック

配当や株主優待も、株式投資をする上ではとても大切なポイントです。

これらは「権利確定日」と呼ばれる日まで、株を保有しているだけで受け取ることができるため、比較的低リスクで確実に利益が得られ、初心者の方には特に活用することをおすすめしたいところ。

高配当株や株主優待が充実している銘柄を探すには、株式情報サイトのランキングなどもチェックすると探しやすいでしょう。

Yahoo!ファイナンスであれば、画面上部のタブを「株式」→「株主優待」とクリックすることで、株主優待が充実している企業のアクセスランキングを見ることができます。

最新のニュースをチェック

新製品発表や業績修正など、銘柄に関するニュースは株価に大きな影響を与えますので、欠かさずチェックしておきましょう。

ちなみに、このような株価に影響を与えるニュースのことは「株価材料」と呼ばれます。

企業関連のニュースについては、一般のテレビやニュースサイトよりも、各証券会社のツールや株式情報サイトなどの方が情報が早く、内容も詳しく載っているためそちらで確認することがおすすめです。

割安度をチェック

株を購入するにあたっては、今現在の株価が割安なのか割高なのかは気になるところですよね。

それを一目でチェックすることのできる指標が「PER(株価収益率)」です。
PERとは現在の株価を1株当たりの純利益で割ることにより算出され、おおよそ15倍が平均的な値とされています。

なので、PER15倍を一つの目安に、それより低ければ割安株、高ければ割高株と判断するのが良いでしょう。

特に、業績好調にも関わらずPER10倍を下回っているような銘柄があれば、かなりの割安株と言うことができ、購入の候補に入れておくのが良いと思われます。

株の勉強法とは

株の実力を付けていくためには、日々の勉強が欠かせません。
ですが、株の勉強は必ずしも難しそうな書籍や新聞などで行う必要はなく、ブログや漫画、ゲームを通して勉強をすることも大いに役立ちます。
そこで、ここではそういった媒体の中から、株の勉強に参考となるものをご紹介します。

ブログを読む

リアルタイムで更新されるブログは常に最新の情報が反映されているため、参考として株の勉強をするのに適しています。

ネット上では、さまざまな方による株式投資ブログを読むことができますので、その中からおすすめのブログをご紹介します。

かぶみのトホホ株日記

http://kabumikabu.blog.fc2.com

「かぶみ」さんによるこちらのブログは、コミカルな漫画とともに日々の投資記録や相場情勢について書かれています。
漫画を読んで楽しめることはもちろん、相場の動きについての深い分析がなされていることも特徴で、米国株や過去の値動きなどを踏まえた上での考え方は初心者の方に大いに参考となることでしょう。

主婦がコツコツ1,000万円貯めます

http://well-off.info

株式投資などを通じて1,000万円貯めることを目標としている、主婦投資家の「ぺこり」さんによるブログです。
株の銘柄では特に優待株を中心に買われており、実際に受け取った優待を使ったことについてもブログでは書かれているため、これから優待株投資をしようと考えている方にとっては具体的なイメージが掴みやすいのではないかと思われます。

個人投資家でも勝てる道 人の行く裏に道

https://www.wininvest777.net

サラリーマン投資家「mymykenshin」さんによる、個人投資家がトレードで勝つ方法について追求されているブログです。
日々の相場雑感から個人投資家向けの株式講座、確定申告の方法に至るまで、株式投資に役立つ情報が非常に充実しているため、本気でトレードに勝ちたいと考える個人投資家の方は是非とも読んでおくことをおすすめします。

デイトレードで3人の子供を育てる

https://kodomo3nindaytrade.hatenablog.com

70万円の元手によるデイトレードで実際に生活費を稼いでいる、「藤野良太」さんによるブログです。
このブログでは毎日デイトレの成績が公開されており、その勝率の高さは驚異的とも言えるほど。
その日に売買した銘柄を見ることもできるので、特に少額からデイトレードを始めたいと考える方には非常に参考となることでしょう。

漫画で勉強

株をテーマにした漫画も多く存在しており、初心者の方にもわかりやすい上、楽しみながら株の勉強ができるのでおすすめです。

インベスターZ

舞台は中高一貫の男子校で、校内のエリートたちが学校の運営資金を株式投資で集める「投資部」の活動が中心に描かれています。

主人公は中学1年の財前孝史で、彼が全くの投資初心者から優れたトレーダーに成長するまでの模様に引き込まれることでしょう。

この作品は読み応えのあるストーリーだけでなく、株式投資の基礎から実践的な考え方まで書かれていることにも定評があり、しばしば株の入門書として推薦されることがあるほどです。

ビリオネアガール

170億もの総資産を持つ、18歳のデイトレーダーの女の子が主人公の漫画です。

物語は男子大学生が家庭教師のアルバイトをきっかけに彼女と出会うことから始まり、そこからさまざまな恋愛模様が描かれていくラブストーリーとなっています。

株式投資についての記述もしっかりとなされており、巨額の資金でデイトレードを行う、彼女ならではの視点には投資のヒントを掴むことができるかもしれません。

株ぢから~儲けるだけが株じゃない~

「儲けるだけが株じゃない」というタイトルが印象的なこちらの漫画は、その通り株のトレードで儲けるのではなく、作者が株式優待を活用してゆるく投資を楽しんでいる様が描かれています。

株をテーマにした漫画の中でも「株主優待」を中心とした作品は珍しく、内容も作者の実体験を交え、優待株投資に至るまでのいきさつや失敗談など、リアルな投資家の実情を学べることがポイントです。

ゲームでリアル体験!

株式投資を始める前にリアルなトレードの世界を体験してみたいのであれば、以下のような株に関するゲームをプレイしてみるのもおすすめです。

トレダビ

実在の銘柄を使い、リアルタイムの株価でバーチャルトレードを行うことができるスマホ・PCゲームです。

実際の注文ルールを忠実に再現したシステムとなっており、1,000,000円の資金を元手に、現物取引から信用取引まで行うことができたりと、非常にリアルな作りとなっていることが特徴。

利用料は無料で、さらにはランキング上位に入れば賞品を受け取ることができるため、自分の実力を試してみるのも良いでしょう。

株トレーダー瞬

父の失踪から始まり、仕手やインサイダーなど、株式相場をめぐる人間ドラマが次々に展開していくニンテンドーDSのゲームです。

このゲームは移動平均線やTOPIX、マーケットニュースといった情報を判断し、チャートを読んでトレードを行うシステムとなっており、ゲームとはいえ実際のトレードにかなり近いことが特徴。

特に短期売買には良い練習になることでしょう。

株の購入についての関連用語とは

「順張り」や「逆張り」をはじめ、株の購入についてはさまざまな関連用語が存在します。
ここではその中でも特に、知っておくと役立つ重要な用語について解説いたします。

株の購入の関連用語①「順張り」

「順張り」とはトレード手法の一種で、相場の流れが上昇している時に買い、下落している時に売る、といったように、相場の流れと同じ方向へエントリーしていくことを指します。

勢いのあるトレンドが発生している時には成功させやすく、初心者にも適したトレード手法です。

株の購入の関連用語②「逆張り」

「逆張り」は順張りと逆のトレード手法で、相場の流れが下落している時に買い、上昇している時に売る、といったように、相場の流れに逆らってへエントリーしていくことを指します。

トレンドの転換期を先読みする必要があるため上級者向けですが、うまく成功できれば順張り以上に大きな利益を見込むこともできるトレード手法です。

株の購入の関連用語③「損切り」

「損切り」とは保有している株式に含み損が発生してしまった際、損失が拡大する前に株式を決済して損失額を確定することを指し、別名「ロスカット」とも言います。

株式投資ではしばしば予想が外れてしまうこともあるため、思い切って損切りをできるかどうかは大損することを防ぐために非常に重要な資質となります。

株の購入の関連用語④「ナンピン買い」

「ナンピン買い」とは購入した株式が値下がりしてしまった際に、その下がった株価でさらに買い増しすることを指します。

ナンピン買いでは平均購入単価が下がり、再度株価が上昇した際には利益が出やすくなるといったメリットもあります。

しかし、多くはそのまま下落が続くことで、さらに損失を拡大させてしまう結果となってしまい、一般的には悪手とされています。

株の購入の関連用語⑤「押し目買い」

「押し目買い」とはトレード手法の一種で、相場が上昇トレンドの局面で、一旦株価が下がったタイミングを見計らいエントリーすることを指します。

順張りトレードの際に有効な手法で、多少トレンドに乗り遅れてしまったとしても慌ててエントリーせず、押し目買いのチャンスを狙うことで堅実なトレードをすることができます。

株の購入の関連用語⑥「トリプルトップ」

「トリプルトップ」とは株価チャートに現れるシグナルで、上昇トレンドの天井圏において、真ん中を頂上とした3つの高値が現れることを指します。

トリプルトップは上昇トレンドの終わりを表しており、非常に強い売りシグナルとされています。

そのため、チャートにこのシグナルが出現した際の買いエントリーは避け、株式を保有している場合は株価が下落する前に売却してしまうことがおすすめです。

まとめ

今回は株の購入について、勉強方法や関連用語なども交えて解説させていただきました。

記事の中でもお伝えした通り、株を購入する上ではしっかりとした銘柄選びを行うことがとても大切です。

そのためには日々のニュースや業績発表などを敏感にキャッチしておくことも重要なので、こまめに株式情報をチェックする習慣が付けられると良いですね。

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