悔しい!!相場観を読み間違えました

From：Mr.K
沖縄の書斎より、、、

先週月曜日の早朝のブログで、
急騰劇が続くかに懐疑的であると書き、

そのあと、AM9.22に
この急騰は初動になりうると
意見を訂正して追記しました。

そして、たしかに、
日経平均株価は月曜の寄り付きから
金曜の引けまでで
3.3%も上昇しました。

しかし、、

銘柄の動向を
完全に見誤りました。

理由は、ご存知、
米ファイザーの発表だった
わけですが、

今回も非常に大きな教訓を
私たちは手にしました。

具体的に言いますと、

・・・

＜注意＞
私は別に自分の意見を押し付けたいわけではありませんし、あなたと論争をしたいわけではありません。

あくまで私の意見ですが、、

・・・

11/10（火）に米ファイザーがワクチンの開発状況に関する発表をし、巣篭もり需要やハイテク株を筆頭に急落。

正直、「このタイミングでワクチンの発表か、、、」予想できなかった！

と思ってしまいました。（この時点で情報に踊らされた感があります）

そして、大きな変化であると考えた結果、火曜日以降は、コロナで打撃を受けて低迷を続けていた大型株に資金が戻るのではないかと推測したのです。

エッセンシャル会員の皆さんには、その思考過程を動画でお伝えしました。

しかし、ここに非常に大きな落とし穴がありました。

ご存知の通り、火曜日に急落したハイテク株は水曜日以降反騰し、火曜日に急騰した大型株は水曜日以降反落しました。

（反騰：下落から上昇に転じること。反落：上昇から下落に転じること）

その理由は、水曜日からコロナの感染者数が急増し、また、ワクチンもまだ時間がかかると判断され、市場が「まだコロナは終わらない」と判断したからだと思います。

ただ、これが本当の理由ではもちろんありません。便宜的に書いています。

私としては逆だと思ったので、水曜日以降の資金の流れを完全に読み間違えたということです。

とても悔しいです！

もちろん、ファイザーのニュースや、そのあとのコロナ感染者数の急増を予想できなかったことが悔しいわけではもちろんありません。

何が悔しいって、私としたことが、ニュースに惑わされてしまったことがとてつもなく悔しいのです。

ちなみに、読み間違えた中でも、5212不二硝子や、6897ツインバード工業は株価２倍急騰パターンとして的中したので、50%超の利益確定報告もいただき、それは慰めになりました。

が、大勢を読み間違えたのは痛恨の極みです。

急落した押し目でハイテク株を買えていれば、、、

もちろん、すべての未来を読めるわけがありませんから、今回のように読み間違えることは当然ありますし、そのときに損小で終われていれば御の字ではあります。

しかし、失敗こそがチャンスですから、次回同じようなフェーズのときにチャンスを掴めるよう、今回得た教訓をシェアしようと思います。

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【教訓】
ニュースや業績ではなく、株価の動きのみを参考にせよ
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私は常日頃から、株価の動きこそがすべてを織り込んでいると主張しています。

ですから、銘柄を選ぶときはまずロウソク足と出来高を見て目ぼしい銘柄を選定し、そのあと触り程度に業績を見ます。

為替も同じで、基本的にマクロ経済分析のようなことはしません。

しかし、、いつもやらないことを火曜日はしてしまいました。

それは、ファイザーのニュースから未来予測をし、その予測に基づいて銘柄を選ぶという行為です。。

なんたる愚行、、、

なぜこれが愚行なのか？を一応説明しますね。

私は、以下のような行動を完全に”意味がない”と思っています。

×インジケーターのパターンから売買タイミングを図る

×ニュースから銘柄を選定する

×企業業績から銘柄を選択する

×経済分析をする

「えーーー！どういうこと？どうして意味がないの？！怒」と怒りのクレームをいただきそうなので、先に理由を書いておきますと、、

投資において、みんなが知っている情報は投資チャンスに優位性をもたらさないと思っているから、ということになります。

インジケーターや業績やニュースや経済分析で株価の未来を予想しようという行為は、奢りが過ぎると思っています。

多くの人が忘れていますが、米国や日本の株式市場、先物市場というのは、莫大な規模であり、基本的に、自分よりもとてつもなく上手（うわて）な存在が同じフィールドで勝負をしているのです。

・知能（IQ）的にも天才で、
・資金的にも相当かけはなれており、
・情報的にも０次情報に近い情報を知っていて、
・人脈的にも裏に表に繋がっている

そんな人たちが、私たちと同じ市場に参加しています。

これが何を意味するのか、、？

私たちが、遅くて限られた情報を参考にして、足りない知能を使って、貧しい人脈で、わずかな経験で必死に奮闘しても、所詮勝ち目はないということです。

私はそう思っています。

情報通のふりをする人はたくさんいますし、経済分析をして賢ぶっている人は大勢いますが、いやいや、そんなレベルで戦えると本気で思っているのですか、、と聞いてみたいです。

ウォーレンバフェットや孫正義さんですら読めない相場の未来を、どうして私たちが読めるというのでしょう。。

私は無理だと、最初からこの戦いを放棄しています。

インジケーター分析も、業績分析も、経済分析も、錚々たる天才たちが取り組んでも大して成果が得られていないのです。

天才がやっても大して効果のないアプローチを私たち凡人がやって成功する確率はとても低いと思います。

ですから、私たち凡人に勝ち目があるとすれば、天才がやっていない手法でしょう。

そう、有名ではないアプローチ。ここにしか、本当に大きなパフォーマンスをもたらす可能性は残されていないと言えないでしょうか。

ですから私は、

・インジケーターは見ない
・業績を参考にしない
・経済分析をしない

ということを原則とした手法を確立しました。

はい、、、そのはずだったのですが、、、

先週の火曜日は、その鉄の掟を自ら破ってしまいました。

そして結果として、金曜日までの寝動きを見てわかることは、「ロウソク足だけを見ていれば取れた」ということでした。

今回のことで、私は自分の理論により強い確信を持ちました。

現実離れした成果を目指しているのだから、常識的な判断など気にしてはいけませんね。

エッセンシャル会員の皆さんには、今回のことをより詳しく動画で解説しましたので、永久保存版としてご覧ください。

さあ、これで準備はできました。

シンプルな戦略で、再トライです。

奇しくも今週は最近でもっとも面白い銘柄ばかりです！

▶︎Mr.Kのつぶやきコーナー

ハワイに住んでいたとに屋上から撮影した夕焼けです。
焼けるようなオレンジと黒い空のコントラストがとても幻想的でした。

それではまた次回！

GOOD TRADE!!

Mr.K

追伸：
こんな大相場のとき、
ポジション量はどうしていますか？
もしかしたら、退場レベルの
ポジションを持っていませんか？

どんな銘柄にポジションを持つべきか、
時に小さいポジションでトレードするべきか
具体的にお伝えする場をご用意しました。
↓
http://japan-i-school.jp/jim/le04_online/