なぜ9割の人が株式トレードで負けるのか?

2016.4.19
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From:Mr.K
都内のプライベートオフィスより、、、

Mr.Kです。今日はスペシャルです。

なぜ、9割の人が株式トレードで負けるのか?
その秘密について少し公開します。  

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■皆さんは、朝日が昇ってくるのをじっと待っていたことがありますか?
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年明けの御来光を見に行ったりしたことが
ある人は多いと思います。
 
このとき、こんなことを思いませんでしたか?

「もうすぐなのになかなか昇ってこないなあ、、、あー待ち遠しい!」
 
そして、昇ってきたら、、、
 
「あ、太陽が昇ってきた!あれ?なんか思ったより太陽の動きって速い!!」
 
 
そうです。
 
日の出を待っているときと、日が昇り始めてからでは、
時間の感じ方が著しく変わってしまいます。
 
日常生活でも時間の長さの感じ方が変わることはよくありますよね。
 
 
実はこれ、普遍的な法則で表せるのです。
 

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■【⚪⚪と体感時間は反比例する】
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⚪⚪は何かわかりますか?
 
 
  
それは、
 
 ・
 ・
 ・
 
 
「感動」です。
 
 
【感動と体感時間は反比例します】

言いかえると、
 
感情が動くと、時間が短く感じます。 
逆に、感情が動かないと、時間は長く感じます。
 

感情が動くのは、別に“楽しい”とか“うれしい”とか“感動した!”とか 
プラスの感情ばかりではありません。

 
ものすごい“恐怖”とか”ハラハラドキドキ”とか
そういった、一般的にマイナスと考えられている
感情の動きでもこの法則は当てはまります。
 
 
 
「えー、そんなことないでしょ、何かを恐れている時間はやたら長く感じますよ。」
 
と、思われるかもしれません。
 
 
しかし、それは、“怖い”という感情がずっと続いているからなんです。
 
  
同じ感情や状況が長く続くと、それは、感「動」ではないんですね。 
その意味で【感動と体感時間は反比例します】と表現しました。
 
なるほど、と思っていただけましたか?
(いただけなかったらコメントください・・・) 
 
 
 
ところで、

「これが株式トレードで9割が負けることと一体何の関係があるんですか?」 
 
と思った方、
するどいですね。
 
 
 
これは、株式トレードで言えば、“待てない”ということに繋がります。 
感動は体感時間と反比例するので、“待てない” のです。
 
株式トレードでは、勝つために必ず必要なことがあります。 
 
それは、「損小利大」にすることです。
 
総合的に儲かるためには、損を小さくして利益を大きくすることが必要です。 
 
そりゃそうですよね。  
こんなことを言うと、株式トレードをやったことがない人は、 
  
「そんなの当たり前だろ!!」
 
 
と思うと思いますが、 
これが本当に難しいのです。

 
なぜかといえば、
損小利大にするためには、“待つこと”が必須スキルになるからです。
  
そして、問題なのは、チャートの仕組み上、
待ちたくないときに待てることが求められるのです。
 
 
これには、人間の体感時間を
長くする行為に耐える精神力が必要です。
 
多くの人は、待ちたいときに待って
損を拡大させてしまうので、ちょっと高度なスキルではあります。
 
ですが、、、
 
最初から「いつ頃稼ぐか」を決めていれば、
そんなに難しいことではありません。
 
私が「革命マインドセット」としてまとめているマインドで
株価の動きを時間や期間も含めて正しく予想しておけば、
 
「1週間後にこのくらい稼ぎたいから、そういう銘柄を探そう」

ということが可能になります。
 
 
“稼ぎたいときを決めて稼ぎにいく。”
 
 
品がない表現になってしまいました・・・。

でも、トレードで勝つ上で核心をついた表現だと思っています。
 
 
株式トレードはマインドで決まるということに、
ぜひあなたも気づいてください。
 
 
GOOD TRADE!! 

Mr.K

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なぜ9割の人が株式トレードで負けるのか?へのコメント

  1. ロスカットや投資資金などの管理はよく言われます。でも、稼ぎたい時にあわせて銘柄を探すと観点は、意外で、的を得ているのではないでしょうか。できる、できないはありますが。待つことの多いトレード作業にはとても重要な観点だと思います。

    1. Kさん

      いつもコメントをいただきありがとうございます。
      ロスカットや資金管理は、損失が何%出たらというように、チャートの動きを全く見ない指標を教えられると思いますが、それではまったくダメです。

      投資資金について何%というのではないんです。
      チャートの動きをみて、予想どおり上がる可能性と予想に反して下がる可能性を考えたときに、
      上がる可能性が何%以下になったら、というのが正解です。

      株式投資の本質は、上がるか下がるかをどの程度の確率で予想できるか?というただ一点のみですから。

  2. 後ろの公園の桜が好きで越して来たのに、愛犬を無くしてからは、あっという間に春が来ます。
    父を無くしてからは、四季もわからない。。感情と時間の反比例は、人を助ける為かもしれませんね。
    株に関しては、今日も待てなかった!待っていれば、たった100株で30万円!なのに…
    面白い観点でのお話をありがとうございます。

    1. SKさん

      大切なものを失う辛さ、変わってしまう世界観、まったく違うものに感じる時間の流れ・・・

      実はこれ、感覚の問題ではなく、物理学の世界でも時間はここ物体固有のものだと言われているんです。
      私とあなたの時間の流れは物理的にも実際違うのです。

      確かに、感動と時間の反比例は人を助けることもありますね。
      (ただ、トレードをするうえでは助けるどころか。。。)

  3. ああ、今から買ってももう遅いから、しばらくして値が下がったら買おう、なんて思ってしばらく待ったつもりでも、結局30秒くらいしか待たずに買ってしまったりしますね。本当は30分待てばいちばんよかったのに、とかよく体験します。

    1. keiさん

      私がMr.Kなのに合わせて、コメントをくださる皆さんがKにもじったペンネームにしていただいているのでしょうか笑
      (本当にペンネームがKにそろっていたらすごいですね!)

      買う時も、売る時も、早まれば早すぎ、待てば待ちすぎる、という経験は誰しもあると思います。
      私も昔はありました。

      ですが、予め予想することでその迷宮からは完全に脱しています。

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