From:ウルフ村田
東京のトレードルームより、、、
おはようございます、
ウルフ村田です。
今回は、テクニカル分析や
トレード手法のお話ではなく、
私がルーティンにしている
「習慣」についてお話ししたいと思います。
それはズバリ…
『朝に含み損を計算するのは絶対にNG!』
というものです。
なぜなら、朝はその日の
トレードを考えたり、
トレードを円滑に進めるための
情報を集めたりするのに、
もっとも大切な時間だからです。
人間の脳が1番よく働く時間は、
朝の時間帯とされているんですね。
脳のゴールデンタイムと
言われているくらいですので、
この時間を活かさない手はありません。
そのゴールデンタイム中に、
「あぁ~…今の含み損ってどれくらいだっけ…」
なんてダウナーになっていたら、
一日中、気分は落ち込みっぱなしです。
「損」の一文字が頭をよぎっただけで、
どうしてもネガティブな感情が
生まれてしまうんですね。
もちろん、私もその例外ではありません。
調子が悪いと自覚してしまったら最後、
あぁーもうメンドクサイ!と
なってしまうことがあります(笑)
トレードとメンタルは
密接な関係にあるので、
こんな状態ではまず勝てません…
まさに、「百害あって一利なし」です。
朝にするべきことは、
含み損の計算などではなく、
1つでも多く情報を集めること。
そして、「やってやるぞ!」と
エネルギッシュな状態になることです。
トレーダーとして生きるならば、
何事にも臨機応変に対応できる
能力が必要不可欠です。
含み損をズルズルと引きずって
メンタルに傷を付け続けるくらいなら、
早めに損切りをして、
次のトレードに移ることも
視野に入れておきましょう。
しかし、どうしてもトレードに
精が出ないということも、
時にはあると思います。
そういう時は一旦トレードを忘れ、
散歩や外食、映画鑑賞などをして
リフレッシュすると良いですよ(*^^*)
気持ちを切り替えるために
トレード以外のことへ
打ち込むのも立派な仕事です。
とにかく、朝の損切り計算だけは控え、
トレードの研究や情報収集をはじめ、
常に前向きになれるプランを
練っていただければと思います。
それでは、また来週!
ウルフ村田

・ジャパンインベストメントスクール講師
東京都世田谷区出身。投資歴29年。株式トレーダー。急騰株のスクール講師、セミナーなども主催。
東大経済学部を首席で卒業後、日本長期信用銀行(現・新生銀行)に入行。その後30歳で退職しトレーダーの世界へ。2012年から株価が大きく値上がりした銘柄の初動を次々に的中したことが話題となり、メディア出演、出版、株のセミナー講師としても幅広く活躍している。
トレードスタイルは相場状況に合わせて、デイトレード・スイングトレードを臨機応変に使い分けるスタイル。急騰株を「買って、売って、逃げる」ことをモットーとし、独立以来継続して株トレードで安定した利益をあげている。