【新講師デビュー!】はじめまして、奥村尚と申します。

2016.9.22
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From:奥村尚
都内のオフィスより、、、

JIS読者の皆さま、
はじめまして。

奥村と申します。

このメルマガで、今後いろいろな情報、
特に株式投資に関する情報を発信してゆくことになりました。

これから、どうぞよろしくお願いします。

本日が記念すべき連載第一回目ということで、
まずは簡単な自己紹介をしたいと思います。

僕は、大学で、人工知能の研究をしたあと、
大手証券に入り、そこで長くクォンツモデルの
開発と運用をやりました。

——————————————————-
※クォンツとは、数学・数理的な金融工学の手法を用いた
マーケットの分析・予測モデルのこと
——————————————————-

これまでキャリアの中では、、、

ノーベル賞をとった大先生と共同研究したり、
フィールズ賞をとった大先生考案の
モデルの検証に携わったりもしました。

証券会社の自己売買部門(高度なディトレをする部門)
でのモデリングなどもやりました。

リサーチ部門のCIO(最高情報責任者)もやりました。

でも、その会社は、外資系企業に買収され、
その外資系企業といろいろあって、
その後、IoT企業に転職しました。

——————————————————-
※IoT=Internet of Things
モノのインターネット化=様々な「モノ(物)」がインターネットに
接続され(単に繋がるだけではなく、モノがインターネットのように繋がる)、
情報交換することにより相互に制御する仕組み)
——————————————————-

(難解な横文字ばかり出てきてしまってすみません・・・汗)

その後は、

モサド(イスラエルのスパイ組織)
科学顧問の技術をシンガポールの軍需企業と製品化して、
空港に収めたりもしました。

要するに、IoT業界と金融業界の交点で、
30年(!)ビジネスをしています。

ながーくやっているので、本当に
いろいろと経験してきているのですが、
それは追々書き連ねていくことにします。



そして現在は、株式を中心とした
投資情報の評価をしたり、

プライベートエクィティ(いわゆるヘッジファンド)の
運用アドバイザーをしたり、

自分でもプライベートエクィティを主宰して、
ひと様の資金運用をするかたわら、

いくつかのベンチャー企業のCFO(最高財務責任者)をやり、
自分でもベンチャー企業を興こして働いています。

これだけでも、結構忙しいのですが、

残る力で、企業評価と証券市場のテーマで
時々大学でも教鞭をとっています。

日本は、先進国の中では例外的に
金融や投資のことを教育、特に義務教育において
無視しつづけてきています。

その結果、投資詐欺に騙されやすく、
また、投資行為そのものが、
どこか胡散臭いものとみなされているように思います。

それを少しでも改善したいと思い、
日本における金融リテラシーを少しでも向上させることを、
ライフワークとして活動しています。

これからこちらのブログを通して、

私の生涯に渡る専門分野である

FinTech(金融+テクノロジー)

を軸に、
皆さまの金融リテラシーの向上のお役に立てればと思います。

また、アナリスト、ヘッジファンドマネージャーとしての
視点からのマーケットの動向や予測についても
お伝えしていければと思いますので、

こちらもどうぞお楽しみに。

奥村尚

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【新講師デビュー!】はじめまして、奥村尚と申します。へのコメント

  1. はじめまして。おはようございます。
    興味津々でこれからお話いただくことを拝聴したいと思います。よろしくお願いいたします。

  2. 確かに色々なやり方の投資詐欺が横行していますし、
    また、投資行為そのものが胡散臭いと言われているのも
    事実だと思います。もっと早くお話しを伺えていたら、
    という気持ちです。今後も楽しみにしています!

    1. おはようございます。
      さっそくのご意見ありがとうございます。読者がいらっしゃるんだなーという時間がわいて、私もうれしく思います。
      時々相場の今の話を混ぜながら、いろいろと展開してゆきたいと思っています。
      おたのしみに!
      奥村

  3. 朝早くに読んでくださり、ありがとうございます。
    私自身、皆様の興味のある話題がどこにあるのか、わからずにいるのですが、
    時には相場の話を、時には私の話を、時には雑談を、進めてみようかな、と思っています。
    つまらない時は、素直に、つまらん、とコメントいただければ、これまた、励みになります。
    よろしくお願いします。
    奥村

  4. 高度な数学的手法や数理モデルを使ったクオンツは興味津々です。
    超弦理論を研究していたような有能な数学者も金融界に進んでヘッジファンドをつくったという話を聞いたことがあります。
    基本、相場は統計的、確率的に数学処理ができるのでしょうし、さらに日々、高度なモデルや手法が研究されているのでしょうね。
    昨今のAIの急速な台頭で、トレーダーは数年のうちに厳しい淘汰に晒されるのではないかと感じています。
    敗者をつくらないと、アルゴも勝てませんからね。今後、アルゴに太刀打ちするためにもFinTechのリテラシーは必要と思います。
    これからのお話、大変期待しています。

    1. コメントありがとうございます。
      はい。クォンツは、その本質が理解されずに誤解されている領域の一つだと思っています。有名なクォンツ手法が失敗したのでクォンツはダメだめである、とかの類もありますね。

      これから、いろいろ話を展開してまいります。

      ご期待下さい。

  5. はじめまして。

    10年間アメリカに暮らしていた時、子どものエレメンタリーで
    株式投資の授業があったことを思い出しました。
    その時はこんな小さな頃にこんな授業をちゃんとするんだ、、、と
    驚いたことです。
    でも今、そんな私が株式投資をはじめたら何も知らずにおっかなびっくり!
    教育って大事ですよね。
    日本の義務教育にも投資の授業、必要だと思います。

    とても楽しみです。(^^)/

    1. はじめまして。
       アメリカ(米国ですね?)では、義務教育で普通に株式をならいますね。中学でも。、高校でも、そう。そして、大学では、一般教養で日本のビジネススクールレベルのことを習います。
      日本でも、キッザニアのようなところでは、職人技術を知ってもらう遊び型施設で銀行員になる、的な要素も、あるにはありますね。
      いずれにしても、まだまだ、局所的なもので、大きなムーブメントではないのが残念ではあります。

      今後とも、よろしくお願いします。

  6. 「モサド」・・・ですか?
    株式関連で登場するwordだとは思ってもみませんでした(゜o゜)
    おもしろそうなので、売買と関係ないかもしれませんが今度お話しください。
    たんしみに待ってます。

    1. イスラエルは、あまり日本ではなじみがない国ですが、ひとりあたりの国民所得は高いですし、輸出の割合も、ほぼ技術製品です。他にもいろいろお国柄の興味深い話があるのですが、それは、おいおい。

      今後とも、よろしくお願いします.

  7. 新しくの登場で嬉しく思います、ー銘柄の処分で信用取引を
    考えていますが、どうすれば?が解らなく知りたいと、
    教えて下さい。花子

    1. はじめまして。

      ご趣旨は、評価損をしている銘柄があり、その手じまいに、信用取引を利用して挽回してみる、という事でしょうか?
      リスクが大きいので、被害を広げる可能性があります。もし違うなら、言葉を取り違えてますので、気になさらないでください。

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