ファンダ・テクニカルを超える第3の分析法

2016.10.5
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From:奥村尚
都内のオフィスより、、、

おはようございます。
奥村です。

本日からは私の分析手法について
お話しようと思います。

難しい話ではないので
初心者の方も中級以上の方も
ぜひ読んでみてください↓

投資分析の手法~マナー
(1) 分析アプローチ

「何か」に投資するということは、
自分のお金をしばらく
その「何か」に
ゆだねることになりますね。

あなたが、その「何か」に、
自分のお金をゆだねる
投資という行為をする時、

「しばらく」という時間感覚も、
〇年とか、△ヵ月とか、
はっきりした数字として
意識されていることでしょう。

さて、
そもそも、その「何か」に対し
投資することを決めたのは、
なぜでしょう?

ここでは、
その「何か」を「株式」に当てはめて、
考えてみたいと思います。

あなたが株式に投資をするとき、
いろいろな要素で判断して、
(債券とか投資信託等ではなく)
『株式』と決めたはずです。

要素とは、たとえば、

■換金性
■市場の透明性
■成長性

などがありますね。

次に、銘柄を選択する際には、

■投資先企業の知名度
■ニュースで見てひらめいた
■〇〇さんにすすめられた
■自社株である

などなど決める理由は様々でしょう。

その他に、おそらく、
自分で分析した、
あるいは、
信頼できる筋の分析者が分析した、
という理由もあると思います。

昔から、
その分析手法は、大きくわけて、
2つにわけられると考えています。

どちらも、割安か、割高か、を
見極めるものです。

一つ目は、【テクニカル分析】です。

一言でいうとテクニカル分析とは、
チャート分析ですね。

人気があり、わかりやすい分析です。

それだけに、
いろいろな分析手法が確立していて、
オンライン証券のサービスでも、
各種多様なチャートが
描けるようになっています。

エクセルで誰でもできるため、
独自に、
あっ!と驚く発見したという人もいるし、

神のように当てた、という達人もいますね。

このテクニカル分析手法は、
2つの条件を前提としています。

【前提条件】
①過去のパターンが、今も将来も繰り返される、という事
②分析に必要な全ての情報は過去の株価に織り込まれており、
 それだけで、将来を予想できるという事

こうした難しい前提条件を持つので、
問題点もあります。

それは、
予想精度がとりずらいことと、
分析する人によって結果が
異なる事でしょう。

良さは、手軽に誰にでも、
「いつ」、「いくらに」、到達する予想が
可能である事です。

二つ目は、【ファンダメンタル分析】です。

企業の利益を予想し、
その利益水準を財務指標を元に
比較します。

比較する相手は、
全上場企業・同業他社・海外ライバル、
などなどです。

これもオンライン証券の
サービスにありますが、
昨年度の利益をベースに
分析するものがほとんどです。

今期の利益を
正確に予想する事は、
普通の人には、とてもできないので、
証券会社には
専門のプロアナリストがいて、
分析を担当します。

その分析は、

■企業の経営スタンスとか
■社会への貢献
■技術の評価
■社風

といったさらに
突っ込んだ内容にも
触れることがあります。

この手法は、別名「ミクロ分析」といいます。

プロ投資家は、
テクニカル分析よりも、
ファンダメンタル分析を信頼して
投資判断を行います。

例としては、

N証券がソニーの評価を上げる

市場が反応

ソニーの株価が上がる

という事が起こります。

ファンダメンタル分析は、
「いくらに」なる、という予想は、
非常に精度高く出ます。

しかし、問題点は、
「いつ」
という情報がない事でしょう。

また、もっと大きな問題は、
プロアナリストの情報は
プロ投資家といわれる
機関投資家だけが
入手できるものであり、

個人投資家である
あなたには入手できない、
という事です。

このように、
テクニカル分析、ファンダメンタル分析、
それぞれ一長一短です。

そして、
もうひとつ。
3つめの分析手法があります。

【クォンツ分析】といわれる数値解析です。

最近ではビッグデータ解析や、
人工知能を用いたものが出てきました。

僕は、そうした技術を用いて、

テクニカル分析の「いつ」という情報と、
ファンダメンタル分析の「いくらになる」という情報を

確率で説明する事に成功しました。

これは、次の機会にふれたいと思います。

それでは、次回をお楽しみに。

奥村尚

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ファンダ・テクニカルを超える第3の分析法へのコメント

    1. こんにちわ。

      僕の趣旨はテクニカルを否定するものではありません。テクニカルで勝っていて、
      しかも、勝ちの内容が、市場指数を上回るものであれば、そのテクニカル手法は、
      素晴らしいと思います。

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