意外と知らないスプレッドの仕組み

2019.7.24
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From:秋田洋徳
東京のホテルより、、、

皆さんこんにちは、
秋田洋徳です。

FXではスプレッドと言う、
売り値と買い値の差が
手数料として取られるのですが、

どのように発生しているかを
今回はお話していきたいと思います。

まず、手数料の仕組みを説明する上で、
下記のことが前提にあります。

買いの取引をする場合、
買い値の数字で取引される。

売りの取引をする場合、
売り値の数字で取引される。

買いの取引を開始した場合、
決済(利益確定もしくは損切り)は売り取引となる。

売りの取引を開始した場合、
決済(利益確定もしくは損切り)は買い取引となる。

これらを踏まえたうえで本題に入りますが、

私が普段トレードで使用している通貨のポンド円では、
スプレッドが小さい証券会社でも1pipsのスプレッド
があります。

スプレッドが1pipsあるということは、
売り値が1ポンド=150.000の時、
買い値は1ポンド=150.010になるということです。

では上記のレートが現在の価格だとして、
現在のレートで買いの取引を開始したとします。

この場合、買いの取引を開始するということは、
買い値のレートが使用され、150.010で買う
ということになります。

買いの取引を開始したということは、
決済は売りとなりますので、

決済するときの価格は売り値のレートを基に
考えるということになります。

つまり、150.010で買いの取引を開始した瞬間、
決済は売り値のレート、つまりこの場合は、

150.000で考えられるということになりますので、
エントリーした瞬間に1pips分の損が発生している
という状況になります。

要するにFXでは取引を開始した瞬間に、
手数料分負けた状態からスタートする
ということになるのです。

これがFXにおける手数料の正体となります。

手数料は後から取られているのではないかと
勘違いされている方もいらっしゃいますが、
そのようなことはないのです。

本日はここまでです。
ありがとうございました。

秋田洋徳

P.S.
利益を得るためには必ずリスクが伴います。

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