From:秋田洋徳
自宅の書斎より、、、
皆さんこんにちは、
秋田洋徳です。
FXについて調べると
必ず「レバレッジ」という
言葉が出てきます。
レバレッジとは、
自分の資金の何倍もの
取引を行うことができる仕組みです。
ちなみに、日本では最大25倍の
レバレッジをかけることができます。
(つまり、10万円持っていたら、
250万円分の取引までは行うことが
できるということです。)
この仕組みのおかげで
小額資金から始めても
ある程度大きな取引を行うことができ、
大きな利益を狙えるのが
FXの利点だと言えます。
ただ、多くの方が、
このレバレッジをかけることを
「危ないこと」
だと、認識しているように感じます。
「レバレッジが10倍だと、
損益額も10倍になる」
「レバレッジが大きいと危ないので、
最初は1~3倍程度が良い」
などと言う話を聞いたことがありますが、
そもそも、FXの損益額は、
何ロット(取引数量)の取引で
何pips取れたかによって決まります。
なので、レバレッジの倍率によって
損益額が決まるということではありません。
また、レバレッジとは
“資金と取引額の比率”なので、
レバレッジを低く抑えるということは、
それだけ資金を投入しないといけません。
つまり、私は今レバレッジが何倍かと
考えるよりかは、
何ロットで何pips勝ったら(負けたら)
どの程度の損益額になるのか
という部分に焦点を当てた方が
良いのではないかと考えています。
例えば、私のルールでは、
・証拠金10万円に対して1ロット(1万通貨)
の比率でトレードを行う
・1日の損益は証拠金額の
2~-3%程度に抑える
というルールがあります。
具体的に言うと
10万円で取引を行う場合、
・1日での勝ちの目標は+2000円
・負けは最大でも-3000円以内に抑える
というルールです。
さて、この損益額は大きいと感じますか?
それとも小さいと感じますか?
10万に対しての±2~3000円ですから、
そこまで大き過ぎるとは
感じないかと思います。
ちなみに、このルールに則ると
レバレッジはその時のレートにもよりますが、
「13~17倍」程度かかっています。
レバレッジが10倍以上かかっている
と聞くと危ないと感じる方が多いかもしれませんが、
先に損益額がわかっていると、
レバレッジが高いこと自体は
そこまで危険では無いことがわかります。
私自身、先に発生しうる損益額が
分かっているので、
レバレッジが何倍かは
正直気にしていません。
今後FXを始めようとしている方は、
勝ったら(負けたら)具体的に、
「何円の損益になるか」
を先に計算してから
取り組むことをお勧めします。
本日はここまでです。
ありがとうございました。
秋田洋徳
P.S.
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・ジャパンインベストメントスクール講師
・秋田式FX手法開発者
・専門分野:FX
1969年生まれ。
初心者から証券会社社長まで多くの方々に支持されるFX業界の異端児。
9割が負け組と言われる、厳しいFXの世界で、2009年に、後発組かつ全くの未経験から、勝率の高いFXノウハウを開発し、勝率70%、月利20%という並外れたパフォーマンスを実現する。さらに秋田式のノウハウを学んだ教え子たちも同様に安定したパフォーマンスを出し、その再現性の高さを証明している。これまでのスクールでの指導者数は延べ700名を超える。