初心者が陥る「取引時間」の落とし穴

2020.5.6
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From：秋田洋徳
自宅の書斎より、、、

皆さんこんにちは、
秋田洋徳です。

FX初心者の方からよく
こんな質問を受けます。

「FXの取引時間は何時までですか？」

先ず、基本的にFXは平日のみ、
24時間取引が可能となります。

土日はFXの市場自体が
閉まってしまうため、
チャートも一切動きません。

新規で取引を開始したり
逆に取引の際中に週末に突入した場合、
その取引を決済することも出来なくなります。

証券会社によっては、
市場が閉まってしまう土日に合わせて
取引ツールのメンテナンスに入り、
アプリ自体が開けなくなる場合もあります。

このシステムをエラーだと思って
私にもお問い合わせをいただくことが
よくあります。

毎週末メンテナンスを行う
証券会社は割と多いですので、
土日にアプリが開けなくなっても
驚かないようにしましょう。

また、取引時間に関して
もう少し具体的に言うと、

・夏時間は月曜日の朝6時～土曜日の朝6時
・冬時間は月曜日の朝7時～土曜日の朝7時

がFXの取引時間となります。

つまり、夏時間と冬時間で
FXの取引時間が1時間ずれます。

ちなみに、夏時間・冬時間とは、
日本では馴染みが無いと思います。

これ、海外では多くの国で
取り入れられている制度です。

目的は、夏時間の太陽が出ている
時間帯を有効利用するためです。

標準時を1時間進める制度のことを言います。

切り替わる時期ですが、

・3月の上旬頃が冬時間から夏時間へ
・11月の上旬頃が夏時間から冬時間へ

というサイクルです。

さて、ここまで具体的な取引時間について
お伝えしてきましたが、注意点もあります。

それが週明けに起こる
『窓開け』です。

上記の通り、土日は市場が
閉まってしまうため取引が一切できません。

チャートを見てもローソク足は
全く動いていません。

そして、月曜の朝から再び
チャートが動き出すわけですが、、、

先週土曜日の朝、
チャートが止まったところから
月曜日のチャートが続く場合と、
たまにそうならない場合があります。

最後のローソク足からかなり離れたところで
ローソク足が形成され始めます。

これを月曜日の窓開けと言います。

なぜ、この現象が起こるのか？

主に週末にかけて
大きなニュースなどがあると起こります。

この窓開けの怖いところは、
逆指値（損切り）を入れていたとしても
機能しない可能性があります。

逆指値を越えた位置で
損切りが発生してしまうのです。

もし、土日の間に自分が保有している
ポジションの通貨に対して
悪いニュースが流れたら、

すぐに決済をしたいと思っても
市場が閉まっているので
決済することも出来ません。

結果、窓開けが起こり大損してしまう
というケースがあります。

窓開けで損失が大きくなるトレーダーは
短期売買で損切り幅を小さく設定している
ことが多いです。

なので、なるべく
取引を翌週まで持ち越すというのは
止めた方がよいかと思います。

実際、私も自分で手動決済をして、
取引を終了させてから
週末に入るようにしています。

十分注意してくださいね。

本日はここまでです、
ありがとうございました。

秋田洋徳

追伸：
私はほぼ自動決済でトレードするので
取引時間にそれほど悩むことはありませんが
利益も毎月プラスになっています。

この方法をオンラインで
噛み砕いてご説明しているので
知りたい方は日程をお選びください。
↓
5月17日(日) オンライン開催
http://akita-fx.info/akita-fx/tokyo_hl/

5月22日(金) オンライン開催
http://akita-fx.info/akita-fx/osaka_hl/

※5月15日(金) 名古屋は対面で開催します
http://akita-fx.info/akita-fx/nagoya_hl/

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