この1pipsが勝てるか左右します

From：秋田洋徳
自宅の書斎より、、、

皆さんこんにちは
秋田洋徳です。

FX取引のトレード画面には
「売値」と「買値」の二つが
表示されます。

実際にトレードを行っていると
この二つの価格には微妙な差が
あることに気づくでしょう。

この差は
「スプレッド」と呼ばれ、

FXの取引において、
取引手数料としての役割を
果たしています。

スプレッドは取引のたびに発生し、
トレーダーが知らず知らずの内に
負担するコストです。

このスプレッドは、
私たちが日常生活でも
目にするものです。

例えば、旅行で日本円を
外国通貨に両替するとき、

そしてその外国通貨を
再度日本円に両替しようとすると、

両替レートに
違いがあることに気づくでしょう。

つまり、日本円を
外国通貨に変えた直後に、
すぐに日本円に戻したとしても、

両替の手数料によって
損をするのです。

FXでも
これと同じ現象が起こります。

通貨を買った瞬間から、
スプレッド分の損失が
自動的に発生します。

つまり、取引を開始した
直後のポジションは、

常にマイナスの状態で
スタートしている
ということです。

従って、スプレッドが
小さければ小さいほど、

トレーダーにとって
有利な取引環境が
整うことになります。

このスプレッドの大きさが、
実際のトレードの勝敗に
大きく影響を与えることがあります。

例えば、スプレッドが
1pipsの証券会社と
2pipsの証券会社を比較した場合、

同じトレード戦略を用いたとしても、
1pipsの証券会社で取引する方が
利益を出しやすくなるのです。

なぜなら、
スプレッドが小さい分、
取引開始時の損失が少なくなり、

相場が少しでも有利に動いた時点で
プラスに転じる可能性が高まるからです。

スプレッドは、
特に短期トレードにおいて
重要なポイントとなります。

私自身、5分足のチャートを使い、
10pips前後の小さな利益を狙う
取引を行うことが多いのですが、

このような短期取引では
スプレッドが大きいか小さいかが、
結果に大きく影響を与えます。

仮にスプレッドが2pipsであれば、
目標の10pipsに到達するためには、
実際には12pips分の値動きが必要となります。

それに対し、スプレッドが1pipsの証券会社であれば、
同じ目標でも11pipsの値動きで済みます。

また、スプレッドの違いは
損切りラインにも影響を及ぼします。

損切りラインを設定する際、
スプレッドを考慮に入れずに
設定してしまうと、

思わぬ早期損切りが
発生する可能性があります。

スプレッドが2pipsの証券会社で
損切りラインを設定していた場合、

その価格に達する前に
スプレッドの影響で損切りが
行われてしまうことがあります。

逆に、スプレッドが1pipsであれば、
その分だけ価格が損切りラインに
近づいても耐えられる可能性が高まります。

このように、

スプレッドの小ささが
トレードの勝敗に直結することは
少なくありません。

だからこそ、証券会社を選ぶ際には、
スプレッドの大きさを
必ず確認しましょう。

スプレッドが小さい証券会社で
取引することで、
長期的にはコストを抑え、

利益を最大化することが
可能になります。

スプレッドは
一見すると微細な差に
見えるかもしれませんが、

トレードの積み重ねの中で
この差は大きく広がります。

特に頻繁に取引を行う
デイトレーダーや
スキャルパーにとっては、

スプレッドの大きさが
直接的に収益に
影響を与えるため、

証券会社の選択には
十分な注意が必要です。

小さな差が最終的に
大きな勝敗を
分けることになるのです。

本日はここまでです。
ありがとうございました。

秋田洋徳

追伸：

スプレッドは一見
取引の勝ち負けと直接の影響が
無いように見えますが、

トータルで稼いでいきたいなら
絶対に重視すべきものです。

とはいえ、もちろんですが
最も重要なのは
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