From:りゅうじじ
都内の自宅より、、、
こんにちは。
日経225先物は、
まだ上げるほどの好材料が見当たりません。
強さを感じない値動きを繰り返していますね。
私はお盆休みを終え、
またこの勝負の世界に戻ってきました。
相場の世界もスポーツの世界も、
勝つ人がいれば負けてしまう人もいます。
では、なぜ、勝つ人と負ける人に
分かれるのでしょう?
私は2つあると考えています。
・徹底的に準備すること
・負けを受け入れ、トータルで勝つことに徹する
スポーツで一流と呼ばれる選手は、
入念な準備や日々のトレーニングを怠りません。
トッププレーヤーになるためには、
ある程度の才能は必要かもしれませんが、
才能だけでトップになることはできません。
もともとの才能に加え、
そこからさらに長年にわたり技術を磨くことによって
トッププレーヤーになれるのでしょう。
自分の長所を伸ばし、
自分の短所を克服するための
トレーニングを行うことで、
よりレベルアップし続けるのです。
このプロセスは
相場の世界でも全く一緒だと、
私は思います。
自分自身のトレードにおいて
知識やスキルで足りない短所を補う。
逆に長所は理解して、
安定して利益を出し続けるために、
今、自分には何が必要なのか、
何をするべきなのかを理解することは
とても重要なことです。
そしてもう一つ、
トレードとスポーツで似ているのは、
どんなに強いチーム(※トレードでいえば手法)であっても
勝率100%、全試合で勝ちは無いという事です。
プロ野球のチームは
年間140試合以上の試合をこなしますが、
一流の選手をズラッと揃えていても、
せいぜい勝率6割が良い所です。
もちろん、彼らは毎試合勝つつもりで
試合をしていると思いますが、
それでも負けることはあります。
しかし、
かつて中日ドラゴンズの監督だった
落合博満さんが言っていたように
大事なことはシーズンが終わったときに
トータルで勝っていればいいのであり、
シーズンを通して、
最大の勝ち点を手にしたチームが
チャンピオンになれるのです。
つまり、長期間にわたって
安定したパフォーマンスを続けることこそが
最大のポイントなのです。
負けたとしても、
次のゲームまでにしっかりと立て直し、
できるだけ大型連敗を防いで、
トータルで安定した成績を残した
チームが勝てるのです。
トレードも勝率100%で
毎回勝つのは不可能です。
負けたときに、その反省をし
次のトレードまでに改善することで
安定的に収益を増やすことができます。
私も常に先読みをして、
ことあるごとに考えて、進歩してきたからこその
今があります。
今日もコツコツを忘れず頑張りましょう!
りゅうじじ
・ジャパンインベストメントスクール講師
・りゅうじじ手法開発者
・専門分野:日経225先物・株式
昭和35年、19歳で石川県加賀市から上京。
24歳で独立し、とんかつ屋、ラーメン屋、健康器具製造販売など様々なビジネスで数十億円の資産を築く。しかし、32歳の時、株式投資で2億円の損失を出し、その後株を勉強し直すもバブル崩壊で全てを失い、経営の世界に戻る。その傍ら、38年間毎日朝から晩までトレードの検証を続け、莫大な資金を投入して投資の研究に没頭する。その結果、3年前についに独自のチャート手法が完成する。現在は仲間とともに手法の普及をライフワークとしている。