From:パリティ
大阪のトレーディングルームより、、、
こんにちは、パリティです。
アメリカ大統領選挙まであともう少しですね。
今回は、大統領選挙と為替相場の
関係性について書いていきたいと思います。
「そもそも選挙と為替相場って関係あるのか?」
と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、
大きく影響するんですね。
国のトップが変われば、政策によって
経済にも大きな影響が出てくるわけですから、
国家間のバランスを示す為替相場に
影響が出ることは必然です。
では実際に、前回2016年11月にあった、
トランプvsヒラリーの選挙の時の
ドル円(USD/JPY)チャートを見てみましょう。
選挙前後のドル円チャート:
ご覧の通り、選挙前後でトレンドが
大きく変わっていることが分かると思います。
当時、トランプが大統領になったら
アメリカが終わるという風潮でしたが、、、
実際には、トランプが当選した直後から、
米ドルが買われるとともに円が強く売られて
非常に強い上昇相場に突入していきます。
結局、13円ほど上昇する結果となりました。
FXを知っている人なら、
「とんでもなく動いているな」
と感じる数字です。
それだけ当時、トランプが当選するとは
主要メディアや投資家も含めて誰も予想しておらず、
非常に大きなサプライズに受け止められて、
相場が急激に動く結果となりました。
今回も直前までの予想に反する
選挙結果となった場合は、、、
非常に大きなトレンドになる
可能性は十分ありますので、
ぜひ、選挙動向とチャートの値動きに
注目していただくと良いかと思います。
また、このような『大相場』が
できる局面において、注意があります。
もし、逆張りしてしまうと、
一撃で相場から退場になってしまう
可能性もあります。
逆張りトレーダーは選挙後に
相場が落ち着くまでトレードしないほうが
良いかもしれません。
数年に一度の大イベントですから、
しっかりと楽しんでいきましょう。
パリティ
・ジャパンインベストメントスクール講師
・現役プロトレーダー
・専門分野:FX
高校卒業後、携帯電話販売会社に勤務し、1ヶ月で400件以上の契約を獲得しトップセールスとなる。サラリーマンの傍ら始めたFXでは何度も破産を経験するものの、必死の思いで相場を研究し、2009年独自の手法を開発する。その後は安定した利益を出し続け、勝ち組トレーダーの仲間入りを果たす。高校時代の同級生と共にFXトレーディング用の法人を設立し、以来6年間専業トレーダーとして生活を送っている。講師としても5年以上の経験があり、日本全国で多数の教え子を輩出している。生徒が相場の原理を理解し、自力で利益を出せるようになるまで教え続けるといった徹底した指導スタイルに定評がある。教え子とは、講師と生徒の関係を超えて、飲み仲間や釣り仲間になることも多い。現在も現役トレーダーとして、徹底的に生活リズムを為替相場に合わせる生活を送っており、「相場にボラティリティがある間は徹夜でもトレードし続ける」ことで貪欲に利益を追求している。