塩漬け株を作らないための基本戦略

2020.12.18
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From:りゅうじじ
自宅の書斎より、、、

こんにちは。

大型優良銘柄の売り物が多くなって目立つ中
コロナウイルスの関係した銘柄や
環境エネルギーに関係した銘柄が
株価を上げてきています。

現在は様々な銘柄やテーマが物色されている傾向で
毎日方向性のない動きとなっています。

活況となっているテーマも週ごとに入れ替わりが激しく、
相場の流れに乗りづらい人も多いのではないでしょうか。

その中でも
しっかりと力強く上昇している銘柄は一定数あるので
そういった銘柄を見つけ
安いところから乗れるようにすると良いと思います。

ですが、こんな売りと買いが拮抗していて
相場の方向性が見えない状況で
安値を見つけることは非常に困難です。

少しでも安く買うために
押し目の見極めが非常に大事になってきます。

相場というのは様々な指標や過去のチャート、
シグナルなどを用いて「理論的に」安いだろう
ということを導き出すことしかできません。

さらに、皆さんの多くは
自らの資金力でチャートに大きな影響を
及ぼすことは難しいでしょう。

つまり、私たち個人投資家は
市場のコンセンサスを予想して
「論理的に」安値を探し、
高値だと思ったところで売る
ことが求められます。

皆さんが安いと思ったところで買っても
市場はまだ高いと思っていたら底はまだつけません。

逆もまた同じで、
高いと思ったから売り抜けても、
市場はまだ安いと思ったら継続して買いが入ります。

こうして考えてみると、
私たちが「感覚的に」株価が安いかどうか判断しても
市場はその感覚とは違う可能性の方が高い
ということです。

ですから私たちが「適当に」出した安値や高値というのは
往々にして当たらないと考えて良いでしょう。

10年来の安値だから買う、や
長い間ずっと上がっているし、そろそろ高すぎるから売る
などといった感覚で取引するのは危険です。

今のような売りと買いが拮抗している
相場状況の下でこうした考えで投資をしていると
売らなくてはいけない場面で売れず、塩漬けのまま
長い間保有してしまう原因にもなります。

こうした塩漬け銘柄を作らないようにするためにも
自分が投資をする銘柄には必ず、

なぜこの銘柄を買うのか
なぜこの株価で買うのか
どのタイミングで売るのか
どうなったら売るのか

といった様々なシュミレーションを
日頃から心がけましょう。

そして相場のトレンドが変わり、
予想と逆に動いたときにすぐに対処し、
塩漬けにしないためにも

投資をする前や、
トレンドが転換したと思ったタイミング
などで
適度に自分が投資しているものを見直すことが大切です。

今の株価水準は高くないか、
どの株価になったら売る、利益確定をする

といったことを考えておくことが重要でしょう。

繰り返しにはなりますが、
今の相場状況は売りと買いが半々で
銘柄選びが非常に重要になっています。

良い銘柄をしっかり選んで、
様子が変わったと思ったら早めの決済をして
塩漬けにならないようにしましょう。

それでは、来週のトレードも
頑張っていきましょう。

りゅうじじ

追伸:
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