FXで利益を残す公式

2021.3.10
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From：秋田洋徳
自宅の書斎より、、、

皆さんこんにちは
秋田洋徳です。

確実に言えることは、

勝率が高いだけのトレード
では勝てないということ。

勝率は言葉通り、
1回のトレードにおける
勝つ確率のことですが、

もう一つ合わせて知って
おくべき言葉があります。

それが、リスクリワード。

リスクリワードとは、
損失（リスク）と
利益（リワード）の
比率のことを言います。

例えば、1回のトレードで、

利益は20pipsでたら利益確定をし、
損失は10pipsの時点で損切りする

とした場合、

リスクリワードは、「1：2」で
あるということになります。

仮に目の前に
勝率90%の手法が
あったとします。

「勝率がこんなに高いなんて凄い！」
と思うかもしれませんが、

リスクリワードが「9：1」
（リスクが9、リワードが1）
だった場合、

10回トレードをして、
9勝1敗だったとしても
利益は残りません。

逆に、
勝率30％の手法であっても、

リスクリワードが「1：3」
（リスクが1、リワードが3）
だった場合、

10回トレードをして、
3勝7敗だったとしても、
利益はきちんと残ります。

そのため、

勝率の高さだけを見ても
実はあまり意味が無く、

リスクリワードも込みで
考えなければなりません。

また、

きちんと利益を
出していくためには、

期待値がプラスに
なる必要があります。

期待値は勝率とリスクリワードの値を使って、
下記のような計算式で表すことが出来ます。

リワード(利益) × 勝率
－リスク(損失) × (1－勝率 )
＝期待値

この期待値が
0より大きければ勝てますし、
小さければ利益は残りません。

ちなみに、秋田式の場合、
3回トレードをすると2回勝って
1回負けるくらいの勝率です。

だいたい勝率65～70%程度です。

（今回は低い方に合わせて65%で考えます。）

また、
平均的なリスクリワードは、
「1.5：1」ですので、

上記の式で考えると、

1×65%－1.5×(1－65%)
＝0.125

期待値＞0となるため
利益が残る計算です。

上記の説明を見ると、

「勝率が高くてリワードが
かなり大きい手法を
見つければいいのでは？」

と考える方もいらっしゃる
かもしれませんが、

基本的に、
勝率とリスクリワードは反比例します。

勝率を上げようとすれば、
リスクリワードのリスクは
大きくなっていきますし
（もしくはリワードが小さくなっていく）、

リスクリワードでリワードを
大きくしてリスクを小さくしていくと、
勝率が下がります。

勝率が非常に高くて
利益がたくさん見込め、
損失は限りなく小さい、

など、夢のような方法は
基本的に存在しません。

無理な勝率やリスクリワード
で考えるのではなく、

程よいバランスで、
期待値はきちんとプラスになるような
手法が良いと私は考えております。

本日はここまでです。
ありがとうございました。

秋田洋徳

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