From:秋田洋徳
自宅の書斎より、、、
皆さんこんにちは
秋田洋徳です。
FXがお勧めされる理由の一つとして、
レバレッジをかけられるので、
少額資金からでも始められる
というものがあります。
ただ、、
「レバレッジは危険なものなので、
なるべく低く抑えた方が良い」
といった考え方がなぜか広まって
しまっているように感じます。
私のトレードルールでは大体
レバレッジが15~17倍くらいは
かかっています。
この数字を聞いて、
いかがでしょう?
怖いですか?
ハイリスクに聞こえますか?
「はい」と答えた方に質問です。
レバレッジ15~17倍は具体的に
どう危険なのでしょうか。
「負けたときの損失が、
15~17倍になるから」
と回答するのであれば、
それは大きな勘違いを
していることになります。
ここで1つクイズです。
レバレッジが1倍でトレードする人と、
レバレッジが15倍でトレードする人が
いたとします。
2人とも、同じように
1ロット(1万通貨)の取引をして、
10pips分の損失が
発生してしまいました。
この時、レバレッジが1倍で
トレードする人は
-1,000円の損失となります。
ではレバレッジ15倍の人の
損失額はいくらになるでしょうか。
答えを考えてから続きを読んでください。
正解は同じく「-1,000円の損失」です。
レバレッジが15倍なのだから、
損失も15倍になって、
-15,000円の損失になる
と考えた方もいらっしゃるかもしれませんが、
そのようなことはありません。
損益額というものは、
何ロットの取引で何pips勝ったか(負けたか)に
よって決まります。
ここにレバレッジは出てきません。
そのため、レバレッジが1倍でも15倍でも、
極端な話100倍でも、
1ロット(1万通貨)で10pipsの損失なら、
等しく-1,000円の損失です。
ではレバレッジとは一体何なのかというと、
証拠金額と取引額との比率となります。
例えば、1ポンド=150円だとして、
1ロット(1万通貨)分の取引を行うとします。
ポンドを1万通貨分取引するということは、
1万ポンドの取引を行うことを意味しますので、
日本円に換算すると150万円分の
取引を行うことになります。
この時、証拠金を150万用意して、
1ロットの取引を行う人は、
150万円で150万円分の取引をするので
レバレッジは1倍になりますし、
証拠金を10万円用意して、
1ロットの取引を行う人は、
10万円で150万円分の取引をするので、
レバレッジは15倍(証拠金額の15倍の取引)
になります。
結局レバレッジは口座に入っている資金と、
取引に本来必要な資金の比率を
表しているだけであって、
口座に入っている資金が
多かろうと少なかろうと、
取引におけるロット数とpips数が
変わらないのであれば、
損益額に違いが出る訳がありません。
大切なのは
レバレッジが何倍なのか、
ではなく、
今から行う取引で
どのくらいの損益が
発生し得るのか
ということです。
それさえ把握してしまえば、
想定外の損失が発生したとか、
資金があっという間に底をついた
ということは起こらなくなります。
本日はここまでです。
ありがとうございました。
秋田洋徳
追伸:
FXで大損する原因は、
レバレッジではありません。
本当の原因は、たった3つだけ。
セミナーでお伝えしているので、
確かめに来てください。
↓
http://akita-fx.info/akita-fx/hochion_hl/
・ジャパンインベストメントスクール講師
・秋田式FX手法開発者
・専門分野:FX
1969年生まれ。
初心者から証券会社社長まで多くの方々に支持されるFX業界の異端児。
9割が負け組と言われる、厳しいFXの世界で、2009年に、後発組かつ全くの未経験から、勝率の高いFXノウハウを開発し、勝率70%、月利20%という並外れたパフォーマンスを実現する。さらに秋田式のノウハウを学んだ教え子たちも同様に安定したパフォーマンスを出し、その再現性の高さを証明している。これまでのスクールでの指導者数は延べ700名を超える。