今の円安で大儲けを考えてはいけない理由

2022.10.19
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From:秋田洋徳
自宅の書斎より、、、

皆さんこんにちは
秋田洋徳です。

現在、『円安』傾向が続いていますが、、

日銀の為替介入などで、
一時的に極端な円高があったりと、
不規則な値動きが続いていますね。

特に私の扱っているポンド円は、
元々1日の値幅が大きい通貨のため、
1日数円動くことも全く珍しくはありません。

特に9月の末頃はかなり異常で、
1ポンド=148円程まで
下がったかと思えば、

2~3日ほどで160円台まで戻ってくる
ような激しい動きをしていました。

このような動きがあると、

「この値動きの端から端まで
利益が取れたら大儲け出来るのに」

と夢を見てしまう方も
少なくないと思います。

実際にそのような「天井」や「底」を
狙ってトレードをされる方も
いらっしゃるかもしれません。

ただ、実際チャートの
「天井」や「底」は狙って
エントリー出来るものでは
ありません。

運良く「天井」か「底」の
どちらかを掴んだとしても、

その後、どこまで下がるのか、
どこまで上がるのか…

つまり、利幅がどこまで伸びるのかを
ピンポイントに捉えるのはほぼ不可能です。

そこで生まれたのが、

「頭と尻尾はくれてやれ」

という投資の格言です。

これは値動きを魚に見立てた格言で、

魚の頭から尻尾の先まで
全て楽しみたくなってしまう。

つまり、

チャートの「天井」や「底」
の端から端まで利益を
取りたくなるんです。

それを狙ってトレードするのは
現実的には無理なので、

欲をかかずに、

その間の部分で利益を出しましょう

という意味になります。

また、値幅が大きければ大きい程、
大儲けの誘惑が強くなりますが、

それほどの値幅があるということは、
同じくらい大損するリスクもある
ということは忘れてはいけません。

たまに、勝つことばかりを考えて、
負けた場合の対応を何も
考えていない方がいらっしゃいますが、

トレードを行うのであれば、
最低限、目標の利幅と
損切り位置は決めておくべきです。

そして、エントリーした後、
決めておいた利確・損切りの位置で
自動決済が行われるように
決済注文を入れて置くのが良いと思います。

なぜ自動決済が良いのかというと、
手動で決済をしようとすると、
必ず躊躇いが出るからです。

想定していた利確場所までくると、
「もっと利益が伸びるのではないか」
と欲が出たり、

損切り場所までくると、
「もう少し待っていたら価格が元に
戻って損切りが帳消しになるのではないか」
と人間は考えてしまいがちです。

この人間の感情による躊躇いが、
FXで負ける原因にもなります。

ですから、それを排除するために
自動決済がお勧めです。

ここ最近のような荒れた相場で
損切りを入れずにトレードすることは、

シートベルトなしで
高速道路を爆走しているのと同じです。

今の相場状況だからこそ、
欲をかき過ぎず、

リスク管理をきちんと行って、
トレードをしていきましょう。

本日はここまでです。
ありがとうございました。

秋田洋徳

追伸:
断言しますが、、

『負け方を知らない人』が
FXで勝つことはありません。

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