注文時の生命線「スリッページ」

2018.6.6
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From:秋田洋徳
名古屋の自宅より、、、

皆さんこんにちは。
秋田洋徳です。

トレードの注文画面や、
設定画面には

「スリッページ」と言う数値を
設定する欄がありますが、

スリッページとは何?
数値はいくつに設定すべき?

という質問をよく受けますので、
今回はこのスリッページについて
説明しようと思います。

スリッページとは
成り行き注文等をする際、

注文をした価格と約定した価格との
間に生じる差のことをいいます。

例えば、今トレード画面を見た時
1ポンド=150.000のレートだったとして、

この数値で買いエントリーをしようと思い、
すぐさま成り行き買い注文をしたとします。

ただ、自分は150.000の時に買ったと思ったのに、
実際に約定した価格(取引が成立した価格)は
1ポンド=150.014と言う価格でした。

この場合、注文しようとした価格(150.000)と、
実際に約定した価格(150.014)には
1.4pipsの差が生まれており、
これがスリッページと言うものになります。

通貨のレートと言うのは常に数値が上下しており、
一瞬ごとにレートは変化します。

その為、自分が買い注文を出してから、
その注文が成立するまでの一瞬の間にレートが変化し、

自分が思った価格から少しずれた位置で
取引が成立してしまうことがあるのです。

ただ、このズレがあまりにも大きいと
取引をする側に不利な場合がある為、

それを防ぐ方法として、
注文画面にスリッページ欄があります。

この注文画面のスリッページ欄は、
取引する際、何pipsまでならズレて約定しても
許容するかを設定することができます。

例えば、スリッページを2pipsに設定しておいた場合、

トレードをする際に注文価格と約定価格の差が
2pips以上ズレてしまうような取引は、
自動的に不成立になります。

この様にスリッページを設定しておくことで、
注文価格と約定価格が大幅にずれて、
損をしてしまうケースを予め防ぐことができます。

ただ、いくら価格がズレるのが嫌だからといって
スリッページを0に設定してしまうと、

注文時にほんの僅かに値が動いただけで
取引が不成立となってしまい、

殆ど取引が成立しなくなってしまう
可能性もありますので、
スリッページを0に設定はしない方が良いでしょう。

また、スリッページは
DMMFXのデフォルトの数値である
2pipsで問題ないかと思いますので、
2pips前後で設定すると良いかと思います。

成り行き注文をメインで使用している方は
スリッページが直接取引に関わってきますので、
これを機に見直してみるのも良いですね。

それでは今回はここまでです。
ありがとうございました。

秋田洋徳

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