From:秋田洋徳
自宅の書斎より、、、
皆さんこんにちは、
秋田洋徳です。
私の手法では、
「証拠金10万円に対して1ロット(1万通貨)
の比率を守ってトレードをする」
という、取引数量を決めるルールがありますが、
「10万円を少しでも割ってしまうと、
1ロットの取引ができなくなるの?」
「もし、最初の1回の取引で負けたら、
もう次のトレードができないのではないか」
という質問をセミナーでよくいただきます。
先に結論として、そうでは無いのですが
今回はその疑問にお答えするために、
“1ロットの取引をする為に
最低限必要な額はどのくらい必要なのか?”
について書きたいと思います。
まず前提として、
1ロット=1万通貨の証券会社で
1ロットの取引をする場合、
その時の取引する通貨のレートによって
必要最低額が決まります。
例えば、1ポンド=130円のレートの時に
1ロット分の取引をするとします。
1ロット=1万通貨なので、
1ロット分の取引をするということは
1万ポンド分の取引をするということになります。
そして、今1ポンド=130円ですので、
1万ポンド=130万円です。
つまり、もし、このレートの時に、
1ロットの取引をする為には
本当は130万円必要になります。
そこで、FXにはレバレッジをかけることができ、
日本の証券会社では証拠金の25倍までの
取引を行うことが可能です。
そのため、130万円の25分の1のお金があれば
ギリギリ取引が可能ですので、
130万円÷25=52000円が
この取引を行う上での必要最低額となります。
もちろん、レートが変われば
必要最低額も多少増減しますが、
少なくとも10万円を用意して
1ロットの取引をするのは
限界ギリギリの取引では全くない、
ということになります。
“本来の取引に必要な額を
レバレッジの限界である25で
割った数字が必要最低額である”
という式を覚えて置くと、
自分がどのくらいリスクの取引を
しているのかがわかるように
なると思いますので、
この考え方はぜひ、
頭の片隅に置いていただければと思います。
本日はここまでです。
ありがとうございました。
秋田洋徳
P.S.
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・ジャパンインベストメントスクール講師
・秋田式FX手法開発者
・専門分野:FX
1969年生まれ。
初心者から証券会社社長まで多くの方々に支持されるFX業界の異端児。
9割が負け組と言われる、厳しいFXの世界で、2009年に、後発組かつ全くの未経験から、勝率の高いFXノウハウを開発し、勝率70%、月利20%という並外れたパフォーマンスを実現する。さらに秋田式のノウハウを学んだ教え子たちも同様に安定したパフォーマンスを出し、その再現性の高さを証明している。これまでのスクールでの指導者数は延べ700名を超える。