過去より未来に目を向ける考え方

2020.5.31
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From:高子
都内のMy Salonから、、、

皆さまこんにちは、高子です。

「事後事実を知るよりは、
事前に知ることのほうが大事」

というお話しです。

事後事実とは、
値動きの軌跡を理由付けること。

事前に知るとは、
未来の値動きを予測すること。

この2つは、値動きを根拠づけるために
用いられる解法のことです。

が、どちらがより大事だと思いますか?

今回このことをテーマにした理由に、

「なぜ上がったのですか」
「なぜ下がったのですか」

という質問をいただくことが
とても多いからです。

2万1000円を大きく上回るような
直近の相場展開の今、

セミナー参加者様、私の生徒さんから
相場の強さについて説明を求められる
ケースが圧倒的に多いです。

だけど、この答えについては
色んなファクターが考えられます。

プロの間でも明快な答えは正直、
「無い」というところでしょうか。

ひとまとめに事象発生の原因を
説明しようとすると、とても難解だと思います。

後になって値動きの根拠を
導き出すようなことは無駄ですし、
理解する必要もないのかなと。

デイトレスキルにおいては、
全く必要のないことだと私は思っています。

上がった理由、下がった理由は
「なるほど、そんなことが起因してるのか」
程度で大丈夫です。

直近の相場のように、
誰もが驚くような金融バブル相場。

ファンダメンタルズは皆
分からないにしても、
値動きをテクニカルで追っていくと
この強さの詳細がよく理解できます。

そこに理由も何もありません。

というのは、最近の相場においては
デイトレードを行う上で、
“売りよりも買いのシーン”
が圧倒的に多かった。

必然的に相場が強い、
ということの何よりの証拠です。

伝説の登山家に、

「なぜ山に登るのでしょうか?」

というような質問を投げかけた時、

「そこに、山があるからだ」と返しています。

あまりにも有名な言葉ですし、
とてもシンプルですよね。

なぜ相場が上がったのでしょうか?

「売り場よりも買い場が連続したから」

と私は答えます。

答えはシンプルです。

これまでに上がった理由は
これで十分なのです。

なぜ上がったのかを考えるよりも今、
この先のことの方がとても大切。

デイトレードスキルで大事なことの1つ、

“5分先の値動きを予測するスキル”

この一点だけです。

このスキルがあるかないか、
根拠あるスキルを持ってるか
持ってないかが何より重要
なのではないかなと思います。

それが、私流でいうところの
『オリジナルロジック』になります。

皆さんはプロアナリストを目指している
ワケでは決してありませんよね。

日々の値動きの中、利益の取れる場所を
スクリーニングして確実に現金化する。

事後にあれこれ勉強を積み重ねる
必要もありません。

ある程度の未来予測ができる能力。

このことのスキルアップを目指してくださいね。

1日分のチャートを近視眼的に見たり
俯瞰してみたりすることで「ハッ」と
気づくことがあるはずです。

相場分析というものは、
おしなべて語るものではありません。

連続する瞬間瞬間の値動きに
大事な何かが潜んでいます。

その瞬間にもっと着目し、集中して
チャートを見てみてくださいね。

それでは、6月スタートも良い
トレードができますように。

高子

追伸:
今年から複利チャレンジをやっています。

幸いにどの月も100%以上の
プラスです(^-^)

私がいつもチャートを開いたら
何を考えて売買シナリオを立てているのか?
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