【注意】押し目買いを狙うという思考の罠

2020.6.25
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From:億り人
大阪のトレーディングルームより、、、

こんにちは、億り人です。

なぜ、個人投資家は「押し目買い」をしたくなるのか?

「そんなの当たり前じゃないですか…」

と深い溜息をついた人もいると思いますが、
株式投資は安く買って高く売るのがセオリーです。

確かに、大きく値幅を取るなら
理想的な考え方ですし、
相場の動きを見ると押し目反転を
狙いたくなる場面もあります。

しかし、このセオリーが間違っているとしたら…

と考えてみたことはありませんか?

特に、相場を経験している人ほど
押し目買いしたくなる理由。

そして、どうやって相場が個人投資家を
『操っているか』をお話ししていきます。

株を続けていると、誰でもこんな経験が
あるのではないでしょうか?

上昇相場だと思っていたら、
急落して逆指値(ロスカット)に引っかかった…

でも、相場はその後上げていく…

次こそはと思い、再度エントリーしたら
レンジで大した利益にならない…

もしくは、また急落に巻き込まれて
ロスカット…

というパターンです。

実際、こういった局面はよくあります。

これを何回か経験すると、

「そろそろ下げ止まるだろう」とか、
「さすがに売られすぎだ」

と考えるようになり、押し目買いの思考を
『刷り込まれて』いきます。

いわゆるこの逆張り思考が、
ナンピン買いや塩漬け株を作る
きっかけにもなります。

株価が下がり切る前に逆張りをスタートさせると
たとえ損切りが実行できても、

新規買い→損切り→再び新規買い→再び損切り…

と悪循環による損失が積みあがってしまいます。

さらに恐ろしいのは、この一連の流れが、
自分で選択した結果『ではない』と、
私は考えています。

誰かが意図的に作り出したシナリオで、
個人投資家はうまく誘導されている、
ということです。

必ずそうなるとは言い切れませんが、
過去の経験則では暫く刷り込まれてからの…
刈り取りが行われています。

「そんなワケない!」

と思う人もいると思いますが、
判断はお任せします。

いずれにせよ、
一気に刈り取られないようにするためには、

「今の相場は買いが強い」

というイメージが強いときほど、
注意したほうが良いかもしれませんね。

では、どうやって利益を大きく伸ばせばいいのか?

悩むところですよね。

「頭と尻尾はくれてやれ」

百戦百勝して相場の神様と呼ばれた、
本間宗久が生んだ言葉です。

最大限の利益を得ようと欲張りすぎずに
腹八分目ぐらいまで得られれば構わない、
という気持ちでトレードするべきだ。

と教えてくれています。

大切なのは相場の変化に対して、
第三者の目線で判断できるか。

「市場はまだ上がると予想しているし…」
「もっと値幅を取れるのでは…」

と、自分に都合のいい
情報ばかり手に入れても
意味がありません。

はたしてこのままポジションを
持ち続けて問題ないのか?

と冷静に判断すべきではないでしょうか。

ただ…

ご自身の分析で、まだ上がると判断されたうえで、
ポジションを持っているなら問題ないと思います。

未来の結末は誰にもわからないので、
正しい判断だった場合もあるでしょう。

いずれにせよ、
株であろうが為替であろうが、
誰かがババを引かないといけないのが相場です。

読者のあなたもババを引かないよう、
今の相場の動きには注意を払うべきです。

もうこんな値幅が取れるチャンスはない
と焦る必要はありません。

さて、この6月にもコツコツとミニ1枚だけで
1ヶ月で回転資金を倍近くにする方もおられます。

私は、近い将来に大きなチャンスが
来るとみていますので、
これ以上のパフォーマンスは十分に期待できると考えています。

ただ、明暗ははっきり分かれるでしょうね。

それでは、また木曜日にお会いしましょう!

億り人

追伸:
相場展開を予想するために
知っておかないといけないこと。

それが『相場の仕組み』です。

恐らく、どこの書籍にも載っていない
相場のカラクリを少人数にだけ教えます。

http://japan-i-school.jp/jim/seminar_ok07/

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