From:パリティ
大阪のトレーディングルームより、、、
こんにちは、パリティです。
今週のドル円相場もボラが全く出ない状況が続いています。
こういった相場は一番苦手なトレンドフォロー型のトレードですが、
今週は+10pips程度に留まる結果となりました。
このようなレンジ相場においては、
週間損失がマイナス20pips以内に抑えられれば、
合格圏と考えています。
トレンド相場ががっつりと利益を確保し、
レンジ相場で微損を出すというサイクルを繰り返すことで
収支曲線は右肩上がりを確保していくことを狙っていくのが
理想的と考える私にとっては、
レンジ相場でマイナスを出すことは
織り込み済みなのです。
言い換えれば、今は守りの時期とも言えます。
そもそも時期的にクリスマス休暇シーズンに突入し、
ボラが落ちやすいファンダメンタルにある現状では、
貪欲に利益を狙いに行く相場ではなく、
「いかに損失を最小限にとどめるか」
という点に注力してトレードすべきと思います。
トレードの精度を上げる努力は継続しつつ、
「無理してエントリーしない」ということを
念頭に置くことが大切かと思います。
ローソク足が両ヒゲだらけでチャートが汚かったり、
15分足レベルで上下に20pips以下しか動いていないような相場は、
頑張ってエントリーしてもスプレッド以上に勝つことは難しいですし、
たとえ勝てたとしても大した利益にはなりません。
このような相場でいかにして無駄トレードを省けるかが、
順張りトレーダーにとって最も重要な局面かと思いますので、
ぜひ皆さんも練習してみてくださいね。
パリティ
・ジャパンインベストメントスクール講師
・現役プロトレーダー
・専門分野:FX
高校卒業後、携帯電話販売会社に勤務し、1ヶ月で400件以上の契約を獲得しトップセールスとなる。サラリーマンの傍ら始めたFXでは何度も破産を経験するものの、必死の思いで相場を研究し、2009年独自の手法を開発する。その後は安定した利益を出し続け、勝ち組トレーダーの仲間入りを果たす。高校時代の同級生と共にFXトレーディング用の法人を設立し、以来6年間専業トレーダーとして生活を送っている。講師としても5年以上の経験があり、日本全国で多数の教え子を輩出している。生徒が相場の原理を理解し、自力で利益を出せるようになるまで教え続けるといった徹底した指導スタイルに定評がある。教え子とは、講師と生徒の関係を超えて、飲み仲間や釣り仲間になることも多い。現在も現役トレーダーとして、徹底的に生活リズムを為替相場に合わせる生活を送っており、「相場にボラティリティがある間は徹夜でもトレードし続ける」ことで貪欲に利益を追求している。