From:パリティ
大阪のトレーディングルームより、、、
こんにちは、パリティです。
新型コロナ感染者数の推移は
引き続き下落方向に動いていますね。
このまま下落トレンドが継続してくれることを願います。
さて、今回は少し趣向を変えて、
「新型コロナ感染者数の推移と
日経平均先物の価格推移」
について少し分析してみることにしました。
新型コロナウイルスが国内で蔓延し始めて
約1年間の国内感染者数と日経平均先物の動き
についてグラフ化してみることにしました。
結果は以下のような形です。
縦軸の左側が日経先物価格で、
右側は国内の1日当たり感染者数の推移になります。
国内で感染拡大が認識され始めた2020年初頭においては、
株価は大きく下落する結果になりましたが、
その後、4月(第一波)、8月(第二波)、12月(第三波)が
発生したタイミングでは、むしろ株価は上がっているように見えますね。
念のため、国内感染者数と
日経平均先物価格の推移を
線形回帰分析してみました。
結果は以下の通りです。
R2が0.5ということで、
やはり正の相関が出ているということになりますね。
直感的には感染者数が増えると
株価は下がりそうですが、
現実的にはその真逆で
株価は上昇するという結果になりました。
ということは、感染者数の移動平均線等で
トレンド判定し、ゴールデンクロスしたら
日経平均先物を買って、
感染が収まってきたら(つまりデッドクロスしてきた)
売るような形で一つの手法になるのかもしれません。
サンプルが少なすぎてこの傾向を
どのように解釈するかは判断に悩むところですが、
もう少し分析したらコロナ手法が作れるかもしれません。
ご興味ある方はぜひ、色々分析してみてください。
パリティ
・ジャパンインベストメントスクール講師
・現役プロトレーダー
・専門分野:FX
高校卒業後、携帯電話販売会社に勤務し、1ヶ月で400件以上の契約を獲得しトップセールスとなる。サラリーマンの傍ら始めたFXでは何度も破産を経験するものの、必死の思いで相場を研究し、2009年独自の手法を開発する。その後は安定した利益を出し続け、勝ち組トレーダーの仲間入りを果たす。高校時代の同級生と共にFXトレーディング用の法人を設立し、以来6年間専業トレーダーとして生活を送っている。講師としても5年以上の経験があり、日本全国で多数の教え子を輩出している。生徒が相場の原理を理解し、自力で利益を出せるようになるまで教え続けるといった徹底した指導スタイルに定評がある。教え子とは、講師と生徒の関係を超えて、飲み仲間や釣り仲間になることも多い。現在も現役トレーダーとして、徹底的に生活リズムを為替相場に合わせる生活を送っており、「相場にボラティリティがある間は徹夜でもトレードし続ける」ことで貪欲に利益を追求している。