コロナと日経先物の関係

2021.2.2
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From:パリティ
大阪のトレーディングルームより、、、

こんにちは、パリティです。

新型コロナ感染者数の推移は
引き続き下落方向に動いていますね。

このまま下落トレンドが継続してくれることを願います。

さて、今回は少し趣向を変えて、

「新型コロナ感染者数の推移と
日経平均先物の価格推移」

について少し分析してみることにしました。

新型コロナウイルスが国内で蔓延し始めて
約1年間の国内感染者数と日経平均先物の動き

についてグラフ化してみることにしました。

結果は以下のような形です。

縦軸の左側が日経先物価格で、
右側は国内の1日当たり感染者数の推移になります。

国内で感染拡大が認識され始めた2020年初頭においては、
株価は大きく下落する結果になりましたが、

その後、4月(第一波)、8月(第二波)、12月(第三波)が
発生したタイミングでは、むしろ株価は上がっているように見えますね。

念のため、国内感染者数と
日経平均先物価格の推移を
線形回帰分析してみました。

結果は以下の通りです。

R2が0.5ということで、
やはり正の相関が出ているということになりますね。

直感的には感染者数が増えると
株価は下がりそうですが、

現実的にはその真逆で
株価は上昇するという結果になりました。

ということは、感染者数の移動平均線等で
トレンド判定し、ゴールデンクロスしたら
日経平均先物を買って、

感染が収まってきたら(つまりデッドクロスしてきた)
売るような形で一つの手法になるのかもしれません。

サンプルが少なすぎてこの傾向を
どのように解釈するかは判断に悩むところですが、
もう少し分析したらコロナ手法が作れるかもしれません。

ご興味ある方はぜひ、色々分析してみてください。

パリティ

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