From:Mr.K
沖縄の自宅より、、、
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■今回の目次
1、大損を取り返す方法
2、ポートフォリオの組み方(ETRレポート)
3、先のトランプ弾劾裁判の全和訳(3と4)
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前回のブログでは、
久しぶりに大連敗を喫した
と書いたのですが、
先週は逆に、
その損を一気に取り戻す
週となりました。
今回は、そのうまくいった
取り返し戦略について
具体的に書いていきます。
通常、投資では
損を取り返そうとするのは
よくありません。
リベンジトレードと呼ばれていて、
損をしたからという理由で
挑戦するトレードというのは、
たいていの場合ハイリスクである
ことが多く、
損を取り返そうとして
その倍以上の大損を食らう、、、
ということになりがちです。
しかし、取り返さないわけには参りませんね!笑
成功する取り返し戦略と
失敗する取り返し戦略の
違いを、
ぜひこの機会に
抑えておいてください。
・・・
<注意>
私は別に自分の意見を押し付けたいわけではありませんし、あなたと論争をしたいわけではありません。
あくまで私の意見を書きますので、興味がある人だけ読んでください。
それでは、本題に入ります。
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勝率は安定しない!?
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先週のETRレポートでも少し書いたのですが、トレードをある程度長く続けるつもりなら、目も当てられないほど負けが続く事態に一度や二度は(いや、もっと)遭遇することを最初から想定しておく必要があります。
損小利大で平均勝率が60%以上あれば、かなり順調に資産は増えていくのですが、短期的に見ると勝率というのは意外とアップダウンします。
週に数回以上売買するようなトレードスタイルであれば、1年間の中では、勝率が90%を超える期間も体験するし、逆に勝率が20%を下回るような期間も体験すると考えた方がよいです。
勝率がずっとほぼ一定で安定するなら、投資というのはものすごくシンプルなものになります。
なぜかといえば、例えば20回やって必ず12回以上勝つと決まっているのであれば、それはとにかくありったけ資金を引っ張ってきてフルレバレッジで売買すればよいからです。
しかし、現実にそんなことをやっているまともな投資家はいないでしょう。
それが何を意味するかといえば、誰でも勝率が低い期間が存在するということです。
よく、
「負けないトレードをしたい、安定的に勝ちを重ねたい」
と言う方がいますが、これは目標としてはっきりと間違っていると私は思います。
正しい目標設定というのは、例えば、
「毎月の最大損失が10%以内に抑えつつ、一年で資金を2倍にしたい」
というようなものです。
あなたがトレード初心者であれば、先の2つの目標は似ていると感じるかもしれませんが、ここには明確な認識の差が存在しています。
それは、
■トレードでコントロールできるのは、利益速度ではなく損失速度である
という認識を持っているか否か、ということです。
損失速度をコントロールする方法は、例えば、「1ヶ月の損失が10%に達したらそれ以上売買をしない」と決めることです。
一方で、利益速度はコントロールできません。
その理由は、私たちは頑張って値動きをコントロールすることができないからです。
波がないときにできるのは休むことであり、無理矢理いいサーフィンをすることは基本的には不可能なのです。
人間というのは、コントールできないものをコントロールしようとするとき、大変にイライラする傾向があると思います。
「他人と過去は変えられないが、自分と未来は変えられる」という、あれです。
コントロールできるもののみにフォーカスすることの重要性は、アルフレッド・アドラーも説いていますね。
以上のことを確認した上で、大損を取り返す方法を考えていきましょう。
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大損を取り返す方法
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トレードで大損したときの精神状態というのは、本当に、悲惨なものがありますよね。
なんと表現したらいいかわからない、、徒労感というか自己嫌悪というか不安感というか、、
人間にとって前進感はパワーの源になりますが、後退感の与えるネガティブインパクトも凄まじいものがあると感じています。
安心していただきたいのは、大損したときに一時的に気分が滅入るのは、どんなスーパートレーダーでも同じだということです。
(書籍を読めば、例外がいないことがわかります)
ですから、重要なのは、損して凹んだあとに何をするか?ということなのです。
そして、取り返す方法は、実はたった一つしかありません。
■できる限りリスクリワード比率が高いところでポジションを持ち直し、勝ちもしくは含み駅が増えるごとにポジションを大きくしていく
これのみです。
これより他に、リスクを抑えながら取り返す手段はありません。
そのための方法として、ここでは、3つの対策を簡単に書きます。
1、いったんポジションを3分の1以下に縮小する
これは冷静になるためにどうしても必要なことです。
自分のメンタル通常どおりかどうかは自分でわかると思いますので、滅入っているなあとかストレスを感じているなあとか感じるのであれば、ストレスを感じなくなる金額まで、とにかくポジションを小さくしましょう。
2、ここは鉄板だ!と可能な限り確信が持てるタイミングの銘柄を探し、見つかったら、小さなポジションで入る
このとき重要なことは、勝ちを重ねることです。
ですから、急騰するかどうかはおいておいて、負けないだろうポイントを選択することが重要です。
また、そういうタイミングに来ている銘柄が見つからなければ、見つかるまでは投資を控えること。
3、ポートフォリオを短期、中期、長期に分け、長期目線の銘柄に資産の10分の1を入れる
ポートフォリオについては、ETRレポートに詳しく書きますが、負けが連続しないためには、いくつかの期間の違う投資を同時に行うことは重要です。
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以上を読んで、
「そもそも、確信が持てるタイミングがわからない」あるいは「長期投資での銘柄が選べない」という方もいらっしゃるかもしれません。
その場合は、そもそも勝つパターンを見つけられていない、ということになりますので、まずは勝てるパターンを発見するか、誰かから学ぶ必要があります。
相場の良い悪いが判断できたり、いい銘柄かどうかがある程度判断できるというのは、今回書いたこと以前の課題になります。
はい、今回はここまでですが、引き続き、ETRレポートではポートフォリオの組み方を書いていきます。
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ETRレポートについて
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これまでに以下の内容を配信しています。どれも今日のトレードから活かせる現実的かつ具体的な行動が盛り沢山です。毎週見て実行することで、あなたのトレードは間違いなく”勝ちやすく負けにくいトレード”に進化していきます。
■プライマリーコース
・大負けする3大理由①
・大負けする3大理由②
・大負けする3大理由③
・損切り基準の最適化方法
・連敗時のリカバリー戦略
+米国政治に関する記事or動画
■アドバンスコースでは、覚えておくだけで大化け急騰銘柄に乗れる確率が飛躍的にアップする【オリジナル鉄板パターン】を毎週紹介&解説しています!
<動画解説>
3/8 N字急騰パターン
3/15 Super Cup with Handle
3/22 ???
↓ ↓ ↓
ETRレポート:
http://japan-i-school.jp/jim/ct_etr02/
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▶︎Mr.Kのつぶやきコーナー
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本文で書けませんでしたが、先々週大負けした米国株で、先週取り返すことができたのは、切って入り直した銘柄が思いっきり急騰して戻ったからです。
その際、重要なポイントは、含み損がひどい銘柄を切って別の銘柄に乗り換え、含み益で伸びていた一部の銘柄はそのまま放置して持ち続けたということです。
うまくいっている銘柄と、うまくいっていない銘柄を持っているときは、利確ではなく損切りを先にするようにしましょう。
追伸:
沖縄はもう半袖です^^
GOOD TRADE!!
Mr.K
追伸:
良い銘柄にエントリーするための
リサーチ時間を短縮したい
大きな相場の流れを掴んでおきたい
そういう方はぜひETRレポートを
ご覧ください。
毎週アップしています。
↓
ETRレポート:
http://japan-i-school.jp/jim/ct_etr02/
・ジャパンインベストメントスクール講師
・専業トレーダー
慶應大学大学院修了。某大手企業でサラリーマンとして仕事に燃える側ら、将来の資産形成のためにと思い2013年に株式投資に挑戦。有名な投資塾に入って必死に勉強するも、初年度は面白いくらい惨敗し追証を何度も経験。一度は投資を辞めようと思ったが、あまりの悔しさに諦めきれず、9日間の夏季休暇をすべて費やして朝9時から夜12時まで過去の株価チャートを見続けた結果、資金の流れに注目すれば再現性高く株価の未来を予測できることに気づく。その後研究を続け、経済学や金融工学を使った世間の投資手法とは一線を画した「物理学的アプローチ」による『CLEAR TRADE』理論を開発。また、9割以上の人が大敗して負けるメカニズムを数学的に解明し、厳密な資金管理理論を独自に発明。投資技術を論理的に解析・解説することを得意とし、WEBセミナーでの質疑応答はわかりやすいと人気。理論を応用し、自らAIインジケーターも開発。平日は朝8時から夜の22時まで働く現役バリバリのサラリーマンであったため、1日わずか10分の作業時間でできる投資スタイルを基本とし、それでも月利20%以上を安定的に稼ぎ出していた。2016年10月に会社を退職し独立。現在は、かつての自分と同じように株式投資でなかなか結果を出すことができない人の役に立つべく、スクールでの指導や個別コンサルなども行っている。これまでに1,000名を超える指導実績があり、自身のコミュニティに300名以上の参加者を抱えている。投資だけでなくビジネス、生き方についての考え方にも定評がある。2020年には、資金管理の原理を端的に解説した文章が、Quora(※)の投資関連質問でのベストアンサーに選ばれ、書籍に掲載された。