From:秋田洋徳
自宅の書斎より、、、
皆さんこんにちは
秋田洋徳です。
FXでは取引を開始した後、
自分で決済をしない限り、
損益が基本的に確定しません。
もちろんエントリーをした後、
有利な方向へ価格が推移すれば、
含み益と呼ばれる暫定的な利益、
不利な方向へ価格が推移すれば、
含み損と呼ばれる暫定的な損失
は発生しますが、
決済をしない限りは、
その損益は現実のものにはなりません。
そのため、
含み損が発生したときに、
決済をしないで放置し、
その後、
価格が戻ってくれば、
含み損が帳消しになる
場合もあると考えて、
「損切りをしない」
という考え方のトレーダー
もいらっしゃいます。
確かに自分で損失を確定させる
という行為は気持ちの良いもの
ではありませんが、
損切りをしないという
この考え方については
私は反対です。
理由は2つあります。
■1つ目の理由は、
含み損を堪えるのは
限界があることです。
「FXでは自分で決済をしないと
損益は基本的には確定しない」
と言いましたが、
例外があります。
それが強制ロスカットです。
強制ロスカットとは、
自分の証拠金額に対して、
一定の割合を超える
含み損が発生した際に、
証券会社側が取引を強制的に
決済してしまうシステムのことです。
この仕組みがある以上、
含み損を無限に堪え続ける
ことはできません。
■2つ目の理由として、
運用の効率が非常に
悪くなることです。
取引をしている間、
その取引を成立させるための
必要最低限の証拠金額を、
他の取引に回すことはできません。
そのため、
決済をせずに放置している
時間が長ければ長いほど、
お金が働いていない
ことになりますので、
運用効率が落ちていきます。
上記2つの理由から、
私は損切りをしないという
選択肢は取りません。
ちなみに…
FXで大損する大きな原因の1つが
「損切りをすることをためらって、
最終的に強制ロスカットになる」
ことです。
人間は含み損が大きくなると、
感情が邪魔をして損切りが
出来なくなります。
例えば、
証拠金10万円で
取引をしているときに、
1000円程度の損切りであれば
ためらわずにできても、
1万~2万円ほどの
含み損が発生した場合、
余程の経験者でない限り、
自分の出した損失を認められず、
損切りせずに放置してしまいがちです。
その後、じわじわと
含み損が増えていっても、
何もせずに、最終的に
強制ロスカットで大損して、
FXを辞めてしまう方もいます。
損失が大きくなり過ぎた時点で、
その取引は失敗ですので、
損失は小さな内にさっさと切って、
次の取引に備える方法を
私はお勧めいたします。
本日はここまでです。
ありがとうございました。
秋田洋徳
追伸:
「含み損でハラハラ
するのに疲れた…」
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・ジャパンインベストメントスクール講師
・秋田式FX手法開発者
・専門分野:FX
1969年生まれ。
初心者から証券会社社長まで多くの方々に支持されるFX業界の異端児。
9割が負け組と言われる、厳しいFXの世界で、2009年に、後発組かつ全くの未経験から、勝率の高いFXノウハウを開発し、勝率70%、月利20%という並外れたパフォーマンスを実現する。さらに秋田式のノウハウを学んだ教え子たちも同様に安定したパフォーマンスを出し、その再現性の高さを証明している。これまでのスクールでの指導者数は延べ700名を超える。