トレードは無料なのにコストがかかる理由

2021.8.25
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From:秋田洋徳
自宅の書斎より、、、

皆さんこんにちは
秋田洋徳です。

多くの日本の証券会社では
取引手数料が無料となっている
会社が多いです。

ただ、取引に対してコストが
ゼロな訳ではありません。

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となってしまった方も
多いと思いますので、

今回は、取引の際に掛かっているコスト
について説明をしたいと思います。

まず、日本の多くの証券会社では、
別途の取引手数料はかかりません。

そのため、取引が終わった後にさらに
追加で手数料を徴収されることはありません。

ただ、FXには売値と買値があり、
この価格の差である「スプレッド」
ある意味で手数料になっています。

海外に行ったことがある方なら
知っていると思いますが、

銀行や空港などで
通貨の両替をする場合…

例えば、日本円と米ドルとの両替をするとして、

日本円から米ドルに
両替するときのレートと、

米ドルを日本円に
戻すときのレートは
別物になっています。

先ほど、みずほ銀行で米ドルとの
交換レートを確認したところ、

「円→ドル」のレートと、
「ドル→円」のレートでは

1ドルに対して6円の差がありました。

そのため、
仮に手数料無料だとしても、
日本円をドルに換え、

すぐさま、ドルを日本円に戻した場合、
レートの差分は損することになります。

そしてFXでもこれと
同様の現象が起こります。

FXには売りの取引を行う
場合のレート(売値)と、

買いの取引を行う
場合のレート(買値)があります。

今回は具体例として、
ドル円で考えます。

先ず、ドル円のスプレッド
(売値と買値の差)は

現在主要な証券会社では「0.2pips」
となっていますので、

売値が1ドル=110.000円だった場合、
買値は1ドル=110.002円となります。

次に、FXでは買いから取引を
開始した場合、決済(取引終了)は売り、

売りから取引を開始した場合、
決済は買いとなります。

そのため、仮に買いから
トレードを開始した場合、

1ドル=110.002のレートで買いますが、
決済は売りのレートを元に行われますので、

取引を開始した瞬間の損益は
1ドル=110.000で計算されるため、

取引を開始した瞬間に0.2pips分
負けていることになります。

このようにFXでは取引開始と同時に、
スプレッド分の損失が発生した状態から
取引がスタートしますので、

ある意味スプレッド=手数料
のようなものと考えられています。

ちなみにスプレッドは証券会社
によって異なりますので、

証券会社を選ぶ際は、

必ず自分の取り扱う通貨の
スプレッドが安い証券会社
利用することをお勧めいたします。

本日はここまでです。
ありがとうございました。

秋田洋徳

追伸:
どれだけ手数料を節約しても、
それ以上の損失を出しては
意味がありません。

節約と同時に、
しっかり稼げるルールも
あわせて学んでください。

一切のスキがないルールを
セミナーで伝授いたします。

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