From:秋田洋徳
自宅の書斎より、、、
皆さんこんにちは
秋田洋徳です。
FXではチャートを見て、
トレード判断を行いますが、
ただ「チャートを見る」と言っても、
どのようなチャートを見るべきか、
決めることが2つあります。
1つは「時間足」、
もう1つは「インディケーター」です。
まず「時間足」ですが、
チャート上にはローソク足と呼ばれる
値動きを表す棒状の図形が無数に
表示されています。
そして、
どのくらいの期間の値動きを
1本のローソク足で表すのかを
決めることができます。
例えば、1時間足チャートであれば、
ローソク足1本が1時間分の値動きを
表しているということになります。
時間足は一般的に、
1分足・5分足・15分足・30分足・
1時間足・4時間足・日足・週足・月足、
この中から選ぶことができます。
(証券会社によってはもう少し細分化して、
20分足や2時間足、8時間足等が
表示できる会社も存在します。)
目先の数pipsを狙った
短期売買を行うのであれば、
1分足や5分足など、相場を細かく見れる
小さな時間足を見る必要がありますし、
逆に、
相場の大きな流れを見ながら、
長期のトレードで利益を
出していくのであれば、
日足や週足など大きな時間足を
見なければなりません。
そのため、
まずは自分が短期取引と長期取引
どちらで取引をしていくのかを決め、
それに合わせて
どの時間足を見ていくか
決める必要があります。
私の場合は1回の取引で10pips程度の利益を
取ることを目的とした短期売買メインですので、
見ているチャートは5分足チャートだけです。
次に「インディケーター」ですが、
インディケーターとは簡単に言うと、
チャート上に表示できる分析ツールのことです。
ローソク足の平均線を表示して、
相場の方向性を捉えたり、
相場の強弱を表示する
分析ツールを表示して
売り買いの勢力の強さを
把握したりすることが可能です。
ただ、インディケーターは
あくまで補助ツールである
ということは忘れてはいけません。
ほとんどの分析ツールは、
ローソク足の価格の情報を元に
算出されているものですので、
そこから生み出された
補助ツールをいくつも
掛け合わせたからと言って、
トレードの精度が倍増する
訳ではないのです。
たまに4つも5つも
インディケーターを表示させて、
ごちゃごちゃなチャートで
トレードされている方を
見かけますが、
複雑にすればするほど勝率が
上がる訳でもありません。
ですから、
本当に必要な情報だけを得るために
厳選したインディケーターを
使うことをお勧めします。
私のチャートでは
指数平滑移動平均線(EMA)と呼ばれる
ローソク足の平均値の線を使用し、
数値は20に設定した20EMAだけを
使用しております。
初心者の方にも、経験者の方にも、
「こんなシンプルなチャートでいいんですか?」
と聞かれることもありますが、
私自身、いくつもの時間足・インディケーターを
試して分析した結果、
最終的に行き着いたのが、
5分足チャートでインディケーターは20EMAだけ
というシンプルなスタイルです。
複数の時間足を表示させ、
いくつものインディケーターを駆使して
トレードをしているにも関わらず、
それでも結果がついてこない方は、
自分自信で相場をより
難しいものにしている
可能性がありますので、
一度見るチャートを厳選して、
シンプルなチャートで取引を行ってみる
ことをお勧めいたします。
本日はここまでです。
ありがとうございました。
秋田洋徳
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・ジャパンインベストメントスクール講師
・秋田式FX手法開発者
・専門分野:FX
1969年生まれ。
初心者から証券会社社長まで多くの方々に支持されるFX業界の異端児。
9割が負け組と言われる、厳しいFXの世界で、2009年に、後発組かつ全くの未経験から、勝率の高いFXノウハウを開発し、勝率70%、月利20%という並外れたパフォーマンスを実現する。さらに秋田式のノウハウを学んだ教え子たちも同様に安定したパフォーマンスを出し、その再現性の高さを証明している。これまでのスクールでの指導者数は延べ700名を超える。