From:秋田洋徳
自宅の書斎より、、、
皆さんこんにちは
秋田洋徳です。
FXのトレード画面には
売り値と買い値が表示されており、
この数値に微妙に差があります。
(必ず、「売り値<買い値」になります。)
この差のことを「スプレッド」と言い、
FXにおいてはこれが取引手数料の
役割を果たしています。
よく海外に行かれる方は
ご存じかもしれませんが、
空港や銀行などで両替をする場合、
日本円から外国通貨に
両替するときのレートと、
外国通貨を日本円に戻すときの
レートは異なっています。
仮に、日本円を外国通貨に両替して、
すぐその場で日本円に両替し直した場合、
元の額が丸々戻ってくることはなく、
手数料分は損することになります。
ちなみに先ほど成田空港で
両替した場合のレートを
見てみましたが、
ドルと円の両替レートは、
円からドルに両替する場合137.98円
ドルから円に両替する場合132.58円
になるそうです。
(レートは日々変わるので常に
このレートではありません。)
この場合、
仮に100万円をドルに換えると、
約7248ドル、
これをすぐに両替し直すと、
約960,940円になりますので、
4万円くらい損する訳ですね。
これが手数料による損失です。
FXでも同様の現象が起こり、
FXの取引ではスプレッド分
損失が発生した状態から
取引が始まるように出来ています。
そのため、
スプレッドは小さければ
小さいだけ有利です。
また、スプレッドの大きさが
トレードの勝ち負けに影響が
出るときがあります。
FXでは売りの取引を行うときには
売り値の数値を元に取引が行われ、
買いの取引を行うときには
買い値の数値を元に取引が行われます。
例えば、
1ポンド=150.000のレートの時に
売りエントリーをして、
149.900になったら利益確定、
150.100になったら損切りをする
と設定したとします。
この時、売りエントリーから
取引を開始しておりますので、
決済は買いとなり、
買い値が149.900又は150.100に
到達すると取引が終了します。
ここで、
スプレッドが1pipsの証券会社と
スプレッドが0.5pipsの証券会社が
あったとします。
スプレッドが1pipsの証券会社の場合、
1ポンド=150.000で売りエントリーした時、
買い値は150.010になりますが、
スプレッドが0.5pipsの証券会社の場合、
1ポンド=150.000で売りエントリーした時、
買い値は150.005になります。
そのため、
スプレッドが1pipsの証券会社は、
レートが9pips上昇すると損切りに
かかりますが、
スプレッドが0.5pipsの証券会社では、
レートが9.5pips上昇しないと損切りには
かかりません。
ですから、スプレッドが大きい
証券会社では負けになっても、
スプレッドが小さい証券会社では
ギリギリ損切りにかからなかったという
現象が起こることがあるのです。
このようにスプレッドが小さい
証券会社は取引に有利に
働くことが多々ありますので、
口座開設を行う際は
必ずスプレッドの値を
確認するようにしましょう。
本日はここまでです。
ありがとうございました。
秋田洋徳
追伸:
オススメの口座をご紹介しておくと、
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・ジャパンインベストメントスクール講師
・秋田式FX手法開発者
・専門分野:FX
1969年生まれ。
初心者から証券会社社長まで多くの方々に支持されるFX業界の異端児。
9割が負け組と言われる、厳しいFXの世界で、2009年に、後発組かつ全くの未経験から、勝率の高いFXノウハウを開発し、勝率70%、月利20%という並外れたパフォーマンスを実現する。さらに秋田式のノウハウを学んだ教え子たちも同様に安定したパフォーマンスを出し、その再現性の高さを証明している。これまでのスクールでの指導者数は延べ700名を超える。