From:高子
My salonから、、、
皆さま
明けましておめでとうございます(^^)
今年もどうぞ宜しくお願い致します!
さて、
なぜ上がるのか、
なぜ下がるのか?
また、なぜ下がったのか、
あるいはなぜ上がったのか?
よく質問をいただくことが多いので、
私の思いや経緯を少し書いていこうと思います。
事後の事実
つまり値動きの軌跡に理由をつけることは
あまり重要なことではありません。
私たちデイトレーダーは、
数分あるいは数十分先の未来を
予測することのできるスキルを
身につけることが最も要求されます。
どうして上がったのか下がったのか、
と言う根拠を導き出すようなことは、
時間の無駄ですし、
理解する必要もありません。
私はそう思っています。
今、私がこのブログを書いているのは、
雇用統計発表15分後のことです。
事前の予想に対し、
実雇用者数がどのくらいだったのか
という事実は知る由もありません。
チャートが上に行こうとしてるのか、
それとも下に行こうとしてるのか、
ただただそのことに集中しているだけです。
雇用統計発表時の数値と
予想値を照らし合わせながら
サプライズに値するような
数値結果だったのか。
ただデータとして参考程度に
照らし合わせているだけです。
値動きの理由付けに使ったことは
一度もないかなと思います。
悪い数値だけども、
そのことはすでに織り込み済みだった。
という解釈から値動きは
上がったりもしますし、
そもそもが悪い数字だから、
ごく当たり前にマーケットが反応し下げた。
事実はどうであれ
後から何とでも理由づけができます。
つまりは、
資本家が動かしたいように相場を動かす
ということだけです。
予想に何の意味があるのでしょうか。
そんなことを過去には
よく考えたりもしました。
人に聞かれたり、他人の情報や
ネットニュースに惑わされたり。
ただ、私の経験上の結果、、
その予想や予測は
なんの意味ももたない
と言う答えに達しました。
予想があたれば
ほらやっぱりそうだと、
当たらなければ
織り込み済みだったのかもね、
とか、、
意味のない会話、、
後からだと何とでも言えるのです。
予想はどうでもよくて、
ただ、デイトレーダーは
5分後、10分後、多く見ても30分後、
このチャートがどうなってるのか
それだけに集中するのみです。
このことに関しては
色んな考え方があって然りですね。
ただ私は、
予想に対し事実はこう動くのだ
という確かな根拠づけが
当時を振り返れば
欲しかったのかなと思います。
マーケットは自分の考えている解釈とは
異なる動きをすることがとても多いです。
ファンダメンタルなどの知識を
全くと言って必要としない
トレードスタイルはないのかなぁ?
という思いから、今の
デイトレードスタイルに
落ち着きました。
値動きの源と言うか法則さえ
理解できればなんとかなる。
解析や分析をおしなべて
全てを語る事は出来ない。
複雑な作業を繰り返し精査できたことで
シンプルな答えにたどり着きました。
ここにくるまでは
相当な時間を費やしましたし
たどり着いたところで、勝率100%になる
というわけではもちろんありません。
ただ、成功とは言わないまでも
確率の良いエントリーができるように
なったことは素直に嬉しく思っています。
まずは、
自分のトレードスタイルを
確立させましょう。
・デイトレなのかスイングなのか
・チャートのどこを大局にみてるのか
・1週間単位でみてるのか、1日なの?1ヶ月なの?
それぞれで
トレードのやり方は
異なってきます。
この新年の良い機会に
自分のトレードスタイルは何なのか、
どうしていきたいのか、
その手法は
しっかり根拠づけできてるのか、
今一度、見返してみてください。
私も、実は
去年ルールを逸脱したり
自分のロジック以外のことを
色々試したりと
何だか不安定な一年だったかなと
反省が多かったかなと感じています。
もう一度、初心に戻って
心身ともに整えなければと
思いました。
トレードにおいての
考え方や手法に関しては
答えは一つではないですし
正解も不正解もないのかな
と思っています。
自分が信じられるロジックを確立し
淡々と粛々と地道にただ続けていくのみです。
連休があけたら
本格的にスタートになりますね!
楽しみつつ良い緊張感を持ちながら
集中していきましょう(^^)
本年が皆様にとって
健康で幸せな一年でありますように☆
高子
・ジャパンインベストメントスクール講師
・専門分野:日経225先物、FX
京都府生まれ
大阪の大学を卒業後上京。
主に美容系の仕事に就いた後起業し、経営者として活動。
2013年、知人の外資系金融トレーダーからの紹介で、先物・為替取引において日本で五指に入るある人物と出逢う。金融一家という出自もあり、日経先物225のトレードに没頭。その人物の元で毎日10時間、日経先物225取引を学び、経営とトレード、半々の生活を送りはじめる。その後、為替取引も学びはじめる。先物・為替ともに頭角をあらわし、その人物から弟子として認められる数少ない存在となる。
トレードを開始して7年目を迎える現在は、日経先物225を主戦場とする専業トレーダーとして密かに活動している。