含み損を抱えているあなたへ

2022.5.4
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From：秋田洋徳
自宅の書斎より、、、

皆さんこんにちは
秋田洋徳です。

FXの先生をしていると、たまに
とんでもない含み損を抱えている方
に出会います。

FXでは、自分で決済をしないと
基本的には取引が終わりません。

また、決済をするまでは
利益が発生していようと、
損失が発生していようと、

それは暫定的なものであり、
これを含み益、含み損と呼びます。

含み損が発生していても、
決済しない限り「損」が確定しないため、

例えば、-100pipsの含み損が
発生していたとしても、

その後、レートが100pips分
有利な方向へ動いてくれれば、
含み損は帳消しになります。

これがFXの大きな罠の
1つなのですが、、

たとえ、含み損が
発生したとしても、

レートが元に戻れば
含み損は帳消しになる
と都合よく考えて、

損切りをせずに放置する方が
一定数いらっしゃいます。

もちろん気持ちはわかります。

損を確定する行為は
自分の間違いを認めている
ように感じて嫌でしょう。

レートが元に戻れば
損を確定したことを
後悔するでしょう。

ただ、この考え方は
1つ大事なことを忘れています。

それが、、

「もしレートが元に戻って
来なかったらどうするのか」

ということです。

当たり前ですが、
含み損が帳消しになる
保証はどこにもありません。

元に戻るまで放置しよう

と考えていたら、

レートが不利な方向にどんどん進み、
含み損が膨れ上がっていくことも
当然あります。

そして含み損が大きく
なればなるほど、

その損失を受け入れたくなくて
損切りを躊躇うのが人間です。

また、自分で決済するまで取引は
終了しないと言いましたが、

FXには強制ロスカットと
呼ばれるシステムがあります。

含み損があまりにも
大きくなり過ぎると、

資金がマイナスにならないよう、
取引が強制終了されます。

強制終了＝強制決済ですので、
溜まりに溜まった含み損が
確定されて大損が約束されます。

さらに、含み損の放置は、
金銭的な大損のリスクだけ
ではありません。

同時に、時間の損失にもなります。

1つの取引に充てている
資金を別の取引に回す
ことはできませんから、

含み損を放置している取引を
維持するための資金は
動かすことができません。

そのため、この資金は、

ただただ取引を維持するために
寝かされてしまっている状態

になります。

非常にもったいないです。

いま現在、
含み損を抱えているあなたへ…

レートが元に戻る確信が
あれば問題ありません。

損切りしましょうと私から
言うことはありません。

ただ、損を認めたくなくて、
決定を先送りにしているだけ
なのであれば、

さらに損失が膨らむ前に
スパっと損切りすることを
私はお勧めいたします。

本日はここまでです。
ありがとうございました。

秋田洋徳

追伸：
『100％含み損を抱えない手法』

私はこれをやってから、
大損したことはありません。

お金は増える一方です。

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