From:秋田洋徳
自宅の書斎より、、、
皆さんこんにちは
秋田洋徳です。
FXでは取引を開始した後、
自分で取引を終了させる
「決済」を行わない限り、
損益が確定しません。
そのため、取引中に発生している
損益はあくまで暫定的なものであり、
この状態の利益を含み益、
この状態の損失を含み損と言います。
今回は含み益が発生しているときに
陥りやすい心理状態と行動を2つ紹介します。
今から説明する2つは、
投資で勝てない人の特徴
でもありますので、
中々トレードが上手くいかないと
感じている方は、
当てはまるものがあるかもしれません。
ではまず1つ目ですが、
含み益が発生している時、
まだまだ利益が伸び続けると
期待してしまい利益確定(決済)の
タイミングを逃してしまうというものです。
これは欲の感情が強い方が
陥りがちな特徴ですが、
ある程度の含み益が発生しても、
まだまだ利益が膨らむのではないかと
考えて決済を躊躇します。
その後、相場が反転し、
含み益が減っていっても、
再度反発するだろうと想定し、
ここでも決済を遅らせます。
その結果、最終的にはエントリーした
レートまで戻ってきてしまって、
含み益が帳消しになってしまったり、
さらに不利な方向へレートが動き、
含み損が発生してしまったりします。
そして2つ目は、
含み益が発生している時、
ほんの僅かでも利益が出ていると、
すぐに利益確定(決済)を
してしまうというものです。
これは恐怖の感情が強い方が
陥りがちな特徴ですが、
僅かでも発生した含み益が
無くなることを恐れて、
すぐにその含み益を確定したいと
早々に利益確定(決済)をしてしまいます。
これはチキン利食いと言われ、
利益が伸びない原因となります。
投資は感情的に取り組めば取り組むほど
勝てなくなっていきますが、
今回挙げた2つの特徴は、
感情のままにトレードをした結果
起こりやすい現象となります。
ではどのようにこの状態から
脱すれば良いかと言いますと、
利確のタイミングを予め決定しておき、
予約注文を入れれば良いのです。
チャートを見ていると感情が
揺さぶられ、決済のタイミングに
ブレが生じるのであれば、
感情が一切入らないように、
決済注文を入れておき、
決済が行われるまではチャートを
見ないようにしましょう。
私のトレード手法も取引開始後は、
必ず自動決済の注文を入れ、
極力取引に感情が入らないよう
工夫をしております。
本日はここまでです。
ありがとうございました。
秋田洋徳
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・ジャパンインベストメントスクール講師
・秋田式FX手法開発者
・専門分野:FX
1969年生まれ。
初心者から証券会社社長まで多くの方々に支持されるFX業界の異端児。
9割が負け組と言われる、厳しいFXの世界で、2009年に、後発組かつ全くの未経験から、勝率の高いFXノウハウを開発し、勝率70%、月利20%という並外れたパフォーマンスを実現する。さらに秋田式のノウハウを学んだ教え子たちも同様に安定したパフォーマンスを出し、その再現性の高さを証明している。これまでのスクールでの指導者数は延べ700名を超える。