なぜテクニカル指標は少ないほど良いのか?

2020.6.23
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From:パリティ
大阪のトレーディングルームより、、、

こんにちは、パリティです。

先日のブログで、

「チャートに色んなテクニカルを表示させる」

という行為は結果につながらない
とお話ししました。

今日は別の視点から
解説していこうと思います。

コレ、意外にやってしまっている人が
多いと思います。

私もFXを始めたころはそんな状況でした。

不要なテクニカルはかえって
判断力が鈍るので、極力
排除していくことが必要です。

なぜなら、異なるテクニカルでも、

「実は同じものを見ていた」

ということが往々にして起こります。

例えば、以下の平均足と7MAの比較です。

○で囲った部分は7MAをローソク足が
抜ける瞬間をマークしたものです。

しかし同時に、○の部分は平均足が
反転した箇所でもあることが見て取れるかと思います。

平均足にしても、7MAにしても、
短期的なトレンドの転換を推し量るものですが、
こうして並べて比較するとほとんど同じものである
ことが分かります。

にもかかわらず、例えばエントリー条件に、

「7MA抜け、かつ平均足が反転したらエントリー」

と設定しても、実は2つとも同じ場面をとらえている
だけなので条件が2つになっていないことが分かります。

エントリー条件を加える場合は、
異なる視点の条件を加えなければいけません。

一番考えやすいのは、長期トレンドに関する
『条件』を追加することです。

移動平均線、ボリンジャーバンド等の
トレンドをとらえるテクニカルを、
より計算期間を長くして組み合わせることで、
異なる視点のエントリー条件を付け加える
ことができるようになります。

他にもテクニカルではないですが、
トレード可能な時間帯や価格の水準
(ラウンドナンバー付近等)、
通貨ペア等を特定するものに
絞ってしまう方法もあります。

まさに組み合わせは無限にありますので、
ぜひご自身にあった手法を開発していってください。

パリティ

PS.
「え?これで本当に利益が?」

と実際に私のやり方を知った人からは、
よくこんな感想をいただきます。

シンプルにトレードして
週間100pips以上取る技術を
よければ受け取ってください。

http://japan-i-school.jp/jim/kujira_200627/

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