多くのトレーダーが引っかかる「含み損の罠」

2024.10.3
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From:秋田洋徳
自宅の書斎より、、、

皆さんこんにちは
秋田洋徳です。

FXの取引を指導していると、
しばしばとんでもない含み損を
抱える方に出会うことがあります。

特に
初心者から中級者にかけて、

この「含み損」の存在に
どう向き合うべきかが悩ましい
課題となっているようです。

先ず、
含み益と含み損について
説明しておきましょう。

含み益とは、

まだ決済していない状態で
持っているポジションがプラスの
利益を出している状態のこと、

一方で、含み損とは

決済せずに保持しているポジションが、
現時点でマイナスの損失を
抱えている状態を指します。

重要なのは、
これらはまだ確定した
利益や損失ではないということです。

ポジションを決済するまで、
それらは「含み」の段階にあり、
利益も損失も確定していません。

この「含み損」の概念に、
多くのトレーダーが
引っかかります。

決済さえしなければ
損失は確定しないため、

含み損をそのままにしておけば、
いつか相場が有利な方向に動いて
損が帳消しになるのではないか。

と期待してしまうのです。

確かに、時には
相場が反転して損失が減り、

場合によっては
利益に変わることもあります。

しかし、
これが大きな罠なのです。

含み損を放置してしまう
理由の一つは、

損切りをすることが
「自分の間違いを認める」
ような感覚に陥るからでしょう。

誰しも、
トレードで失敗したと
感じたくはないものです。

損失の確定で直面する
“自分の判断が間違っていた”
という現実は、

精神的にも辛いものです。

ただ、ここで大切なのは

「もしレートが
 元に戻らなかったら?」
という考えを持つことです。

含み損を抱えたまま放置し、
いつか損失が消えるだろうと
希望的観測だけで動くのは非常に危険です。

相場は全て自分の思う通りに
動くわけではありませんし、

むしろさらに不利な方向へ進み、
含み損がどんどん膨らむ可能性も
大いにあります。

そして、含み損が
大きくなればなるほど、

それを確定することへの
恐怖や抵抗感が増していき、

さらに損切りをしにくくなる
というのが人間の心理です。

結果として、
損切りができないまま
ポジションを持ち続け、

最悪の場合、
強制ロスカットという形で

大きな損失を
確定させられることもあります。

強制ロスカットとは、
証券会社が投資家の
口座内の資金を保全するために、

証拠金が一定の水準を下回った時に
自動的にポジションを
決済する制度です。

もし今、
あなたが含み損を抱えていて、

損切りをする決断を
先送りにしているのであれば、

いったん立ち止まって
冷静に考えてみてください

今のまま放置しておけば、
さらに損失が膨らむリスクは
ないでしょうか?

もちろん、戦略的に
含み損を放置しているのであれば、
何も言うことはありませんが、

ただただ損失から
目を背けているだけなのであれば、

その結果、含み損が
さらに拡大してしまうかもしれません。

損切りは、
確かに自分の失敗を認める
行為かもしれませんが、

それはトレードの一部であり、
プロのトレーダーであれば
避けて通れない判断です。

自分の資産を守るためにも、
今抱えている含み損が
これ以上膨らむ前に、

冷静に相場と向き合って
検討しましょう。

損を最小限に抑えることが、
長期的に見て
FXで生き残るための最善の道です。

本日はここまでです。
ありがとうございました。

秋田洋徳

追伸:

トレードで勝率100%で
勝ち続けることは
残念ながら絶対に不可能です。

だからこそ、
含み損が出たときは手早い損切りで
損を小さくすることが大切ですが

頭でわかっていても
いざ、その局面が来ると行動できない…
という方も多いでしょう。

そのようにお困りの方は
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