カテゴリー別アーカイブ: Mr.K

【結論】予想するな vs 予想しろ

2017.10.03
koushi_mrk01

From:Mr.K
都内のプライベートオフィスより、、、

おはようございます
Mr.Kです

最近、きっかけがあって
約2年ぶりにトレード本というものを
7冊一気に読みました

これまで私は、
自分のトレード手法はすべて自分で考え、

論理的に正しいことを
一つひとつ紡ぎ出すように
蓄積してきました

ノートに何十ページも理屈を書いて、
うんうん唸って考えたり

ベッドに入ってもチャートの形が
頭の中を駆け巡り、
パッとひらめいて飛び起きて
理論をまとめたり

ひたすら分岐ロジックを書き
確率論での期待値計算を
延々と繰り返して検証したり、、、

そうしたことを何千時間と続けてきました

そうして完成したのが私のトレード理論なのですが、

もう十分に考えた
究極の論理的な結論に辿り着いた

そう思えたので、
約2年ぶりに他のトレードプロが
どんなことを教えているのかを見てみました

結果はというと、

2年前には何が正しくて何が間違っているのか
皆目見当もつかなかった理論の数々が
手に取るように理解できました

本によって言い方は違っても
その本の著者が言わんとしていることが
とてもよく理解できました

一番驚いたのは、

資金管理についての持論の本質が
世界的に有名な伝説のトレーダー集団
「タートル」の著書と
まったく同じであったことです

もちろん、
細かな数値や数式は違いますが、

自分で結論にたどり着いた私には
主張している本質理論が
まったく同じであるということが
はっきりとわかりました

トレードはやはり、
論理的な確率のゲームです

言葉の上では違っていても
本質的には、勝ち続けている人は
同じ真理に辿り着いています

例えば、

「株価の動きは予想してはならない」
「大きく動くことを予想して仕込む」

という、一見対立した主張があります。

しかし、取りも直さず
同じことを主張しているのです

「株価の動きは予想してはならない」

こう主張しているトレーダーが
真に言わんとしていることは、

・あなたの期待どおりに株価は動きませんよ
・形成されているチャートを無視して期待してはだめですよ

ということです

例えば、

上がると思っていたのに
実際は2日連続で株価が下がったら
下がっているんだから、予想は外れたと認めなさい
もう一度、一から戦略を立て直すべきです

ということです

それに対して

「大きく動くことを予想して仕込む」
というのはというと、

自分の期待通りに株価が動かないからといって、
何の予想もせずにポジションを持つことはできない

大きく利益が取れるためには、
どんな形であれそのタイミングを
事前に察知できていなければならい

むやみやたらに「期待」することはないが、
何らかの法則性に従って
上か下かどちらに伸びる可能性が高いかを
事前に判断しなければならない

つまり、論理的な予想は必須である

ということです。

「予想」とは、
必ずしも上がるか下がるかを
意味しません

・◯円~◯円でレンジ相場になる
・しばらく底練りが続く
・いったん押してから上昇する
・いずれは◯円まで戻ってくる

こうしたことはすべて
値動きの「予想」です

どうやって値動きの法則性を見つけ
(これはファンダメンタルズ分析でも同じ)

予想シナリオを臨機応変に変えながら
早め早めの対応をしていくか?

結局は、全員がそこに帰着します。

ある一定期間通用する
値動きの法則性(他の指標との相関性)
を見つけてトレードし、

その法則性が崩れたら
なるべく早くそれを察知し
新しい法則性を発見して切り替える

その判断こそがトレード手法の真髄です

エントリーする時期と
休む時期の判断とも言い替えられます

一定期間勝ち続けるだけなら
システムトレードで十分です

問題は、法則性を適用する時期にある

トレード歴が長い人であれば
その事実に皆さん気づかれていることと思います

さて、長くなりましたが、

こうした「予想」と同じく、
「資金管理」についての議論でも
最終的には、全員が同じ結論に至っています

しかし、資金管理については
「予想」とは少し事情が異なります

どんな方法で「予想」し
どんな時期を狙うにしても
「資金管理」の理屈は共通しています

つまり、どんな手法でも
資金管理の理屈は変わらないのです

伝説のトレーダー集団「タートル」も
まったく同じ理論で資金管理をしており、

それから半世紀たった現在でもなお、
トレードにおける資金管理理論は
究極的にはタートルのそれから変わっていません

しかし、タートルの書籍は難しいです

数式がたくさん出てきて
応用することも簡単ではありません

しかしながら、難しいからといって
適当に済ましておいていいというものではありません

なんといっても、
資金管理というのはトレードを継続する
必要条件
のひとつであり

確率論的に、資金管理を無視して
大きく勝ち続けることは不可能であると
証明すらできてしまうのです

トレードに挑戦したからには
絶対に避けて通れない道

もしも目を背けたなら
必ずあとで痛い目を見ます

逆に、資金管理の本質を今のタイミングで
しっかりと学んで府に落としたなら

大きく資金を減らしたり
退場してしまうという確率は
限りなくゼロにすることが可能です

トレードをギャンブルから投資に変える
その鍵が、資金管理です

資金管理というのは、

あなたの資産の何割を
毎回の投資で使うべきか?

ということです

この世が確率という法則で支配されている限り
資金管理理論は、世界でたった1つです

このブログを読んでいる方には
必ず、この知識は知っておいていただきたい

心の底からそう願っています。

GOOD TRADE!!

Mr.K

P.S.
資金管理を知ることは、
退場せずにトレードを
続けていく事にとても役立つはずです…

詳細はこちら
※ご登録いただいた方限定で
勉強会の案内が行きます


安いときに買って高いときに売るは大間違い

2017.09.26
koushi_mrk01

From:Mr.K
都内のプライベートオフィスより、、、

おはようございます。Mr.Kです。

皆さんは、この言葉を知っていますか?

ーーーーーーーーーーーーー
凡人の常識は、非凡の非常識
非凡の常識は、凡人の非常識
ーーーーーーーーーーーーー

これは有名な、Mr.Kの言葉です。

はい、冗談はさておき(笑)
同じようなことは様々な書籍に書かれています。

思うに、世の中というのは
常識だと思われていることの中に
間違っていることが結構多いような気がします。

トレードにおいても例外ではなく

多くの人が疑いもしない概念に
間違いが多く存在します

トレードで実績を上げていくということは、
この常識の過ちに気づいていく過程とも
言えるでしょう

その間違った常識のひとつが、

「株は安いときに買って、高いときに売る」

という概念です。

この、一見どうみても正しそうな概念は、
一体全体、どこの誰が言い出したことなのでしょうか

この概念のせいで、どれほど多くの人たちが負けて
涙をのんできたことかと思います

トレードで勝っている人はわかるはずです。

大きく勝つときというのは、

・ぐんぐん高値を更新していく(買い)
・どんどん安値を更新していく(空売り)

そういうに乗れたときではなかったでしょうか・・・?

「割安なときに買って、V字回復して売って儲ける」

この戦略は、非常に難しいものです。

「いやいや、あのBNFさんですら、逆張りで
落ちきったナイフを買うそうじゃないですか」

と反論したい人もいるでしょうが、

おそらく、BNFさんの言うそれと、
あなたの(というか一般的に)思うそれとは
おそらくシチュエーションと意味が異なります

あえて言うなら、

「株は、高いときに買ってさらに高値で売るもの」

です。

あるいは、空売りなら

「下落しているときに売って、落ちきったところで買い戻す」

ものです。

何事もそうですが、目的を見失ってはいけません。

狙うべきは、大きな上昇や下落であって、

小刻みな上昇や、中途半端な下落ではないはずです。

では、あなたが「取りたいな~!」と思える過去のチャートをよく見てください。

はっきり言って、

・どこで買っても結局上がるような上昇相場や
・どこで空売りをしたと仮定してもさらに落ちていった暴落相場

ではないでしょうか?

そう、そこに気づくことです。

大相場になるときは、安値で買ったり高値で売ったりする必要などなく、

上昇しているときに買って、さらに高値で売ることもできますし
下落しているときに空売りしてさらに暴落するのを取ることもできます。

であれば、

エントリーするときに気にすべきは、

相対的に「安い」か「高い」かではなく、
今が「強い」か「弱い」かです!

エグジットも同じで、

相対的に高値になってきたから利益確定をするのではなく、

弱くなってきてから利益確定をする。

そうでなければ、利益を伸ばすことはできません!

思うところがある人が多いと思います。

落ち着いてよくよく考えてみてください。
きっと、投資成績を変えるきっかけになります。

GOOD TRADE!!

Mr.K

P.S.
明日のセミナーに参加する方も
この記事をご覧になっているかと思います!
是非楽しみにしていてください。

事務局から届いているメールも
必ず確認してくださいね!


いつも「買ったら下がる」理由

2017.09.19
koushi_mrk01

From:Mr.K
都内のプライベートオフィスより、、、

おはようございます。Mr.Kです。

なんで、いつも自分が買ったときに限って
直後にチャートが逆に行くんだ・・・

誰かに後ろから覗かれているような、
奇妙な感覚になったことがある人は
決して少なくないはずです。

“エントリーしたときだけ逆に行く”

“むしろ、自分の意思と逆方向にエントリーした方が勝てるんじゃないか?

この感覚は、本当に多くの人が感じています。

なぜでしょうか?
気のせいでしょうか?

負けたときのほうが印象が強く残るから?

本当にそうでしょうか?

確率論から考えて、
偶然とは思えない頻度の現象には
必ず然るべき理屈が存在します。

つまり、

エントリーするとチャートが逆行する
「理由」が論理的に説明できるはずです。

「いやいや、気のせいでしょ。」

そう思う方、

もしも気のせいじゃないことが
論理的に説明できるとしたら、
どんなものか聞いてみたいですか?

・・・

エントリーすると逆に動く!

なぜだか本当に不思議に思う方は正直多いと思います。

私自身、かつては非常に奇妙に感じていました。

証券会社のシステムが仕組まれているんじゃないかと
本気で考えてみたこともあるくらいです。

ですが、

今となっては全く、不思議にすら思いません。

エントリーしたら逆に行くのは、
はっきり言って、当たり前です。

そうならないとおかしいくらいです。

なぜか?

それは、

あなたが後追い判断でエントリーをしているからです。

直近のローソク足数本を見て、
同じ方向にエントリーをしているからです。

出来上がったチャートをよく見たらわかることです。

チャートというのは、
短期的なアップダウンを繰り返しながら
徐々に大きく上昇したり下落したりしていくものです。

陽線と陰線の片方だけが連続するのは7本が限界
という経験則もあるくらいです。

例えば、

わかりやすくするために、
チャートが5日置きに上昇と下落を繰り返す
としましょう。

5日置きに上昇と下落を繰り返すのに、
3日間上昇したのを見て、

「よし、上がっているからもう一日上がったら買おう!」

と考えて4日目の上昇を確認してから
5日目に買いエントリーしたらどうなりますか?

翌日から下がり始めますよね。

だって、5日置きに上昇と下落が変わるんだから。

下落のときも同じです。
3日下落したのを見て、

「よし、下がってきたからもう一日下がったら空売りしよう!」

と考えたら・・・

「なんでエントリーした翌日に反対に行くんだ!!!」

ってなります。

みんなこれを繰り返してMAX損失を食らっていきます。

気づいてください。

・ある程度上がっていることを理由に買ったり、
・ある程度下がっていることを理由に売ったり、

それをしている限り、
すべて後手後手になります。

そりゃそうです。

じゃあ、どうすればいいと思いますか?

・・・

・・・

はい、その通りです。

上昇が5日続いたら売るとか、
下落が5日続いたら買うとか、

そういう逆張りなら後追いよりいいですよね。

しかし、実際のトレードでこの逆張りはリスクが高いです。

なぜなら、実際は5日で反発すると決まっているわけではないので。

じゃあどうすればいいか。

1日上昇したときに買いで入り、
1日下落したときに売りで入る。

そう、初動で乗るというのは
こういうことを言うのです。

ただ、それも具体的なチャートなしで
一概に語ることはできませんが、
でも、あながち的外れでもないです。

“然るべきとき”の初動に乗ることのみが
唯一の正しいエントリーだからです。

いつが“然るべきとき”かを解説する
紙面はありませんが、
今回の議論の結論としては、少なくとも、

短期的な値動きを理由にエントリーをすれば、
当然のように逆行する可能性が高くなる

ということに気づいていただければ幸いです。

相場が難しくなっています。
大局観を持ってトレードをしていきましょう。

GOOD TRADE!!

Mr.K

P.S.
9月27日のセミナーですが、
予想を上回る方にご参加いただき、
満席となりました!

追加でまた10月の後半に
開催したいと思いますので
JISさんからのご案内をお待ちください。


【科学】資金を分散する意味とは?

2017.09.12
koushi_mrk01

From:Mr.K
都内のプライベートオフィスより、、、

おはようございます。Mr.Kです。

今日はかなり実用的な話をします。

すぐに使える概念なので、しっかりと読むことをおすすめします。

あなたは、投資する資金をしっかりと分散させていますか?

エントリーするときに、いきなり資産の半分とか投下したりしていませんか?

「いや、、資金が少ないので仕方なく、、、」

「ここから大きく動いたら機会損失になると思って、、、」

と色々な声が聞こえてきますね。

最近、私は行動心理学を以前よりさらに力を入れて勉強しているのですが、

人というのは、

・一発逆転
・起死回生
・V字回復

といったものに予想以上に価値を感じるということがわかりました。

プラスがさらにプラスより、
マイナスからの逆転でのプラスの方に感動する。

様々な事例を見て、あるいは、自分自身の経験を思い返して、

深くそう納得しました。

面白いことに、本質的に人間は、プラスよりもマイナスのほうが好きなのですね。

マイナスがあってはじめてドラマがある。

きっとあなたもそう感じてしまうことと思います。

しかし、トレードにおいては、それでは困りますね。

そこで、本心や欲望と逆行することは承知のうえで、

分散投資をオススメします。

今日は、その方法について、少しだけ紹介します。

・・・

まず、分散投資というのは、

あなたの投資資金をいくつかの投資対象、投資機会に分けて投資する

ということを言っています。

投資をする以上、誰だって、自分が投資する対象に8~9割の確信を持って投資します。

そうなると、本当は300万円投資できるのに、30万円しか投資するな!

と言われると、

「なんでだ!もしもこの投資が当たったら、俺の利益が10分の1になっちゃうんだぞ!」

と怒りたくなると思います。

人間は、機会損失を嫌う生き物ですから、

8~9割確信している機会をみすみす逃すということが耐えられれないのです。

さらには、大きな投資に踏み切ってリスクを取ることそのものが快感になります。

 

しかし、、、

8~9割当たるという確信そのものがそもそも間違いだとしたらどうでしょうか?

ここで、ランダムウォーク理論という理論を紹介します。

あなたは、ファンダメンタルズ分析にせよ、テクニカル分析にせよ、

しっかりと綿密に分析すれば、それなりに確度の高い予測が可能である

と信じていませんか?

日本人は特に、学校教育において「正解のある問題」を解く習慣がありますから、

・時間さえあれば
・知識さえあれば
・経験さえ積めば

かなり高い精度での未来予測ができると思っている人が多いです。

しかし、、、

ここからは意見が分かれるのですが、

実際のチャートというのは、

【ランダムな動き】と【意味のある動き】が混じっているものなのです。

例えば、ここ数日下落トレンドだな~と思っていたとして、

それはランダムな動きが重なった結果である可能性が結構あります。

つまり、下落「トレンド」というのは見かけ上のトレンドに「見える」だけ

であって、実はトレンドなどないフェーズである、

という可能性が結構ある、ということです。

 

他の側面から見ると、例えば、

あなたが過去2週間の合計約5回のスイングトレードで

勝率80%だったとしましょう。

5回の80%なので4回買って1回負けたということです。

一見、すごい実力が身についたように感じますね。

しかし、勝率が50%の実力だったとして、

5回中4回勝つ確率は、15.6%です。

決して大きくないですが、十分にあり得る数字です。

つまり、勝率が8割になったというのは、単なる思い込みにすぎないかもしれず、

実際は勝率50%で偶然が重なって5回中4回も勝ったかもしれないということです。

もしも単なる偶然だったとしたら、、、

この実績に自信を持って投資金額を増やしたら、、、悲惨な結果になりそうでうね。

同じように、

10回中8回勝つ確率は、4.4%
20回中16回勝つ確率は、0.5%

となります。

20回投資して16回勝ったとなると、さすがに偶然ではない可能性が高くなってきますね。

しかし、それでも、勝率が8割である保証にはなりません。

実際は勝率が65%程度である可能性が十分にあるのです。

このように、トレードの難しくかつ奥深いところは、

多少の実績は保証にならないという点です。

 

少し脱線しました。

話を戻すと、チャートの動きでトレンドがあるように見えても気のせいかもしれないし、

自分の理論が当てはまっていると感じはじめても、気のせいかもしれない、、、

ということです。

であれば、短期間の実績や過去チャートを元に大きなリスクを取ることは危険です。

そこで、より確実かつ着実に利益を積み重ねる方法として、
分散投資という概念を理解し利用すべきとオススメいたします。

 

目の前の投資機会に自信があって、全財産を一気に突っ込みたくなる気持ちはわかります。

ですが、もしもあなたの実力が本物なのだとしたら、

焦らなくても5回に分散してエントリーをしたとしても、

投資回数は増えて、その分時間はかかるかもしれませんが、

あなたの資産は着実に増えていきます。

それだけではありません。

もしも、あなたの実力があなたの妄想であった場合には、

資産が減る速度を大幅に削減してくれます。

多少、不運が重なったくらいでは資産は大きく減りません。

5回に分散投資しているということは、一極集中投資をしている場合に比べて、

5倍の不運が重ならない限り、あなたの資産は防衛されるのです。

 

私たちの生きている世界は、確率という摂理に支配されています。

あなたの勝敗は、常に、実力の要素と運の要素が含まれているのです。

ですから、

勝ったからといって100%自分の実力のお陰と思うのは思い上がりで、

偶然に感謝するくらいの謙虚さがあって妥当だし、

負けたからといって100%自分の実力のなさと憂(うれ)うのは、

落ち込み過ぎというもので、運が悪かったということもあるわけです。

このことを深く深く理解し、

資産を分散投資するということを真に譜に落とした人だけが、

超長期にわかって勝ち続けることができると思っています。

 

収集がつかなくなってきたので結論としますが、

確率論としては、5~7回にあなたの資産を分けて投資すると、

あなたの実力どおりの結果が得られます。

ぜひ、この資産分散、資産管理ということに興味をもってください。

このところ、日経平均株価も為替も難しい局面を迎えていますが、

こういうときほど、分散投資です。

ロットを減らして長く持つ。

エントリーとエグジットを分散する。

ぜひ、やってみてください。

GOOD TRADE!!

Mr.K

<※お詫び JIS事務局より>
講師より予告させていただいた
資金管理のセミナーですが、
10月に予定を変更させて頂きました。

投資対象も投資時期も同じなのになぜ、
一部の個人投資家だけしか
最後は勝つことができないのか?

じっくりと準備していますので
お楽しみにお待ちください!


「 テクニカル VS ファンダ」の矛盾

2017.09.05
koushi_mrk01

From:Mr.K
自宅のトレードルームより、、、

おはようございます。Mr.Kです。

今日の内容は、プロでも混同してしまう人が多い内容です。

トレードの勉強をしていると、対立する見解に数多く出会います。

A先生とB先生の言い分の矛盾を説明できますか?

A先生:「保有期間を長くすると、リスクが減りますよ~」

一方で、

B先生:「保有期間を長くすると、リスクが上がりますよ~」

と逆のことを言っています。

 

A先生の言い分としては、

「保有期間を長くすると、
短期的な売買が平均化されてノイズが減るので、
長く持った方が勝率は上がります、
だからリスクが低いです。」

まあ、そんな気がするし、

 

B先生の言い分は、

「いやいや、未来になればなるほど、
予測不可能な事態が発生する可能性が上がるので、
目先の将来よりも遠い将来を
当てようとしたほうがリスクは上がります。」

というのも、やっぱりもっともな感じがする。

 

いったい、どっちなんだ!!!?

と混乱している人は、非常に多いと思います。

 

実際、どうでしょうか?

A先生とB先生、どちらが正しいか堂々と説明できますか?

こういう話は、論理派のあなたにはとても面白いと思います。

 

では、説明しますね。

まず、この矛盾した内容を説明できる人は、結構少ないと思います。

なぜなら、テクニカル分析とファンダメンタルズ分析の
両方をよく知っていなければ答えられない
からです。

 

冒頭のA先生とB先生の言い分が矛盾しているのは、

A先生が、ファンダメンタルズ分析の論理で、
B先生が、テクニカル分析の論理で話しているからなんです。

そう、誰もこうやって説明しないので、私が提唱してしまいますが、

ファンダメンタルズ分析とテクニカル分析の論理というのは、
多くの場合、対立構造にあるのです。

なぜか?

これを理解するためには、
ファンダメンタルズ分析とテクニカル分析について、本質的に理解しなければなりません。

 

非常に簡単に言うと、

ファンダメンタルズ分析というのは、
【本来価値】を予想して、現在価値が割安であれば買い、
割高であれば売るという戦略
になります。

それに対して、

テクニカル分析というのは、
【勢い(トレンド)】の強さと持続時間を予想して、
トレンドの初期であれば順張りで乗り、
トレンドの末期であれば逆張りで仕掛けるという戦略
になります。

 

例えて言うと、

ビットコインの価格が目下急騰している!
⇒ この急騰は半年は続く勢いだから、買おう!

というのが、テクニカル分析。

ビットコインの利用用途は今後世界中に広がり、利用価値がどんどん上がっていくだろう
⇒ 価値があがるから、短期的な価格上下はあっても結局上がっていくから買おう!

というのが、ファンダメンタルズ分析です。
同じ「買う」という結論に達したとしても、根拠がまったく違うのです。

 

言葉を変えると、

テクニカル分析は、「過去」の分析によって、
未来への影響を予想する分析方法であり、
時間はつながっていて、
過去は未来に必ず何らかの影響を及ぼしますから、

これはこれで成り立っています。

決して、過去の「チャートパターン」を当てはめるだけの分析ではありません。

また、ファンダメンタルズ分析は、
「現在」と「未来」のギャップを狙う分析方法であり、
ギャップは時間の経過とともに埋まっていき、収束する
という数学的にも正しい理論で成り立っています。

チャートに表示できる様々なテクニカル指標にも、
テクニカル分析的な指標とファンダメンタルズ分析的な指標があります。

 

ですから、色々な手法の様々な理論や論理を使うときは、

それがテクニカル分析の論理なのか、
ファンダメンタルズ分析の論理なのかを
自分で認識し区別しなければなりません。

だって、両者は逆の結論を導きますから!

 

ちょっと難しいな、、、と思っている方は、これだけ覚えておきましょう。

テクニカル分析は、近い将来を予想するのが得意で、
ファンダメンタルズ分析は少し遠い将来を予想するのが得意。

だから、理想形は、両方使えることです。

ファンダメンタルズ分析で大きな方向性を判断し、テクニカル分析で直近の値動きが揃ったときにエントリーするのが一番堅実です。

 

ちなみに、私はニュースや企業業績などはまったく見ませんが、
しっかりとテクニカル分析とファンダメンタルズ分析の
両方の要素を取り入れた売買判断をしています。

まずは、あなたの好きな方を勉強し、そのあと、もう一方も勉強して、

ぜひ【両刀使い】になってください!^^

 

それでは今日は、この辺で。

GOOD TRADE!!

 

Mr.K


行動心理学を逆手に取ると?

2017.08.29
koushi_mrk01

From:Mr.K
都内のプライベートオフィスより、、、

おはようございます。Mr.Kです。
 
トレードは、常に自分との戦いです。
 
利益を伸ばしたいけれど、今の利益も失いたくない!
損失を失くしたいけれど、これ以上損を大きくしたくない!
 
というジレンマとの勝負です。
 
トレードというのは、
最初まっさらな気持ちでやっているときは
それなりに勝てる人もいるのですが、
 
一度、大きな損失を経験すると、
そこから先はうまくいかなくなります。
 
なぜかというと、
人間であれば持っている思考パターン
発動されてしまうからなのです。
 
もしも、
その悪魔のようないまいましい
思考パターンを攻略できたらどうでしょうか?
 
実は2002年に、
その思考パターンが理論として解明され
ノーベル経済学賞が与えられています。
 
その理論とは、、、
 
【プロスペクト理論】です。
 
以前、他の先生のブログでも取り上げられていましたが、
 
とても重要な要素、
ヒントになる理論なので
私の知見からもお話します。
 
・・・
 
プロスペクト理論の「プロスペクト」というのは、
 
prospect=見通し、予想
 
という意味です。
 
プロスペクト理論というのは、
結果が予想できる状況での選択の傾向です。
 
どういうことか?
 
こういうことです。
 
↓↓↓
 
===
 
質問1「以下の条件でお金を上げます。どちらを選びますか?」
(1) 無条件で100万円を手に入れられる。
(2) コイントスをし、表が出たら210万円。裏が出たらあげません。

 
さて、あなたはどちらを選びたいですか?
 
両方とも、選択によって得られるものはわかっていますね。
 
100%の確率で100万円が手に入るのか、
50%の確率で210万円だが、50%の確率で0円
 
確率もその結果も判明しています。
 
さあ、どちらを選びたいですか?
 
====
 
こういう状況で、人間はどちらを選ぶ傾向があるか?
 
これがプロスペクト理論です。
 
さて、実際に答えてください。
 
(1)? それとも(2)?
 
この質問を非常に多くの人に答えてもらった結果、
 
多くの人が(1)を選ぶことがわかりました。
 
期待値で見れば、当然(2)の方がちょっと大きいのです。
 
でも、人間は確実な100万円の方に価値を感じるようです。
 
ではもう一つ。
 
===
 
質問2 「あなたが抱える200万円の借金を、次の条件で軽減します」
(1) 無条件で、借金を110万円減らします。残りの借金は90万円になります。
(2) コイントスをし、表が出たら借金はチャラ。裏が出たら200万円のままです。

 
===
 
さあ、どちらを選びたいですか?
 
この質問2では、多くの人が(2)を選ぶのです。
 
これも、期待値で言えば(1)が有利ですが、
 
人間は、運が良くても90万円借金が残るより、
運が良ければ全部チャラになるほうに魅力を感じるそうです。
 
 
まとめると、こういうことです。
 
人間は、
 
お金を得る場合:確実にもらえる選択
損失を減らす場合:イチかバチかチャラになる選択
 
をしていると言えます。
 
言い換えると、
 
「目の前の利益は早く確定」させ、
「損失は損失そのものを回避」する

 
という傾向があるのです。
 
 
これをトレードに置き換えると、
 
「含み益が出ているときは、少なくてもいいから利益確定」し、
 
「含み損が出ているときは、少なくとも半値戻し、できれば建値まで耐える」
 
という行動になることを意味します。
 
 
なるほど、、、
 
 
納得いただけましたか?
 
 
私たち人間の脳は、
 
利益が出ているのであれば、
それが100万円だろうと110万円だろうと
同じように感じるくせに、
 
5万円のマイナスと
5万円のプラスでは、
非常に大きな差を感じるのです。
 
どちらも同じく「プラス10万円」
なのにもかかわらず、です。
 
 
面白いですね。
 
 
ですから、普通にトレードをすると
損大利小になるのです。
 
それは、あなたが悪いのではなく、
人間である証拠なのです。
 
さて、それでは、
このメカニズムがわかった上で
損小利大にするにはどうすればいいのか・・・?
 
 
その解決策については、
ちょっとブログでは紙面が足りなすぎるので
9月末にセミナーでお話します。
 
日程の都合が合えばお越しください。
 
ちょっとスッキリしない終わり方かもしれませんが、
今週も頑張りましょう!
 

GOOD TRADE!!
 
 
Mr.K