From:パリティ
大阪のトレーディングルームより、、、
こんにちは、パリティです。
東京オリンピックはメダルラッシュで
すごい盛り上がりですね。
私も何だかんだで楽しんでいます。
そしてコロナ感染者数も
それに呼応するように
大きく上昇傾向にあります。
それに関係しているのかは不明ですが
株価も低迷傾向にありますね。
株価が元気がないと
為替相場も元気がなくなるので、
エントリーチャンスもあまりなく、
暇な状況が続いています。
最近数人の方から、
「どうやったらプロトレーダーになれますか?」
という質問を受けることがあったので、
今回はそんなトピックで書きたいと思います。
トレーダーという職種を
募集している会社は、
銀行、証券会社、投資ファンド、
プロップファームになりますが、
そもそも新卒を除いて
プロトレーダーとしての経験がないと
採用されないという会社が多いので、
30代以上の方が未経験で就職する
というのは相当困難ではあります。
(五月氏のように個人トレーダーとして数十億円規模の資産をつくってファンドに就職された例もありますが、極めてレアケースです。)
一方で、個人トレードで実績をつくり、
しっかり自身のトレード戦略を論理立てて
他人に説明できるような方であれば、
最も採用してくれる可能性が高いのが
プロップファームと地場の証券会社になります。
割と規模が小さい会社であれば、
個人トレーダーとしての実績も
見てくれる会社もあると思います。
面接では勝った金額の大きさよりも、
勝率や最大損失額を含めた
パフォーマンスの安定性や
投資戦略の妥当性を見られます。
勝率が90%でも損切しないで
放置するような手法だと、
100%受かりません。
そもそもプロトレーダーになると、
許容される含み損の最大幅も
決まっているので、
無理やり負けポジションをホールド
し続けるようなこともできません。
手法はテクニカル、ファンダメンタル、
アノマリー、アルゴリズム、何でもOK
という会社が多いですね。
投資対象は会社によって株式のみ、
為替のみ、商品のみ、と
限定している会社も多いですし、
複数カバーしている会社もあります。
雇用形態は正社員、
契約社員等色々ありますが、
雇用形態が不安定な程、
勝った時のコミッションも
大きくなる一方で、
負けてしまうと
容赦なくクビになります。
私が以前働いていた欧州の
プロップファームでは、
入社後1か月は研修期間として、
金融市場やテクニカルの
基礎的な講座を受講し、
その後取引口座に500万円分だけ
入った状態で取引スタート
という流れでした。
少し脱線しましたが、話を戻すと、
個人からプロトレーダーになるには
地場の証券会社かプロップファームが
狙い目ですので、
興味があればGoogle等で
「プロップトレーダー 募集」
で検索してみてください。
なお、極めて不安定な職種ですが、
リモートトレーダーOKの会社もあり、
本業を続けながら副業として
トレーダーをやれる会社もあります。
(日本株トレーダーだと平日の昼間に被ってしまうので難しいですが、FX、外株、先物トレーダーであれば日本の深夜にトレードすることも可能です。)
すでに確たるトレード戦略を持っていて、
チャレンジしてみたいという方は
ぜひ挑戦してみてください!
パリティ
・ジャパンインベストメントスクール講師
・現役プロトレーダー
・専門分野:FX
高校卒業後、携帯電話販売会社に勤務し、1ヶ月で400件以上の契約を獲得しトップセールスとなる。サラリーマンの傍ら始めたFXでは何度も破産を経験するものの、必死の思いで相場を研究し、2009年独自の手法を開発する。その後は安定した利益を出し続け、勝ち組トレーダーの仲間入りを果たす。高校時代の同級生と共にFXトレーディング用の法人を設立し、以来6年間専業トレーダーとして生活を送っている。講師としても5年以上の経験があり、日本全国で多数の教え子を輩出している。生徒が相場の原理を理解し、自力で利益を出せるようになるまで教え続けるといった徹底した指導スタイルに定評がある。教え子とは、講師と生徒の関係を超えて、飲み仲間や釣り仲間になることも多い。現在も現役トレーダーとして、徹底的に生活リズムを為替相場に合わせる生活を送っており、「相場にボラティリティがある間は徹夜でもトレードし続ける」ことで貪欲に利益を追求している。