次の流れはいつ?日経相場を予測します

2019.1.27
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From:高子
都内のMy Salonから、、、

皆様こんにちは、高子です。

最近はレンジ相場が続いていますね。

セミナーでもご質問が多かったので、
今回は一進一退する日経相場を
中長期で予測してみようと思います。

はじめに、今までコラムにて発信してきたことを
時系列で箇条書きにして、
現在までの流れを振り返ってみますね。

・10月初旬、初動売り三尊を形成したことを明示。

・11月初旬、この下げは3000円規模の暴落ではとどまらず、
 4500円クラスの下げになるかもと。

・11月中旬、暫定的な底を形成しつつも
 依然として売り相場であること。
 12月SQの波乱ありかもと。

・11月下旬、12月初旬、クリスマスまでには波乱要因。
 二番底を探る動きに注意。

・12月最終、年明けから売りポジションは
 大きな利益を生む確率に乏しいことから、
 売ポジションの解消を明示。

・年始、米国の雇用統計後、
 案の定戻し相場となっています。

今年キーとなるのは、不動産カテゴリーとデジタルマネー。
無駄なものがことごとく整理、淘汰されます。

併せて、2月中旬にはハードランディング
(ドスンと着陸するの意味)と予測しました。

そして、前回のコラムでは、
直近はやや売り踏み相場であることをお伝えしました。

では、これからをどう考えるか、
戦略的にどう組み立てれば
最善なのかを知りたいですよね。

買い相場は一度、年内に訪れると考えています。

だけど、現段階ではまだ買い相場では
ないことは確かです。

では何故、現状下値を拾ってくる
買いの動きが現れているのか?

それは、仕事上の理由から地合いに抗いながら、
でもどうしても買わなければならない
政府ファンド、機関、自己買が存在するためだと
考えるべきではないでしょうか。

今後上げるための積極な買いとは違い、
支えるためだけに買われる場合、

賽の河原の石積のごとく、
高い場所まで積みあがれば必ず崩されます。

しかも、崩される場合の値動きが
とても激しいということが言えます。

ここから先、昨年の売り相場を想定できたように、
同じく中長期で相場を考えるとした時、

先のスケジュールの一つ一つを
細かに分析していく作業が必要になってきます。

もちろん、デイトレードでそんなことは
必ずしも必要でもありませんが、

売りのバイアスが強いのか、
逆に買いの方向にベクトルが働いているのかを読み解ければ、
少なくとも日々のトレードは優位に立てますよね。

では、これからのスケジュールの
一つ一つを列挙してみます。

・日米通商(貿易)交渉 現在米国は中国との交渉中
 制度上、日本とは1月22日より交渉が可能。

・4月7日、地方統一選挙

・新天皇即位5月1日、新元号となる。発表は4月1日

・7月4日、参議院選挙公示 21日投開票

・10月1日、消費税増税

以上、大きな流れとなるトリガーは
この五つといってもよいでしょう。

国外問題については割愛しました。

その一つ一つを分析していくと、
先ずは日米貿易交渉ですが、
米国は貿易不均衡を徹底的に突いてくると思います。

言わば是正ってことで、
日本は中国のように間違いなくやり込められます。

米国の貿易赤字は7兆強だったような…
(数値が間違ってたらごめんなさい。)

日経新聞によれば、
「米国側は通信や金融なども含む
包括的な協定の締結を目指す構え」とありました。

米国と言えば、
これからFRBがどう出るかも問題ですよね。

金利を上げたことで、
市場に冷や水をぶっかけたとパウエル議長に対し、
トランプさんが激怒したようですね。

そのことによってプレッシャーを感じ、
もうこれ以上は金利を上げられないとなると、
明らかにドル安円高傾向になります。

貿易赤字解消にドル安は、
米国にとって望ましいことでもありますから。

為替レートでのドル円は現在109円付近ですが、
実質実効為替レートはどう見るべきでしょうね…

米国は過去よりインフレ状態にありますので、
ここが大きな流れとなるように感じています。

といったことで、下がれば上がるというような
皆様が待ってる買一辺倒な流れが出てくるのは、
お花見近くなのではないでしょうか。

と、私はこの一年の流れを見ています。

どんな一年になるのか楽しみですね(^-^)

それでは、私たちは日々のデイトレードを頑張りましょう!

今週も良いトレードができますように。

高子

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