売り注文の仕組み

2019.2.13
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From:秋田洋徳
名古屋の自宅より、、、

皆さんこんにちは。
秋田洋徳です。

FXでは買い注文と売り注文の
2つの取引方法があります。

買い注文を行った場合は、
その後、買った通貨のレートが
上昇すれば利益、下降すれば損失が発生し、

売り注文を行った場合はその逆で、
売った通貨のレートが下降すれば利益、
上昇すれば損失が発生します。

買い注文の場合、
買って保有している通貨の価値が上がれば
それだけ利益になる、

という考えは自然なので、
違和感などはないかと思いますが、

売り注文の場合は、
なぜ持ってもいない通貨を売れるのか、
なぜ価格が下がったら利益が出るのか、

という部分で混乱してしまう方も
多いようですので、
今回は売りの考え方を書こうと思います。

まず、ドル/円の通貨ペアで売り注文をする場合、
ドルを売るところから取引が始まる訳ですが、
手元に最初からドルがある訳ではありません。

では、どこからドルが出てきたのかと言うと、
「証券会社からドルを借りている」
考えるようにして下さい。

つまり、証券会社から借りたドルを売って
取引が開始するということになります。

次に、「証券会社から借りた」ということは、
当然借りたドルをどこかで買い戻し、
証券会社に返す必要が出てきます。

このとき、ドルを売ったときのレートよりも、
ドルを買い戻すときの
レートの方が低くなっていれば、

売ったときよりも安く
ドルを買い戻すことが出来るため、
その差額分が利益になります。

逆にドルを売ったときのレートよりも
ドルを買い戻すときのレートの方が
高くなっている場合、

ドルを買い戻すためには、
ドルを売ったときに得た円よりも
さらにお金が必要になるため、

その分は自分で負担しなければならず、
その分が損失ということになります。

具体例を挙げると、
例えば、1ドル=100円のレートのときに
証券会社から1ドルを借りて、
売り注文をしたとします。

その後、レートが下がり
1ドル=99円になった場合、

今1ドルを買い戻せば、
ドルを売ったときに得た
100円の内の99円を使えば、

ドルが買い戻せるため
買い戻すときに使わずに残った
1円が利益となります。

逆に、レートが上がり
1ドル=101円になった場合、

1ドル買い戻すのに、
ドルを売ったときに
得た100円では足りず、

1円分自腹を切って払って
買い戻すしかありません。

そのため、
レートの上がった分が損失となります。

少し難しい話だったかもしれませんが、
こちらが売りの注文の仕組みです。

もちろん、これは覚えておかなければ
ならないようなことではありません。

取引を行うには、
価格が下がるときに利益が出るのが
売り注文であるということさえ
わかっていれば十分です。

ただ、仕組みがわからないと
怖くて取引したくないと
考える方もいらっしゃると思いますので、

そのような場合は、
上記のような考え方を
していただければと思います。

本日はここまでです。
ありがとうございました。

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