From:りゅうじじ
自宅の書斎より、、、
こんにちは。
相場はいよいよ全体的にも売り物が多く
値を下げてきています。
皆さんは良いゴールデンウィークを迎えるトレード結果でしたか?
私はポジションを持ち越さずデイトレのみに専念しています。
多くのプロトレーダーたちもこうした連休前には
必ずポジションの整理を行います。
理由は簡単で、連休中は相場がどのような値動きをするのか
誰にも予測ができません。
もし、ポジションを連休中も持ち越すと
毎日パソコンと睨めっこ…
という事態に陥る可能性があります。
身軽な気持ちで連休を迎えたい方は
ポジションを手放す準備をしたほうが良いでしょう。
そして、連休明けですが、
感覚がなまっている状態でのトレードは大変危険です。
毎年、私の場合は取引を開始する前に、
1分、5分、10分、30分のチャートを見て
トレードの準備をするようにしています。
情報はあてになりませんが
チャートは裏切りません。
いつも言っていますが、
デイトレーダーは相場の流れに逆らわず、
しっかりとチャートを見て勝ちにいきましょう。
さて、昨年末のような
乱高下激しい展開になった場合でも、
ちゃんと利益が残る人の考え方には
ある共通点があります。
それは、
「頭と尻尾はくれてやれ」
相場格言のひとつです。
投資家の心理としては
「最安値で買い、最高値で売りたい」ものですが、
底値で買って天井で売ることは
容易ではありません。
むしろ、不可能に近いので
失敗して損失を出してしまうリスクのほうが
はるかに高いのです。
そのため、ここが底・天井だと確認できた後、
売買するのがいいという考え方です。
底・天井が確認できるまでの間の値動きについては
みすみす捨てることになりますが、
「安全のためのコスト」なのだと割り切って、
積極的に放棄するのが賢明です。
このように考えると、
買い逃し・売り逃しもなく、
しっかりと利益を残せるのではないでしょうか。
我々投資家は、ギャンブラーではありません。
それでは、連休明けも頑張っていきましょう。
りゅうじじ
・ジャパンインベストメントスクール講師
・りゅうじじ手法開発者
・専門分野:日経225先物・株式
昭和35年、19歳で石川県加賀市から上京。
24歳で独立し、とんかつ屋、ラーメン屋、健康器具製造販売など様々なビジネスで数十億円の資産を築く。しかし、32歳の時、株式投資で2億円の損失を出し、その後株を勉強し直すもバブル崩壊で全てを失い、経営の世界に戻る。その傍ら、38年間毎日朝から晩までトレードの検証を続け、莫大な資金を投入して投資の研究に没頭する。その結果、3年前についに独自のチャート手法が完成する。現在は仲間とともに手法の普及をライフワークとしている。