【後編】損小利大を阻む行動心理

2019.7.3
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From:秋田洋徳
名古屋の自宅より、、、

皆さんこんにちは、秋田洋徳です。

前回の続きからお話します。

「“プロスペクト理論”による、
損失を出した時にとる人間の行動」とは?

例えば、

取引をする際に、含み損が
-20pipsくらいになってしまったら損切りしよう

とか、

このローソク足を
超えてしまったら損切りしよう

などを決めて取引したとします。

その後、価格が思惑と逆へ動き、
想定していた損切りの位置まで
価格が来てしまいました。

この時、皆さんなら、潔く損切りが出来ますか?

ここでスパッと損切りできる方は、
FXで大損し、退場する可能性は低い方かと思います。

一方、ほとんどの人はこの場面で、

「もう少し待っていたら価格が戻ってきて、
含み損が解消されるかもしれない」

と考えて、損切りを躊躇してしまいます。

FXでは、決済をして取引を終了させる
までは損益が確定しません。

そのため、多くの人は含み損が発生した時に、
「損を確定する、負けを認める」ことを
回避したくなります。

損切りをせず、含み損が解消される
ことを願いながら待つ、という選択を取りがちです。

もちろん、待っていた結果、
価格がプラスへ反転し、
含み損が解消される場合もあります。

ただ、益々含み損が膨れ上がった場合はもう大変です。

最初の損切りポイントで躊躇した人は当然、
さらに損失が出ている状況で
損切りする勇気はありません。

結果、ズルズルと負けが膨らみ、
最悪の場合は強制ロスカットで大損する
可能性もあります。

人間は、感情的にトレードを行うと、
プロスペクト理論通りの行動を取りがちです。

この心理的行動に引っかかっていると
勝つことは難しいでしょう。

そこで、決済位置を明確にし、
利確や損切りに感情を持ち込ませないことが大事
だと私は考えています。

後編となりますが、続きは
次回で詳しくお話しますね。

本日はここまでです。
ありがとうございました。

秋田洋徳

P.S.
快適なFXトレードを実現するためには
明確なルールが必要不可欠です。

私が普段取引しているやり方なら、
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