株価を流れで先は読める

2015.12.7
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From:中野英

都内の自宅より、、、

師走に入りました。

祖母・母ともに風邪気味なのですが・・・

『手洗い・うがいをしっかりして、
風邪をひかないように気を付けて』

・・・と、逆に心配されました(^^;

何歳になろうと・・・

※ 子供は子供

※ 孫は孫

・・・その優しさが、とても嬉しいです(#^.^#)

皆さんにとっても公私ともに忙しい時期だと思いますので、
くれぐれもお体を大切にしてお過ごしください_(._.)_

今日は、株の動きを《株価》と《流れ》の
両面で捉えられるようになってみましょう。

《ECB理事会》で追加緩和が決定されましたが、
内容が失望されナイトセッションで先物が急落したのが・・・

※ 12月3日

・・・まさに、『放れた方に付け』の格言通りの値動きでした。

【12月4日 日経225先物 日足チャート】

【12月4日 日経225先物 5分足チャート】

実際のところは、『誰が売った』というより・・・

※ 売って、安く買い戻す

・・・という取引を繰り返して、
意図的に株価を下落させたと思われるのですが(´・ω・`)

【12月4日 日経225先物手口(夜間)】

まぁ、それもまた《戦略》なのでいいとして、
その動きを受けてか、翌日も売りが続きました。

買いを呼び込みながらジワジワ売るような・・・

※ 知的な売り

・・・と『勝手に名付けている』売り手です(笑)

そして、それと同じような売りが、
金曜日のナイトセッションでも引き続き見られました(´・ω・`)

アメリカ雇用統計の結果を好感するような買いが入ったあとも、
この売りの影響か、すぐに値を消しています。

【12月7日 日経225先物ナイトセッション 5分足チャート】

しかし、日経平均の重要なサポートラインである
《19400円》が機能し、そこで反転。

ここまでは、チャート上の《株価》を知っていれば、
問題なく理解出来ることです。

しかし、《戻りの鈍さ》から・・・

※ 弱い

・・・という判断を下す方もいたかもしれません。

確かに値動きだけを見ると、
『どちらが強いのか』分かりづらいです。

そこで、もう一つ《株価》以外の要素を加えてみます。

《0:00》を挟んだ時間帯の前後3本ずつ(前後15分間)の、
ローソク足と《出来高》を合わせて見てください。

『陽線 ・ 上髭 ・ 陰線 ・ 陰線 ・ 陰線 ・ 陽線』

株価はその間、《ほぼ変わらず》です。

しかし、この時間帯で《買い方優勢》へ
転じたことが、はっきりと分かります・・・

☆ 上昇している(陽線の)時間帯の出来高の方が、
下落している(陰線の)時間帯の出来高より多い

言い換えると・・・

※ 《買い上がる》パワーの方が大きい

・・・ということになります。

そしてその後は、更なる《売り圧力》の減少が顕著となり・・・

※ 売りが枯れた

・・・という気配を強く感じさせる
動きへとなっていきました。

ここまでイメージ出来れば、翌日の先物は・・・

※ 下抜け前のサポートライン《19700円》以上
(近い水準であれば尚良し)で始まるのであれば、『買いで入る』

・・・という戦略が『リスクの少ない戦略である』ことが分かると思います。

買うのなら・・・

☆ 『売り手が少ないもの』を買うのが、最も安全

・・・なのですから。

これは、現物株にも通用する概念であり、
《日足》《分足》etc.・・・どのチャートでも使えます。

そして、この《力の流れ》を
捉えられるようになると、間違いなく・・・

※ 勝率が一気に上がります

・・・少しでも興味を持って頂けたら、嬉しく思います(#^.^#)

中野英

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