From:中野英
都内の自宅より、、、
12月も、半ばに差し掛かりました。
長いようであっという間の
一年間だったような気がします。
今年は、例年より多忙だったこともあり、
福島の実家へ足を運ぶことも出来ず”(-“”-)”
そうして振り返ると、
やり残したこともありますが、来年は・・・
※ 今年出来なかったこと
※ 新たにしてみたいこと
・・・足元と先々の両方をしっかり見つめて、
色々なことに取り組んでいきたいと思います。
今日は、《強い上髭》と《弱い上髭》の違い
について、考えてみたいと思います。
教科書的には、
特に《高値圏》で出てきた上髭は・・・
※ 弱い
・・・ということになっていると思います。
もちろん、その通り《弱い上髭》は多々あります。
理由は、何かしら聞いたことがあると
思いますので、そちらの方は割愛させて頂きます。
今日は、《強い上髭》の方に焦点を絞ってお話しします。
まず、こちらのチャートを見てください。
【12月8日 4667 アイサンテクノロジー 日足チャート】
出来高的には、危険性がとても高いという
訳ではないのですが、2日続けての上髭ということで・・・
※ 少し危険な香りが
・・・と、その日は判断しました。
ちなみに、12月8日の1日の動きは、このようなものでした。
【12月8日 4667 アイサンテクノロジー 5分足チャート】
高値を付けた後、明確に売りが出てきたことが分かると思います。
ここで考えられる今後のシナリオは、次の3つです。
※ 『買いが引いて』&『売りがさらに下値を叩いてきて』 ⇒ 下落
※ 『売り方・買い方お互いに様子見』 ⇒ 揉み合い
※ 『引き続き買いが入って』&『売りが止まって』 ⇒ 上昇
そこで、もう一度《5分足チャート》を見てみましょう。
高値を付けた後は、確かに出来高が増加した
時間帯のローソク足は《陰線 ⇒ 売り》です。
しかし、《11:00》過ぎの売りを境に、
出来高が増加した時間帯のローソク足が
《陽線 ⇒ 買い》に変わっています。
つまり、《11:00》過ぎまでは・・・
※ 売り方優勢
その後は・・・
※ 買い方優勢
・・・と判断することが出来ます。
《11:00》以降の揉み合いは・・・
※ しっかりと『買いが入っていた』揉み合い
・・・と判断することが出来ました。
この段階では・・・
※ 売りが出てきたが、引き続き買いも入っており、がっぷりよつ
・・・という判断が正解だったのでしょう。
ということは、次の日のローソク足が、
とても重要な意味を持ってきます。
《陰線》で下げれば、買いが止まったということで・・・
※ 売り方に軍配
《陽線》で上げれば、売りが止まったということで・・・
※ 買い方に軍配
・・・という可能性が出てくることになります。
そして翌日、結果はこのような値動きになりました。
【12月9日 4667 アイサンテクノロジー 日足チャート】
【12月9日 4667 アイサンテクノロジー 5分足チャート】
この動きから・・・
※ 売り手は、ドンドンと下値を売り叩くつもりはない
※ 買い手は、買い上がる意思がある
・・・ということが見えてきます。
残された問題は・・・
※ 《5250円》を上値に揉み合って取引を終えていることから、
12月8日高値レベル《5300円》付近の売り手はまだ存在する可能性
・・・その壁を突破できるかどうかに、焦点が移ってきます。
そして、運命の12月10日、果して結果は・・・
【12月10日 4667 アイサンテクノロジー 5分足チャート】
【12月10日 4667 アイサンテクノロジー 日足チャート】
・・・一度跳ね返されるも、見事に突破(・ω・)ノ
『売りたい』という投資家の壁を破ったのですから、
その後再び出てくる壁の水準までは、値動きが軽くなります。
ということで、その後の値動きはこのようになりました。
【12月14日 4667 アイサンテクノロジー 日足チャート】
《上髭》は、『売りが出てきた』という合図には違いありませんが・・・
※ その後、『さらに下値を売り叩いてくるかどうか』は、また別の話になります。
そして、『売りに押される』時間帯があったことは間違いありませんが・・・
※ 買いが『完全に止まったかどうか』は、
一日の値動きを見てみないと分かりません
実際に、どのような《攻防》が繰り広げられたのか、
しっかり見極めていきましょう(#^.^#)
中野英
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